平成7502日目

2009/07/23

【この日の麻生総理】

北方少年の表敬

平成21年7月23日、麻生総理は総理大臣官邸で、北方少年(北方領土元居住者の三世等の中学生)の表敬訪問を受けました。

今回、麻生総理を訪問した北方少年は、根室市立啓雲中学校の高岡真莉子さんら7名です。

冒頭、少年達からそれぞれ北方領土への想いが語られ、別海町立別海中央中学校の石川小春さんは、「北方領土が返還されたら祖母が元気なうちに一緒に島に行って、その頃の話をいっぱい聞きたいと思っています。一日でも早く島が戻ってくるように、自分でもできることはしっかりやりたいと思います。」と述べました。

これを受け麻生総理は、「それぞれの想いが伝わってきて、良かったです。北方領土返還の話は、歴代総理がソ連もしくはロシアと長い間交渉してきています。こういう話は時間が掛かる話ではありますが、継続していかないといけないので、皆さんのように次の世代を担う人達がこういった気持ちを持ち続けていただくことが大事です。こういったものが広がっていくように話をする。いろんな所で話をしていただかないと忘れられてしまう。是非皆さんの仲間うちで広がるように期待しています。」と述べました。《首相官邸》

各種団体を訪問

麻生太郎首相は23日午前、日本電機工業会や全国漁業協同組合連合会、日本商工会議所などを訪問した。景気対策などの実績を強調したうえで「自民党でなければ日本を守っていけない」と述べ、次期衆院選での自民党支持を要請した。選挙前に首相自ら各種団体を訪問するのは異例。同日午後には全国銀行協会や日本自動車工業会なども訪問する予定だ。

全漁連では服部郁弘会長らと会談。服部氏が政府の燃油価格高騰対策について「大変ありがたかった」などと述べ、首相は「継続してセーフティーネットを構築していくべきだ」と応じた。

宮原邦之代表理事専務は会談後、記者団に「自民党の政策はすでに実施中のものであり、有効な措置だ。今の段階で民主党とどうこうするつもりはない」と語り、地方組織に対し、自民党を支持するよう要請したことを明らかにした。《日経新聞》

方針転換の民主党を批判

麻生太郎首相は23日、次期衆院選のマニフェスト(政権公約)をめぐり、民主党が外交・安全保障分野で現実路線への歩み寄りを見せていることについて「国会論議ではあれだけ反対しておいて、選挙直前になったら変えるのか。理解ができない」と批判した。「『ぶれた』っていうのはそういうことじゃないか」とも述べた。首相官邸で記者団に語った。

自民党のマニフェスト作成が遅れているとの指摘に関しては「自民党だけが遅れているというのは違う」と語った。《日経新聞》




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【吉田拓郎さん】残る2公演も中止に

シンガー・ソングライター吉田拓郎(63)の所属レコード会社は23日、「慢性気管支炎の悪化」で自宅療養中の吉田の病状が改善しないため、25日の静岡県掛川市の「つま恋」と8月3日の東京・NHKホールのコンサートを中止すると発表した。

吉田は「本当に無念であります。日常生活に支障は少ないもののステージは困難と判断しました。治療に専念し完全回復を果たします。本当に申し訳ありません」とのコメントを出した。

吉田は「最後の全国ツアー」として6月から8月3日まで各地で公演を予定していたが、今月8日に体調不良を訴えて同日の大阪公演を中止。「約2週間の自宅療養が必要」との診断を受け、福岡市などの公演も取りやめた。《スポニチ》

【千葉女性連れ去り事件】女性を保護、28歳男逮捕

千葉市花見川区の花見川団地で洋服店店員A子さん(61)が首を切られて殺害され、豊田さんの次女B子さん(22)が連れ去られた事件で、殺人と逮捕監禁容疑で全国に指名手配されていたB子さんの元交際相手で住所不定、無職C容疑者(28)を那覇市内の路上で発見し、沖縄県警が逮捕した。発見当時、一緒にいたB子さんの無事も確認し、保護した。C容疑者は「間違いだらけです」と容疑を否認している。

事件は18日午前9時20分ごろ、花見川団地の2階踊り場付近で、A子さんが首など数カ所を刃物で刺され死亡しているのを住民が発見し発覚。自宅にいたB子さんが男に連れ去られていた。目撃証言などから、千葉県警はC容疑者の犯行とみて殺人と逮捕監禁容疑で全国に指名手配していた。

捜査本部が調べたところ、C容疑者の車は18日正午ごろ、東北自動車道の館林(群馬県)―佐野藤岡IC(栃木県)の間に設置してある監視システムで、通過が確認された。その後、佐野藤岡ICで下り、19日午前には同IC近くのガソリンスタンドで給油していたことが確認されている。

捜査本部は23日中にC容疑者の身柄を那覇から千葉北署に移送し、事件についてや那覇市に行った手段や経緯などについて詳しく事情を聴く。《朝日新聞》

【この日の民主党】

「約束が果たせなかったならば、政権を降りて欲しい。それが民主主義」幹事長

岡田克也幹事長は23日午後、群馬県太田市内で記者団の質問に答えた。

岡田幹事長は、民主党のマニフェストに、八ッ場ダムの建設中止は盛り込まれるかとの問いに、「ムダ遣いの具体的な例として盛り込まれる」と答え、 中止する事業に加えていると述べた。

群馬県第4区への候補者の擁立については、「時間をかけるわけには行かないが、しかるべきときを考えている」と答えた。

解散後の初めての遊説先として群馬県を選んだことに関して、意気込みを聞かれた岡田幹事長は、「群馬は充分戦えるところだと思う。それぞれに頑張ってほしい」と答え、政権交代に向け、各自の奮起を促した。

小泉政権以降の自民党のマニフェストを、民主党として検証していくのかと問いには、「それは本来自民党がすべきこと」と述べたうえで、「国民から見ればとても認められないような現状にある。時期が来れば、検証して国民の皆さんに分かりやすく伝えて行きたいと思う」と答えた。

さらに続けて小泉改革依頼の自民党政治について、「改悪はあったが、改革はなかった。国民のために良いことをしたというならば、ぜひ教えて欲しい。約束が果たせなかったならば、政権を降りて欲しい。それが民主主義だ」と、公約を果たせない自民党を厳しく批判した。

同日公表された民主党の政策集で、日米関係については、「オバマ大統領との信頼関係を前提とし、日米安保を、30年、50年持続可能なものにするには、戦後の引きずりの中で地位協定の問題、基地問題が起きており、信頼関係に基づいて話をしていかなければならない」と話し、政策集もその考え方に立ってまとめられていると答えた。

また、自民党が最近制作したアニメーションなど、自民党のネガティブキャンペーンが激しさを増している点を問われ、岡田幹事長は「まず、自ら何をするべきかを述べるべき。いきなり批判するだけでは、もう野党の準備をしているのだなと思う」との感想を述べた。《民主党ニュース》



7月23日 その日のできごと(何の日)