平成3900日目

1999/09/12

【全米テニス】アンドレ・アガシ選手、5年ぶり2度目の優勝

テニスの全米オープン最終日は12日、ニューヨークのナショナル・テニスセンターで米国勢同士による男子シングルス決勝を行い、第2シードのアンドレ・アガシが、ストローク力で第7シードのトッド・マーティンに6−4、6−7、6−7、6−3、6−2と競り勝ち、5年ぶり2度目の優勝をした。

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アガシは四大大会では今年の全仏オープンに次ぎ、通算5勝目。賞金75万ドル(約8200万円)を獲得し、世界ランク1位返り咲きに花を添えた。《共同通信》




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【大相撲秋場所】初日

大相撲秋場所初日(12日・両国国技館)2横網1大関にいきなり土がつく、波乱の幕開けとなった。新大関出島は、立ち遅れから、朝乃翔のはたき込みに屈した。3場所連続休場からの再起をかける横綱若乃花も玉春日に押し出された。左手薬指のけがが完治しないまま出場の横綱貴乃花は、栃東に寄り切られた。他の上位陣では、横綱武蔵丸が小結琴錦を押し出しで、横綱曙が小結武双山を寄り切りで下した。《共同通信》

【インドネシア・ハビビ大統領】国際部隊受け入れを表明

インドネシアのハビビ大統領は12日夜、大統領宮殿で演説し、独立派が勝利した住民投票後、騒乱状態となった東ティモールの治安回復のため「国際平和維持部隊を可能な限り速やかに受け入れ、インドネシア国軍と協力し住民投票の結果を実現させる」と述べ、国際部隊の早期受け入れを表明した。

直前にアナン国連事務総長にも電話で伝えたと言う。演説は国営放送で生中継された。

大統領は「11月の国民協議会(国権の最高機関)で併合を撤回するまでは受け入れは認められない」との姿勢を崩していなかったが、国際社会の圧力を受け、方針転換に踏み切った。東ティモール情勢は、独立プロセス実現に向け、新局面を迎えることになった。《共同通信》

【公明・神崎武法代表】連立参加違憲論に不快感

公明党の神崎武法代表は12日、フジテレビの報道番組で、公明党の連立参加は憲法違反とする主張が自民、民主両党内にあることについて「とんでもない暴論だ。憲法解釈を知っていて、あえて言っているとしか思えない」と強い不快感を示した。

神崎氏は「政府は、宗教団体が政党をつくり、その政党が政権に参加するのは問題がないと言っている」として、連立参加は憲法上も問題がないと強調した。

連立参加後の閣僚ポストについては「注文はしない」としながらも「福祉とか環境で(公明党は)特に分別がある」と述べた。消費税率引き上げについては、将来的には容認する考えを重ねて示した。《共同通信》

【民主党代表選】3氏、テレビ出演で国民にアピール

党代表選に立候補した鳩山、菅、横路3候補は12日朝、フジテレビ「報道2001」とNHK「日曜討論」にそろって出演。野党第1党の党首として自自公政権にどう対抗していくか、それぞれの思いを直接国民にアピールした。

フジテレビ「報道2001」

「報道2001」では、露木アナの司会で「安全保障」「経済対策」「政権戦略」をめぐって議論を交わした。

◆「安保」論議――鳩山候補が「先の大戦をキチンと総括した上で、自衛隊は正直に軍隊と明記すべき」「ものが言える自立外交を」と主張。それに対して菅候補は「一方で戦争放棄の理念は大切」「自立の考えは同感だが、今の日米関係が崩れて核を含めた自主防衛になる心配がある」と反論、横路候補は「現憲法は民生重視の戦後経済の流れも規定し、また9条があったために軍事大国化の歯止めになってきた」との立場を示した。

◆「経済対策」――横路候補が「雇用と年金の不安に対してセーフティネット整備を。規律のある財政出動で福祉中心に次世代への投資が必要」と提起した。鳩山候補は「まだ市場には規制の部分が多い。セーフティネットと同時にもっと自由競争を進めるべき」、菅候補は「今の日本はサッチャー革命にも至らない段階のブレア政権。自由化とセーフティネットの両方とも進める必要がある」とアクセントの違いを見せた。

◆「政権戦略」――菅候補が「全選挙区に公認・推薦候補を立てて国民に政権選択の意志を示す。われわれが政権を取れば、自民党は必ず割れる」と政権獲得への意欲を示した。それに対して鳩山候補は「衆院選で勝利しても参議院では少数のまま。もっと中長期的視野で考えるべき」と違いを見せた。また横路候補は「政権を担う上で数、意見の一致ともに大事。政策的にはかなり積み重ねているが、多少幅があって構わない」と政党論を披露した。

討論の合間には、告示直前に3候補に密着取材したビデオが流れて場を和ませた。特に今流行しているという「動物占い」による選挙結果のご宣託には3候補も苦笑い。ちなみに横路候補は「チーター」、菅候補は「トラ」、鳩山候補は「ライオン」だとか。

番組の最後に竹村健一氏は、「ブレア首相のように党内を一つにまとめて引っ張っていくだけの実行力のあるリーダーになってもらわなねば」とコメントし、3候補とも神妙な面持ちで聞き入っていた。

NHK「日曜討論」

一方「日曜討論」では、3候補が「自自公への対抗軸形成」「社会保障政策」「憲法改正論議」「経済政策」「党運営について」「政権戦略」などについて司会者から鋭く質問。それに対して3候補がそれぞれ考えを明確にした。発言の主旨は次の通り(「報道2001」と重複するテーマについては省いた)。

◆「自自公への対抗軸形成」

鳩山候補「保守に名を借りた保身、癒着の体質に対して、自立型の社会を作る」菅候補「大政翼賛的政治に対して、国民主権、未来に責任をもつ政治の実現を」横路候補「セーフティネットの整備で、雇用年金などの不安を解消。暖かい社会の実現」

◆「社会保障・財政政策」

鳩山候補「歳入と歳出に30兆円も差がある国は他にない。規律ある財政出動が必要」「小渕政権はカンフル剤を打って、むしろ日本経済を弱くしている」「歳出の構造を変えることには同感。もっと起業家精神を持てるようにしたい」

菅候補「経済活動面では“小さい政府”を、安心な社会作りの面では“大きな政府”をめざす」「経済水準回復のため財政出動は基本的に必要」「橋本内閣の構造改革優先の路線はあやまりだった。行き着くところまで行くのは一見魅力があるが、社会不安をもたらすだけだ」

横路候補「社会的負担の面では“小さい政府”が望ましい。できるだけ皆が社会負担を負うべきとの立場から課税最低限を引き下げたい」「財政出動は必要。ただ歳出構造を変える」「規制をなくしながら、一方失業者の受け皿として中小企業への支援、ベンチャー支援、福祉関係の個人サービスなどを中心に財政支援を」

◆「党運営について」

鳩山候補「党内融和を優先して、これ以上やったら党がおかしくなるから議論をやめておこう、というところが確かにあった。しかし政権を担う党としてもっと激論して1つの方向性を出す責任があろう。激論で党を結束したい。自自公への迅速な意思決定の上で『ネクスト・キャビネット』には基本的に賛成。ただ意思決定が1人に偏っては困る」

菅候補「『生徒会民主主義』といわれる位、党内で議論はやってきたが、集約に時間がかかりすぎた。政策は最終的に1ヵ所で決定するように『ネクスト・キャビネット』の導入を今提案している。全て私が決めているわけではないが、役職が適材適所になっていないとすれは最終的には私の責任だ」

横路候補「党の政策をしっかり伝える機関紙、雑誌、支部がない。党運営にしても、部会の下に“プロジェクト・チーム”が設置され手間がかかり、また会議が多すぎる。今は総務会が意思決定機関だが『議論に時間がかかる』などと言われる。今後、常任幹事会が意思決定と執行の両方の責任を負ったほうがいい。またもっと適材適所にすべき」 《民主党ニュース》



9月12日 その日のできごと(何の日)