平成7394日目
2009/04/06
【この日の麻生総理】
日本・ベネズエラ・ボリバル共和国首脳会談
麻生太郎首相は6日、ベネズエラのチャベス大統領と官邸で会談し、野球談議に花を咲かせた。野球好きで知られるチャベス氏は、ベネズエラがワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で敗退したことがよほど悔しかったらしく、「次は勝つ」と優勝宣言した。
チャベス氏は自ら音頭を取り、拍手で日本のWBC優勝を祝福。キューバのカストロ前国家評議会議長と会った際、議長が「日本はパーフェクトなチームで勝てない」と発言した“秘話”を紹介した。会談後には記者団にバッティングフォームを披露するなど、サービス満点だった。《産経新聞》
平成21年4月6日、麻生総理は総理大臣官邸でベネズエラ・ボリバル共和国のウゴ・チャベス・フリアス大統領と首脳会談を行いました。
麻生総理は、挨拶で「ベネズエラと日本は、昨年で外交関係樹立70周年、日本人の移住が始まって80周年を迎えて、二国間の関係がさらなる強化に向けた機運が高まっている時に大統領が訪日されたことに関しては、誠に時機を得たものだと思って改めて歓迎申し上げます。」と述べました。これを受けて、チャベス大統領は短期間での訪日の受け入れに謝意を表し、石油・天然ガス分野を中心に日本との強固な関係を構築していきたいとの発言がありました。
会談では、両国首脳は、エネルギー分野における協力を一層強化していくことで一致し、特に、エネルギー分野での二国間協力を具体的に推進するため、ベネズエラのオリノコ油田開発やガス開発、資金手当の可能性についてワーキンググループを設置して検討することで一致しました。また、麻生総理が、二国間の経済活動の良好な環境の整備に向けて官民合同の対話の場を設けることを提案し、チャベス大統領はこれに同意しました。
日本・セーシェル首脳会談
平成21年4月6日、麻生総理は総理大臣官邸で、実務訪問賓客として訪日中のセーシェル共和国のジェイムス・アリックス・ミッシェル大統領と首脳会談を行いました。
麻生総理は、「TICAD IVに続いてのミッシェル大統領の訪日を歓迎申し上げます。去る3月10日、東京にセーシェルの名誉総領事が就任したことにより、両国関係が一層深まることを期待しています。」と述べました。また、これを機会に再び、セーシェルへの日本の観光客が増加すること、マグロ漁業が活性化することを望む発言がありました。
これに対し、ミッシェル大統領は、訪日招聘、これまでの支援、名誉総領事就任にあたっての協力に感謝すると述べました。また、本年5月に開催するセーシェル・フォーラム(同国の経済改革計画を支援するフォーラム)への出席、クール・アース・パートナーシップに基づく気候変動分野での支援等で日本の各種協力の期待を表明するとともに、租税協定の締結、日本からの直行便の就航を提案しました。
麻生総理は、日本は経済危機の最中にあっても、2012年までのアフリカ向けODA倍増、民間投資倍増支援等のTICAD IVにおける約束を必ず実行し、アフリカの成長、MDGs(ミレニアム開発目標)の達成等を引き続き後押しする考えを伝えました。
アカデミー賞受賞監督による表敬
平成21年4月6日、麻生総理は総理大臣官邸で、第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」の滝田洋二郎監督と、短編アニメーション賞に輝いた「つみきのいえ」の加藤久仁生監督の表敬を受けました。
麻生総理は、滝田洋二郎監督、加藤久仁生監督から、受賞の報告を受け、「アカデミー賞受賞もすごく明るいニュースでした。」と祝意を述べました。また、「若い人にも、希望というか、俺もやろうかなという気にさせる、刺激したところが大きいんじゃないか。」と述べ、受賞を讃えました。この後、それぞれのオスカー像を実際に手にとるなどして歓談しました。《首相官邸》
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【本屋大賞2009】湊かなえ氏「告白」
【ドジャース・黒田博樹投手】開幕戦勝利
米大リーグ、ドジャース入団2年目の黒田博樹投手は6日、カリフォルニア州サンディエゴでパドレス戦に先発、5回2/3を投げて4安打1失点、チームは4―1で勝ち、黒田が勝利投手になった。
日本人選手が開幕投手を務めたのは、野茂英雄氏(ドジャースなど=引退)、松坂大輔投手(レッドソックス)に続く3人目で、2003年の野茂氏以来となる勝利投手になった。
1回に1点を失った黒田は、3―1とリードしている6回2死満塁の場面で降板したが、救援投手が抑えた。《スポニチ》
【ヤンキース・松井秀喜選手】日米通算445号
ヤンキース5―10オリオールズ
ゴジラが復活の雄叫びを上げた。ヤンキースの松井秀喜外野手(34)が6日(日本時間7日)のオリオールズ戦に日本人初の開幕4番として出場。7回に自身3本目の開幕弾となる1号2ランを右中間席へ放ち、日米通算445号とし、恩師である長嶋茂雄・巨人終身名誉監督(73)の記録を超えた。チームは大敗して空砲に終わったが、左ひざ手術からの完全復活を予感させた。《スポニチ》
【千葉県・森田健作知事】初登庁
先月29日の千葉県知事選で当選した森田健作新知事(59)が6日午前10時、千葉市中央区の県庁に初登庁した。黒塗りの公用車で到着すると、職員や支援者、森田知事を一目見ようと集まった県民ら約1000人が拍手で迎えた。「おめでとう」「頑張れよ」などの声が飛び、職員から花束を受け取った森田知事はガッツポーズをとった。《毎日新聞》
【この日の民主党】
経済対策チーム、第2回会議を開催
党経済対策チームは6日午後、国会内で第2回目となる会議を開き、民主党の国民生活改善・景気回復案の取りまとめに向け、活発な議論を展開した。
冒頭、直嶋正行政調会長は挨拶のなかで、民主党として景気・経済対策を早期にとりまとめ、発表していく方針を明示。麻生首相が3段ロケットと称した政府の景気対策は、現下の深刻な経済状況において効果が限られたものであると指摘、民主党らしい視点で経済対策をまとめ、9月までに必ず行われる衆議院解散・総選挙を念頭に置きながらまとめていくとした。
この点について小沢一郎代表からは「財源はあるから思い切った政策をつくるように」との指示があったことも直嶋政調会長は明らかにし、「国民の生活が第一。
」の政策づくりに向けての尽力を要請。8日水曜日の『次の内閣』閣議で骨格を確認できるようにしたいとの意向を示した。会議では、民主党の経済対策に関する基本理念として「国民の生活が第一。」、「家計の生活を良くすれば、経済が良くなる」とすること、また基本方針としては、2年間で国民生活改善・景気回復の実現を目指すこと、また「過度の外需依存型」から「内需主導型」へと経済構造を転換させ、そのなかで国際競争力のある産業を育成することとを確認。消費者・国民生活サイドに立った政策づくり、セーフティネットの強化、環境分野など新たな国際競争力のある産業の育成等の基本方針のもと、具体的な政策について協議した。
会議終了後に直嶋政調会長は、記者団に対して、本日の議論を踏まえ、明日7日午後に『次の内閣』の関係閣僚を交えた会議を開催、明後日8日の『次の内閣』での骨格案とりまとめを目指すとする今後の方針を示した。景気対策は、21年度以降複数年のものとして、従来検討してきたマニフェストの政策のなかで経済対策に関するものは一部前倒しというかたちで折り込むことも示唆した。
政府が追加の経済対策に関してGDPの2%以上、真水10兆円規模を想定しているようだがどう見るかとの質問には、「経済効果なければ仕方ない。規模について競う考えはない」と回答。減税については、アイディアとしては出たが、具体的には税調で検討を求める考えを示した。《民主党ニュース》