平成6983日目
2008/02/20
【民主党・菅直人代表代行】アクアラインを視察
菅直人代表代行(道路特定財源・暫定税率問題対策本部長)は20日午後、東京湾アクアライン連絡道「海ほたる」を視察した。津村啓介、森本哲生両衆議院議員が同行した。
一行は「海ほたる」展望デッキで施設の概要を視察した後、技術資料館「うみめがね」でアクアライン建設工事などに関する資料を確認、道路を管理する東日本高速道路株式会社から説明を受けた。
菅代表代行は終了後、記者団に、21日、道路特定財源について開かれる衆院予算委員会集中審議で、民主党・無所属クラブの最初に質問に立つ予定であることから、「非常に不合理な道路建設の具体例」として視察を実施したと表明。
建設から約10年、約1兆4000億円が投じられた総工費やその償還問題、利用予測などについて公団や国土交通省が政策の誤りや実態をきちんと認め、今後の反省として役立てるべきだという見解を語った。
「誰一人責任をとろうとしない。ツケは納税者、道路利用者に回る」と指摘した上、「道路造りのルールがおかしい。ルールを根本から変えることを提案していきたい」と明日21日の議論において政府与党を追及する構えを示した。《民主党ニュース》
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【神奈川県警】リンナイ役員らを書類送検
横浜市鶴見区で2007年2月、ガス機器メーカー「リンナイ」(名古屋市)製の開放式小型湯沸かし器による一酸化炭素(CO)中毒で、無職の男性(当時61歳)が死亡した事故で、神奈川県警捜査1課は20日、事故当時に同社品質保証部長だった同社役員(56)、「東京ガス」のリビング営業部長だった同社執行役員(56)について、「処分を求めない」とする意見を付けたうえ、業務上過失致死容疑で横浜地検に書類を送った。
問題の湯沸かし器は、リンナイが製造し、東京ガスが販売。男性は07年2月7日、自宅の台所で湯沸かし器から水を出したまま、CO中毒死した。不完全燃焼した排気が室内に充満、ホコリで不完全燃焼防止装置が作動しなかったとみられている。《読売新聞》
【野党】イージス艦事故で石破防衛相の辞任を要求
野党各党で20日、イージス艦衝突事故とその後の対応をめぐり、石破茂防衛相の引責辞任を求める声が強まった。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は静岡市での記者会見で「イージス艦に大きなミスがあった」と指摘。その上で石破氏について「責任の大きさを考えれば職にとどまるのは難しいのではないか。党としての意思ではないが、閣僚を辞めるべきだ」と明言した。
社民党の福島瑞穂党首も記者会見で「最新鋭の艦船が漁船と衝突するという重大事故を起こした。石破氏の結果責任を追及し、辞任、罷免を求める」と強調。福田康夫首相や防衛相への報告が遅れたことに関しては「江戸時代の飛脚ではない。ものすごくたるんでいる」と、防衛省の対応を強く批判した。《共同通信》
【この日の民主党】
鳩山幹事長、宜野湾市長と女子中学生暴行事件や普天間飛行場問題で意見交換
鳩山由紀夫幹事長は20日、党本部に伊波宜野湾市長を迎え、意見交換。鉢呂吉雄『次の内閣』ネクスト外務大臣、浅尾慶一郎ネクスト防衛大臣も同席した。
伊波宜野湾市長は沖縄の在日米海兵隊員による女子中学生暴行事件や普天間飛行場の問題などをめぐり、「国会内の議論においてこの2つの問題の支援を求めたい」と述べ、民主党に支援要請を表明。鳩山幹事長に対して小沢一郎代表あての「普天間飛行場問題の解決促進要請及び女子中学生暴行事件への抗議について(協力依頼)」と題する要請書を手渡した。
意見交換のなかで伊波宜野湾市長は、「海兵隊の撤退こそが沖縄の犯罪の防止に繋がるとの趣旨で強く求めてきた」と述べ、特に日米両政府間で合意されている米軍再編で計画中の海兵隊員グアム移転を促進していくことが海兵隊による犯罪の抑止や普天間飛行場の危険性の除去や負担防止に繋がるとの認識を示した。「そうした視点で取り組んでいるので、民主党としても支援してほしい」と語った。
要請書では(1)9万市民が居住し、120カ所以上の学校や病院などがある市街地区にある普天間飛行場の危険性除去及び早期閉鎖・全面返還の実現、(2)2004年8月13日の米軍ヘリ墜落事故が市民に計り知れない不安と恐怖心を与えたとの観点で、市域の住宅地上空で頻繁に軍用機が旋回訓練を繰り返している現状は認められないとして、普天間飛行場のヘリ基地としての運用中止とヘリ飛行の全面的停止の実現――に向け、民主党に対して協力要請が示された。《民主党ニュース》