平成7377日目

2009/03/20

【阪神なんば線】開通

神戸、なんば、奈良の3都市間の直通運転を可能にする阪神電気鉄道なんば線が20日、開通した。阪神尼崎駅では早朝から記念セレモニーが開かれ、午前4時50分、鉄道ファンら約200人を乗せた近鉄奈良行きの始発列車が出発した。

阪神と近畿日本鉄道が相互に乗り入れし、三宮―近鉄奈良間が最速76分で結ばれる。新線部分は、西九条―大阪難波(近鉄難波から改称)間の約3.8キロ。これまでの阪神西大阪線を含む尼崎―大阪難波間全体が阪神なんば線に名前を変えた。

新線部分には九条、ドーム前、桜川の3駅があり、それぞれ地下鉄中央線、長堀鶴見緑地線、千日前線と接続する。 総事業費は当初1071億円と見込まれていたが、工事費の削減で900億円強に抑えられたという。初年度は1日6万7千人の乗客を見込んでいる。《朝日新聞》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【この日の麻生総理】

経済危機克服のための「有識者会合」(第4日目)

平成21年3月20日、麻生総理は総理大臣官邸で、経済危機克服のための「有識者会合」を開催しました。

この会議は、世界的な金融危機に端を発する我が国の景気の悪化を受け、内閣総理大臣が、今後の経済財政政策のあり方について、10のグループに分かれて、各分野を代表するような各界の有識者から総合的に意見を伺うための会議です。

4日目となる今回は、まず雇用・人材開発関係の有識者7名を総理大臣官邸に招き、次に地方自治体・地域経済関係の有識者9名を招いて、関係閣僚と共に政策のあり方について議論を行いました。《首相官邸》

【民主党・小沢一郎代表】鳩山、菅両氏と会談

民主党の小沢一郎代表は20日夜、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長と都内で会談した。西松建設の巨額献金事件で逮捕された、小沢氏の公設第一秘書の拘置期限を週明け24日に控え、結束を確認する狙いがあったとみられる。小沢氏は会談で重ねて違法性を否定し、検察当局への対決姿勢を示した。《共同通信》

【この日の民主党】

前原副代表、ごとう・神奈川16区総支部長、「政権交代後の日本を語る集い」で講演

前原誠司副代表は20日午後、神奈川県厚木市で開かれた「政権交代後の日本を語る集い」に出席し、約1000人の参加者を前に、ごとう祐一・神奈川県16区総支部長とともに演説を行った。

前原副代表は、「政治献金については、思いを込めたお金を、透明な形で、額は少なく広くというのがあるべき姿であり、企業献金が悪で個人献金が良いというのは若干歪んだ議論だと思う」と述べ、自らの初出馬時の資金面の苦労を語った。

また、「政権交代は目的ではない。税金の使い道を変えて、国と地方のあり方を変えることも大事だが目的ではない。皆様方お一人お一人が、やる気と生きがいと将来の安心を持てる国にすることが目的」だと強調。自民党中心の政治が、年金、医療費、障害者福祉、教育費などを削ってくるなか、「特に小泉改革による社会保障費削減は目に余る」と批判し、「民主党は各省の既得権益を壊し、やる気と生きがいと安心を感じられる国にしていく」と、民主党が目指す国のあり方を語った。

ごとう総支部長は、「日本が目指す国のあり方として、第一にほどほどの暮らし、第二に命、第三に世界の平和を守ることが大事だと考えている。景気対策の予算も道路より介護施設を、介護施設もデラックスなものよりも安くても使いやすいものをたくさん造るべき」と、ビジョンに基づいた個別政策の展開を訴えた。

ごとう総支部長はまた、特養ホームにおいて、各自のベッドからトイレまで要介護者の方を移動させられるように、吊るして運ぶ機械がほとんど使われない場合でも必ず設置されている点を指摘。「これがないと補助金がもらえないからであり、(不要な場合も一律で設置を義務づける背景には)介護施設の設備をチェックする機関への官僚の天下りの構造が隠れている」と、天下りとムダ遣いの関係を浮き彫りにした。

さらに、「愛の反対語は無関心だ、とマザーテレサは言った。今の日本の最大の危機は無関心だ」と述べ、政治への期待を持ち続けてほしいと訴えた。《民主党ニュース》



3月20日 その日のできごと(何の日)