平成7033日目
2008/04/10
【この日の福田総理】
日本・マーシャル諸島共和国首脳会談
平成20年4月10日、福田総理は総理大臣官邸で、マーシャル諸島共和国のリトクワ・トメイン大統領と会談しました。
冒頭、福田総理から、トメイン大統領の初訪日を歓迎し、漁業などで培われた良好な関係を強化したい旨を述べたのに対し、トメイン大統領から、良好な二国間関係を更に強固なものとしたいとの発言がありました。
会談では、気候変動問題や、来年日本が開催する太平洋・島サミットなどについて話し合われました。トメイン大統領から、日本が気候変動分野においてイニシアティブを発揮していることを高く評価するとの発言があり、これに対し福田総理は、我が国は、「クールアース推進構想」を通じ、実効性のある国際的枠組みづくりに積極的に取り組んでおり、これらの取組により、気候変動により深刻な被害を受ける貴国をはじめとする島嶼(とうしょ)国の被害を低減することとなる旨述べました。《首相官邸》
「日銀法には欠陥」
福田康夫首相は10日夜、日銀正副総裁人事案の度重なる参院不同意を受け、衆参両院の同意を必要とする日銀法に関し「今までの経緯を考えると明らかに欠陥がある。それは認める」と表明した。首相が現行法の不備を明言するのは異例。官邸で記者団の質問に答えた。《共同通信》
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【愛子内親王殿下】学習院初等科の入学式に出席
皇太子家の長女愛子さま(6つ)が10日、学習院初等科(東京都新宿区)に進学、ご夫妻とともに入学式に出席した。紺色のセーラー服、赤いスカーフの制服姿の愛子さまは雅子さまと手をつなぎ、にっこりと笑顔で初等科校舎へ。
宮内庁によると、講堂で行われた式では、父母席でご夫妻が見守る中、愛子さまは「わたしたちは今日から学習院初等科の1年生です。よい子になります」と同校伝統の誓いの言葉を同級生と一緒に述べた。《共同通信》
【この日の民主党】
福田首相は民意を問うべき 菅代表代行
菅直人代表代行は、10日の定例記者会見で、党首討論の感想、道路特定財源の暫定税率期限切れでの意図的な混乱、暫定税率と道路財源の関係について語った。
菅代表代行は、昨日9日に行われた党首討論で福田首相が、民主党のせいで、政権運営がうまくいかないといった趣旨の発言があったことについて、「それならば、まさにそのことを問うて選挙を行って、国民の民意を問うべきではないか」と述べ、総選挙で決着をつけるべきだとした。
また、話し合いでまとめるべきだとするマスコミ論調に対しても、話し合いは重要としながらも、暫定税率廃止、年金問題、後期高齢者医療制度など、根本的なところで民主党と自民党では考えが違う以上、選挙を行って、国民の意思を問うべきとの考えを表明。「話し合いがまとまらないのが悪いという論調は理解できない」と重ねて語った菅代表代行は、「福田総理がいろいろ話し合おうとしても話し合いがまとまらないというのであれば、国民に真を問う形で状況の打開を目指されればいい。わが党はわが党として政策をきちんと提示しているので、国民の真を問うて選挙で戦うのがまさに民主主義の王道だ」と強調した。
次に、揮発油(ガソリン)税等の暫定税率が期限切れになったことで、新規の事業の発注がストップするなどの混乱が生じている状況を意図的に国土交通省が作り出そうとしていることに強い憤りを感じると批判した。その上で、道路特定財源の一般財源化に関する与党との政策協議には応ずる姿勢は変わらないとした。
さらに、菅代表代行は、暫定税率と一般財源化について、税の理論からすれば、特定財源の一般財源化が本質だが、政治的には暫定税率の廃止が重要であり、期限切れになったからこそ、国民の関心も高まっていると指摘。
その上で、「暫定税率が元に戻れば、道路特定財源のうち余ったところだけ一般財源化しようという話なるのは明らか。(自民党の)二階総務会長が率いる総務会で一般財源化を決定できる見込みあるのか。道路の権力を背景に選挙を仕切ろうとする古賀選対委員長が(一般財源化を)認めるのか。暫定税率が元に戻ればすべての議論が元の木阿弥になる」と述べ、暫定税率期限切れで財源が減少しているなか、一般財源化の議論を進めることに意義があるとして、早急に進めるべきとの考えを表明した。《民主党ニュース》