平成7015日目

2008/03/23

【福田康夫首相】防衛省改革に全力

福田康夫首相は23日午前、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式での訓示で、イージス艦衝突事故をはじめとする一連の防衛省不祥事に触れ「私は全力を挙げて防衛省、自衛隊の改革を実行する決意だ。国民の信頼あっての自衛隊であることを常に忘れずにいてほしい」と述べ、防衛省改革と綱紀粛正の必要性を訴えた。《共同通信》

平成20年3月23日、福田総理は神奈川県横須賀市にある防衛大学校の卒業式に出席しました。

福田総理は訓示で「昨年来のさまざまな問題により、長年培われてきた防衛省、自衛隊に対する国民の信頼は大きく損なわれました。いかなる状況にあっても、ひと時もゆるがせにできないのが国の防衛であり、それだけに国民は、今、信頼できる防衛省、自衛隊を強く望んでいます。私は、この国民の期待の重みをしっかりと受け止め、防衛大臣と共に、問題点や原因を明らかにし、全力を挙げて、防衛省、自衛隊の改革を実行する決意です。卒業生徒諸君は、この大切な時期に自衛隊幹部への道を歩もうとしていますが、国民の信頼あっての自衛隊であるということを常に忘れずにいただきたい。そして、今変わらんとする自衛隊の新たな息吹となってほしいと思います。」と述べました。《首相官邸》




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【土浦連続殺傷事件】

23日午前11時ごろ、茨城県土浦市荒川沖東2丁目のJR荒川沖駅構内などで通行人ら8人が男に次々と刃物で刺され、1人が死亡、7人が負傷し、うち2人が重体となった。男は現場を立ち去った後、近くの交番に出頭。

男は19日に同市内で起きた別の殺人事件で指名手配中の無職、K容疑者(24)で、この殺人容疑で県警に逮捕された。県警によると同容疑者は22日、「早く捕まえてごらん」などと挑発する電話をかけてきており、私服警官が同駅などで警戒を強める中、凶行を許した形となった。

K容疑者は調べに対し「誰でもよかった。人を殺してみたかった」と供述。19日の事件、23日の事件とも犯行を認めているという。《朝日新聞》

【大相撲春場所千秋楽】横綱朝青龍関、4場所ぶり22度目の優勝

大相撲春場所千秋楽(23日・大阪府立体育会館)2場所連続の横綱同士の相星決戦で朝青龍が白鵬を小手投げで下して13勝2敗とし、史上4位に並ぶ22度目の優勝を果たした。4場所ぶりの賜杯で、2場所の出場停止から復帰後では初となる。白鵬は12勝3敗で自身初の4連覇を逃した。《共同通信》

【この日の民主党】

民主党への支持を訴える 山口で平岡、長島、藤谷各議員

長島昭久衆議院議員は、23日朝から山口県JR岩国駅前で、平岡秀夫衆議院議員、藤谷光信参議院議員、吉敷晶彦山口県議会議員と民主党街頭演説会を行った。

吉敷県議の司会で始まった演説会のトップバッターに立った平岡秀夫議員は、まず道路特定財源が現在ではその意義を失っていることを指摘。続いて、政府方針に疑義を唱えた前市長に対しては補助金等を凍結しておきながら、与党系市長誕生と同時に凍結解除を行う政権の姑息な仕打ちを批判。補助金・交付金の再開が、新たな地元に対する負担を押しつける糸口になる懸念を指摘した。

二番手には、東京から駆けつけた長島昭久議員が立ち、当初は国土の復興・開発に必要であった道路特定財源が、年を経るにしたがって意義が低下していったにもかかわらず、国民の視点に立った見直しをすることなく維持されてしまった問題を指摘。道路官僚のために浪費される「税金のムダ遣い」の解消を訴えた。さらに参議院において、与野党逆転にしたことによって国のさまざまな問題点が明らかになってきたことを示し、早期の解散総選挙によって民意を問い、政権交代することが必要であると訴えた。《民主党ニュース》



3月23日 その日のできごと(何の日)