平成7490日目
2009/07/11
【民主党・鳩山由紀夫代表】一人の命も粗末にしない政治をつくろう
鳩山由紀夫代表は11日午後、東京都北区のJR赤羽駅前で街頭演説を行い、一人の命も粗末にしない政治を作ろうと訴えた。
鳩山代表は「東京が自殺の名所になってしまっている」との問題認識を示し、世界の中でも日本、日本の中でも最も発展して過ごしやすい地域であるはずの東京で、多くの方が自分の居場所をなくし、自ら命を絶ってしまっていると指摘。「どう考えても政治の責任だ」と述べた。
また、仕事がほしくても見つからない、病院に行きたくても時間がかかって行けない、介護の世話になりたくても、現場で働く人が足りずに受けられないなど、都の現状に言及。一方で「アニメの殿堂」があるとして、税金が正しくないところに使われ、必ずしも都民が求めるところに使われていない現実を問題視した。
「麻生政権に対して皆さん方が信任をして、このままやれというのか。それとも立ち止まって、麻生政権はもう結構だから、早く解散して信を問いなさいと主張するのか」と問いかけ、その思いを突きつけようと訴えた。
さらに「4年間の総決算が解散・総選挙だ。そこに(総裁の)顔を変えてごまかしてたたかうことは、正攻法、常道ではない」と指摘し、首相が自分の力で解散し、信を問うべきだとした。
鳩山代表は、公認予定候補が空白区となっている東京12区にも、勝てる候補者を擁立する考えを示し、皆さんの力で政権交代を実現しようと呼びかけ、万雷の拍手をあびた。《民主党ニュース》
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【麻生太郎首相】サミットから帰国
麻生太郎首相は11日夕、イタリアで開催された主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)出席を終え、日航チャーター機で羽田空港に到着した。《共同通信》
【この日の民主党】
政権公約を現実路線に
民主党は11日、これまで主張してきた海上自衛隊によるインド洋での給油活動停止を衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込まない方針を固めた。2007年の参院選政権公約には米国と対立することも辞さずに「イラク派遣自衛隊の即時撤退」を明記したが、今回は衆院選後の政権獲得が現実味を増してきたことを踏まえ、給油継続を強く望むオバマ米政権に配慮して現実路線に転換することになった。《共同通信》
【この日の民主党】
この国を変える大きなチャンス 岡田幹事長
岡田克也幹事長は11日午前、東京都千代田区の麹町郵便局前で街頭演説し、「もうすぐこの国を変える国民にとっての大きなチャンスがくる」として、海江田万里・東京都第1区総支部長とともに政権交代を実現させようと呼び掛けた。
岡田幹事長は、「政権を変えるということは予算の使い方を変えるということ、予算をゼロべースで見直すことだ」と表明。あわせて、自民党はしがらみのなかで見直しができないとの見方を示したうえで、「私たち民主党はやれる」と力説した。
「子育て支援や、子育てと仕事の両立、高等学校無償化や大学の奨学金など教育費を増やしていく、人への投資により多くの予算を使うようにする。人への投資を行いこの日本を元気する」と強調し、民主党政権での予算の使い方・もたらされる政策を列挙して、政権交代の意義を説明。その実現に向け、支援を求めた。この訴えに集まった聴衆は大きな拍手で応えた。
また、岡田幹事長は都政でも同じだとして、都議会の役割が重要だとして、新銀行東京、築地市場の移転問題に触れ、「石原知事の暴走を止められない都議会は何のためにあるのか。都議会をチェック機能を果たすものにしなければならない」と訴え、都議会でもモノがいえる民主党の更なるパワーアップが必要だとした。
海江田総支部長も、「日本を変えたいとの思いが実現するまで、あと少しの所にきている」と政権交代の実現しようと呼び掛けた。《民主党ニュース》