平成7532日目

2009/08/22

【麻生太郎首相】佐用町の豪雨被災現場を視察

麻生太郎首相は22日午前、兵庫県西、北部豪雨で深刻な被害を受けた佐用町を訪れた。庵逧典章町長から被害状況の説明を受けた首相は「激甚災害の指定に向け、被害状況の確定を急がせたい」と述べ、指定に前向きな考えを示した。

ただ具体的な支援策は示さず、滞在時間もわずか20分。被災から2週間後の視察に被災者から冷ややかな声も上がった。

当初はヘリで上空からの被災地視察を予定していたが、天候不良のため取りやめ、午前10時半ごろ、車で現地入りした。


https://www.kantei.go.jp/

佐用町役場で庵逧町長から「被害は甚大。一刻も早く激甚災害に指定し、財政支援をお願いしたい」と要望を受けた。続いて、麻生首相は記者の質問に「亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、捜査捜索に当たっておられる方々には、ぜひ遺体が見つかるように努力していただきたい」と答えたが、その後、秘書官を通じて「遺体」を「行方不明者」と訂正した。

首相は、浸水被害のあった役場近くの商店街を徒歩で視察。2004年の台風でも床上浸水した美容室の女性店主に「商店街は壊滅状態。支援をお願いします」と窮状を訴えられ、言葉少なにうなずいていた。町災害ボランティアセンターの視察は中止となり、短時間の滞在に被災者は肩すかしの格好。商店街で店を再開できないままの70代の女性は「来るのが遅すぎる。片づき始めた今ごろ来られても…」。同町佐用の会社社長(45)も「発生直後に大臣を連れて見に来るのが総理の仕事。選挙のための顔見せでは」と冷ややかに話した。

首相は同日朝、羽田空港から航空自衛隊のU4多用途支援機で神戸空港へ到着。兵庫県の井戸敏三知事から、復旧や生活再建への支援を求める要望書を受け取った。《神戸新聞》

平成21年8月22日、麻生総理は、台風9号による大雨被害の被災地である兵庫県佐用町を訪れ、被災状況を視察し、被災された住民の方々等を激励しました。

視察に先立ち麻生総理は、神戸空港で井戸敏三兵庫県知事と面会し、被災状況の説明を受け、激甚災害の早期指定などを求める要望書を受け取りました。その後、庵逧(あんざこ)典章佐用町長と面会。続いて、JR佐用駅付近の商店街等を訪れ、被災された住民の方々を激励しました。

麻生首相は「 目で見るというのはすごく大事なことで、事態の大きさというものが実感として湧いてくるところです。 また、ボランティアの方々も随分と来ておられて、そのおかげでここまで片付けなど進められたんだと思います。 激甚災害の指定というのは、確定しないとなかなかできないので、確定を急がせるようにしたい。 今後も、いろいろと話が出てくると思うので、速やかに対応したいと思っています。 」と述べました。《首相官邸》




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【 JR西日本】男性運転士が勤務中に女性を盗撮

JR西日本金沢支社は22日、同支社所属の男性運転士(28)が滋賀県内で電車を運転中、私有のカメラ付き携帯電話で車内の女性客を撮影した、と発表した。

運転士はブレーキハンドルから手を離し、7、8秒間、後ろを向いて撮影していた。電車は時速約120キロで走行中だったといい、約200メートルの間、前を見ていなかったことになる。電車には約150人が乗っていた。《毎日新聞》

【オリックス・金子千尋投手】2試合連続完封勝利

オリックス10−0楽天◇22日◇Kスタ宮城

オリックスの金子が2試合連続完封。5安打3四死球で走者を背負ったが、要所を締め2年連続の10勝目を挙げた。打線は一回に3連打で2点を先行。四回に3点を加え、終盤に岡田のソロなどで突き放した。楽天の連勝は6でストップ。《共同通信》

【この日の民主党】

閉塞した政治を打ち破ろう 岡田幹事長

岡田克也幹事長は22日午後、兵庫県神戸市の三宮センター街入り口で街頭演説し、残暑の日差しの中1000人を超える聴衆に向けて、しがらみのない民主党だからこそ、今の閉塞した政治や制度を変えることができると訴え、民主党の政策への理解を求めた。

はじめに辻泰弘参院議員(兵庫県連代表)が挨拶に立ち、「耐用年数を超えた自民党政治に終止符を打ち、新しい政治の流れを作る、生活が第一の、市民が主役の政治を私たちの手に取り戻そう」と呼びかけた。

次にマイクを持った岡田幹事長は、演説の中で自民党を批判するつもりはない。批判ばかりしていると、今の自民党の総裁や幹事長のようになってしまうと冒頭述べ、批判ではなく、自らの政策を語り、訴えることのほうが重要であると、批判のための批判に終始する最近の自民党に懸念を表明した。

岡田幹事長は、民主党が訴えている政策について、日本では官僚が政策を作り法案を国会に出してきたとしたうえで、「民主党の議員は政策の議論に熱心だから、毎日毎日議論して、現場の意見を聞いて政策を作ってきた。これをまとめた政策集は私たちの魂のこもったものだ」と話し、是非私たち民主党の政策集を読んでいただき、民主党の考え方に対する理解を深めてほしいと述べた。

岡田幹事長は、政策の骨格として、ムダ遣いをなくし、制度を見直して財源を出すことが第一だとして、「自民党はできないというが、官僚政治に乗っかってきた彼らには変えられない。しかししがらみのない民主党は必ず実現する」と民主党の実行力を強調した。

岡田幹事長は第二に、「社会全体で子育てを支援すること、親の経済状況で子どもの学ぶ機会を奪うことは認めない、さらに年金、医療、介護の制度改革など、人に対する投資、人を大切にする政治だ」と話し、私たちは整合性の取れた骨太の政策を皆さんにご提示させてもらうと述べ、これらの政策を実現するために民主党への理解を求めた。《民主党ニュース》



8月22日 その日のできごと(何の日)