平成7533日目
2009/08/23
【民主党・鳩山由紀夫代表】一人の命も粗末にしない政治をつくると約束
鳩山由紀夫代表は23日午後、東京都内の谷中商店街を練り歩いた後、街頭演説会に参加。地元商店街や買い物客らと握手を交わすなど交流し、途中、立ち寄ったお店で購入したメンチカツをほおばり「美味しい」と笑顔を見せるなどひと時のふれあいを満喫した。
街頭演説では鳩山代表ははじめに、本日午前中に出演したテレビ番組のなかで、自民党の麻生総裁、公明党の太田代表が「今、経済状況は良くなってきている。だからこれからも自公政権に任せてほしい」と発言したことを取り上げ、「信じられない思いだ。4年間で私たち国民の暮らしはどうなったか」と提起。自民党は4年前マニフェストで「郵政民営化をすればあらゆることが良くなる」として、景気、地域社会、さらには社会保障までもが良くなると喧伝したが、実際にはそうなっていない国民感覚と乖離したものと批判した。
この間、消えた・消された年金記録の問題も明らかになったとも指摘し、選挙のたびに1年後には解決すると公言しながら参院選挙からすでに2年が経過するなか解決には程遠い現状だとして、「このようなことを看過することはできない」と自公政権の姿勢を批判。年金記録問題の解決、年金制度の抜本的見直し、医師不足や介護人材の確保を一例として、「人の命より箱もの行政優先の官僚主導の政治を改め、友愛精神、友愛社会の実現、一人の命も粗末にしない政治をつくる」と約束した。
さらに、民主党が掲げる子ども手当にも言及、経済的理由で子どもを産み、育てることをあきらめることがないよう、社会全体で子育てを支援していく考えを強調。あわせて、中小企業への支援策をより充実させることで「街を元気にしていく」とも主張した。
街頭演説会には約1000人が集結、鳩山代表の訴えに熱心に耳を傾けるとともに民主党への熱い激励、声援を送った。《民主党ニュース》
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【世界陸上・やり投げ】村上幸史選手、銅メダル獲得
陸上の世界選手権最終日は23日、ベルリンで行われ、女子マラソンで初出場の尾崎好美(28)=第一生命=が2時間25分25秒で銀メダルを獲得した。男子やり投げの村上幸史(29)=スズキ=も82メートル97で銅メダルに輝き、今大会の日本の獲得メダル数は2となった。
女子マラソンの日本勢のメダル獲得は2007年大阪大会3位の土佐礼子(当時三井住友海上)に続き2大会連続で通算では10個目。男子やり投げの表彰台は五輪、世界選手権通じて初の快挙。《共同通信》
【麻生太郎首相】「金ないのに結婚するな」
麻生太郎首相は23日夜、都内で行われた学生主催のイベントで、若年層の結婚について「金がないのに結婚はしない方がいい。稼ぎが全然なくて(結婚相手として)尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい感じがする」と述べた。
「結婚資金が確保できない若者が多く、結婚の遅れが少子化につながっているのではないか」との学生の指摘に対する回答。一定の生活力が必要との趣旨とみられるが、不況の影響で就職先がなかったりワーキングプア状態にある若者たちに対する配慮を欠いた発言との批判も呼びそうだ。
首相は「自分は金がないわけではなかったが、結婚は遅かった。あるからする、ないからしないというものでもない。人それぞれだと思うから、うかつには言えないところだと思う」とも述べた。《共同通信》
【第45回衆院選】民主党幹部が協議
民主党の鳩山由紀夫代表と小沢、菅両代表代行、岡田幹事長、輿石東参院議員会長は23日夜、党本部で約1時間にわたって協議した。報道機関の衆院選情勢調査で「300議席を超す勢い」など序盤情勢が明らかになったことを踏まえ、終盤の選挙戦略や、選挙後の対応などについて意見交換したとみられる。
麻生首相(自民党総裁)は、千葉県市原市での街頭演説で「北朝鮮貨物検査特別措置法案は民主党が参院で審議拒否し、結果的に廃案になった。北朝鮮が一番喜んだ」と民主党の対応を批判。民主党が新テロ対策特別措置法や海賊対処法に反対したことを指摘し、「こういう政党に日本の安全保障を任せるわけにはいかない」と力を込めた。《読売新聞》