平成7207日目

2008/10/01

【大阪・個室ビデオ店放火事件】

10月1日のできごと(何の日) 大阪個室ビデオ店放火事件

1日午前3時ごろ、大阪市浪速区難波中3丁目の7階建て雑居ビル「檜ビル」1階にある個室ビデオ店「試写室キャッツなんば店」付近から出火。大阪市消防局によると、店舗約220平方メートルのうち約40平方メートルが燃え、午前10時半現在で利用客の男性15人が死亡、女性1人を含む約10人が負傷し、うち1人が重体、2人が重傷という。

火元とみられる部屋の利用者の大阪府内の40代の無職の男が放火をほのめかす供述を始めたとして、大阪府警は現住建造物等放火の疑いで、この男の逮捕状を請求。今後殺人容疑も視野に調べを進める。

府警捜査本部などによると、店内には個室の試写室が全部で32室あり、各室は2平方メートルほどで、簡易ベッドとテレビ、DVDデッキがある。

避難した人の証言などから、捜査本部は大阪府内の40代の男が利用していた個室が火元との見方を強め、事情を聴いていた。男は負傷しておらず、「室内でたばこを吸っていた」「出火時は室内で寝ていた」と捜査本部に説明していた。しかしその後の事情聴取に放火を認める供述をしたという。男が利用した個室は店の中央部分にある。

亡くなった人の大半はやけどの程度が軽いことから、捜査本部は一酸化炭素(CO)中毒で死亡したとみている。捜査本部によると、亡くなった人のうち、運転免許証などを所持していたのは半数以下で、身元確認には時間がかかる見通し。けが人は32~77歳の男性9人と51歳の女性で、女性は利用客ではないという。当時店内には、店長と従業員の計3人、客は26人いたとの情報がある。《朝日新聞》

大阪府警捜査一課は同日午後、現住建造物等放火と殺人、殺人未遂の疑いで、火元ともられる個室を利用していた大阪府東大阪市、無職A容疑者(46)を逮捕、浪速署に捜査本部を設置した。

A容疑者は「生きていくのが嫌になり、ライターで店内のティッシュペーパーに火を付けキャリーバッグの荷物などに燃え移らせた」と供述しており、詳しい動機を調べる。《共同通信》




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【オリックス・清原和博内野手】プロ23年の現役生活に幕

オリックス・清原和博内野手(41)が1日の試合で現役生活にピリオドを打った。試合終了後の引退セレモニーでは、オリックス選手会長の北川博敏内野手、親交のある阪神の金本知憲外野手(40)が次々に花束を贈呈した。

そしてスペシャルゲストで歌手の長渕剛(52)がサングラスに白のタンクトップ姿でアコースティックギターをかかえて登場。「清原さんのために歌います。彼がこよなく愛してくれた歌です。みんなも一緒に歌おう!」と清原が打席テーマ曲として使用していた「とんぼ」を熱唱。直立不動で聞き入った清原はあふれる涙をこらえきれず、タオルで何度も何度もぬぐっていた。

そして清原は引退のあいさつを行い、グラウンドを1周して総立ちのファンに別れを告げた後、ホームベース上でオリックスナインに胴上げされ、5度宙に舞い、プロ23年のキャリアに幕を閉じた。《スポーツ報知》

【この日の麻生総理】

衆議院本会議で代表質問

平成20年10月1日、衆議院本会議で、所信表明演説に対する各党からの代表質問が始まりました。麻生総理は、国政に関する質問に「改革による成長とは、日本経済の王道を行くこと。すなわち、新たな産業や技術により新規の需要と雇用を生み出して、新経済成長戦略を強力に推進することだと考えております。」と述べ、外交の基本スタンスや地球環境問題、減税、地方の活性化等についても答弁を行いました。《首相官邸》

【民主党・小沢一郎代表】麻生首相の所信表明を批判


https://www.kantei.go.jp/

国会は1日午後の衆院本会議で、麻生太郎首相の所信表明演説に対する各党代表質問が行われた。しかし、トップバッターにたった民主党の小沢一郎代表は、麻生首相が民主党に逆質問を展開した所信表明演説を批判。

「明白な理念も具体なビジョンや政策も全く示されていない。唯一、具体的なものは民主党に対する誹謗中傷だけだ」とした上で「(自身の)所信を申し上げることにより総理への答弁としたい」と述べ、政治理念と政権構想を語る異例の所信表明合戦となった。

小沢代表は質問の冒頭から、安倍・福田両政権が1年足らずで政権を投げ出したとし「与党が政権を担う能力を失ったならば、直ちに野党に政権を渡し、総選挙を行うのが議会制民主主義の道筋だ」として衆院解散・総選挙を迫った。《ロイター》

【この日の民主党】

[次の内閣]「政治とは生活である」の政策で選挙勝利を 鳩山幹事長

民主党『次の内閣』は1日、本会議後に国会内で閣議を開催。

冒頭挨拶に立った菅直人「次の内閣」ネクスト副総理大臣は、小沢一郎代表、鳩山由紀夫幹事長の代表質問について、与党の若手議員も野次を飛ばせない雰囲気だったとの所感を述べ、マニフェストに盛り込むべき提案を積極的に提示、挙げ足取りに終始した与党の代表質問と比べ「与野党逆転を示していた」と称賛。そのうえで、「『次の内閣』の各議員の努力がいい形で表れた」として、衆議院の解散を目前にチーム力をもって選挙を勝ち抜き、選挙後は本物のキャビネットをつくるよう頑張りましょう」と檄を飛ばした。

代表質問を終えた鳩山幹事長は拍手が沸く中、代表質問を通して国民の皆さんにどちらが与党となり政権を担うにふさわしいかよく見てもらえたのではないか、と挨拶し、NC各大臣の努力の積み重ねにより官僚任せの政治の問題が明らかになったとしてその活躍を高く評価。「この努力の先に政権が待ち受けている。『政治とは生活である』の政策をつくりあげてきたことが国民に示され、評価する時期がやってきる」と表明。「金融危機の中、補正予算案の審議等には柔軟に対応しながら解散に備える状況をつくってほしい。お互い頑張りましょう」と締めくくった。

直嶋正行ネクスト官房長官(政調会長)はマニフェスト作成の経緯及び今後のスケジュールについての見通しを述べた。

川内博史国会対策委員長代理は、自民党の国会対策が各省庁に対して、野党からの資料要求等については各省庁限りの判断で資料を提出することを慎むようにとの通達を出していたとことが判明したと報告。議員個人の事務所から各省庁へ調査依頼したものが自民党の国対によってその情報提供が阻まれている現状を問題視、調査の事前検閲であり、言論封鎖に繋がると指摘した。

報告・協議事項では、平成20年度補正予算案ならびに関連法案である地方税等減収補てん臨時交付金に関する法律案について、論点を確認。予算委員会での審議を通じて結論を出すとして、最終的な対応を直嶋ネクスト官房長官及び党執行部に一任することを了承した。

また、仙谷由人衆院議員を座長とする「裁判員制度実施に向けた環境整備等の検証PT」(事務局長:細川律夫ネクスト法務大臣)の設置を了承。2009年5月の施行を目前に控える中、国民の支持と理解を得ると同時に、裁判員となる国民の負担軽減のための環境整備状況を検証するとともに裁判員法及び関連法令の一部見直しの必要性の有無について検討することとした。

閣議後の記者会見で直嶋ネクスト官房長官は、自民党の情報隠蔽工作に言及。日本では省庁しか持ち得ない資料が多くあるとして、その資料要求を拒否するとするならば「民主主義そのものを否定するもの。国会法上、憲法上、省庁のあり方としてどうなのか」と、与党に抗議を申し入れる方針を示すとともに、マスコミ各社に対しても「問題意識をもって対処するように」と要請した。《民主党ニュース》



10月1日 その日のできごと(何の日)