平成2583日目

平成8年2月3日(土)

1996/02/03

【中国雲南省】M7.0の地震

新華社電などによると、中国雲南省北西部で3日午後7時14分(日本時間同8時14分)ごろ、マグニチュード(M)7.0の地震が発生、4日夕までに少なくとも死者228人が確認されたほか、重傷者約3700人、1万人以上が軽傷を負った。現場一帯は交通、通信が切断されており被災状況の詳細は不明だが、被害はさらに拡大する見通し。

雲南省当局によると、日本人を含め外国人旅行客の被害は出ていない。

震源地は玉竜雪山(5596メートル)付近で、被害は麗江、大理、迪慶、怒江の4少数民族地区に及んだ。特に麗江ナシ族自治県では多数の家屋が倒壊し、67人が病院で死亡、思想犯などを収容する労働改造所の農場で29人が犠牲になった。

現場一帯では4日朝までに100回以上の余震が続いており、雲南省地震局は職員50人を現場に派遣した。また地震発生後、人民解放軍部隊約2000人が現場に入り徹夜で被災者の救助活動を行い、事態を重く見た中国政府も呉邦国副首相を団一長とする中央慰問団を現場に派遣した。

現場一帯は揚子江(長江)、メコン、サルウィンの三大河川の源流が集まり、標高5000メートル以上の高山が連なる山岳地帯。大理、麗江地区は観光名所だが、迪慶、怒江地区は外国人の立ち入りが制限されている。

雲南省は中国で最も地震が多い地区で、昨年10月にも同省武定県を震源とする地震で少なくとも44人が死亡、約300人が負傷した。《共同通信》



【新進党・小沢一郎氏】党首就任後初の「お国入り」

「次の選挙まで地元には来られない」—。新進党の小沢一郎党首は3日、地元・岩手県水沢市の会合で、次期総選挙の必勝態勢づくりに向けて党首として全国行脚に専念する決意を語った。

昨年暮れの党首就任以来、初めての「お国入り」の直接の目的は、昨年2月に亡くなった母みちさんの一周忌法要と、3、4の両日、県内5カ所で開かれる「みちさんをしのぶ会」への出席。これを機に地元での総選挙の足場固めを図る考えのようだ。

小沢氏は3日、水沢市の白済寺の墓前に党首就任を報告した後、同市内での「しのぶ会」に出席し、党首として総選挙に臨む決意をにじませ、記者団にも「自分の役割は全国を回って歩くことだ」と強調した。《共同通信》

【新党さきがけ・鳩山由紀夫代表幹事】社民党との合流に難色

新党さきがけの鳩山由紀夫代表幹事は3日、横浜市内のホテルで開かれた「ローカルネット全国集会」であいさつ、社民党の新党づくりについて「社民党の生き残り戦略に巻き込まれて、さきがけに行動を共にしよう、と言われても、共にできない」と述べ、社民党とさきがけが合流する方式の新党に重ねて難色を示した。

【新進党・羽田孜元首相】金融システム改革を

新進党の羽田孜元首相は3日夜、川崎市内で講演し、住専処理に関連して「不良債権がどこまであるのか。6850億円の後に二次、三次、さらにノンバンクの問題が出てくれば、もっと大きな財政支出になる。どういうふうにリストラしたらいいのか提言しないと、いつまでたっても駄目だ」と述べ、不良債権の全体像を明らかにした上で金融システムの抜本改革に取り組むべきだとの考えを強調した。《共同通信》

【池田行彦外相】中国・銭其琛外相と会談

池田行彦外相は3日午後、タイのプーケットのホテルで、中国の銭其琛外相と約1時間会談し、フランスが核実験集結を宣言したことを指摘し「これ以上の核実験はやめてほしい」と即時停止を強く要請した。

これに対し、銭外相は「にほんがこの問題に非常に敏感であることは承知しているが、日本も一層中国の立場、考え方を理解してほしい。この問題はだんだん解決していける問題だ」と述べ、核実験は自衛のためであり、核の先制使用はしないとの従来の主張を繰り返し、当面は実験を継続する考えを示した。

銭外相は3月に総統選挙が行われる台湾情勢に関し、「独立を画策したり、外国が独立を支援する危険なことをしなければ『一国二制度』で解決するのが明確な方針だ」と強調。台湾政策では日本も慎重に対応するよう求めた。

池田外相は中国、台湾間で平和的な解決を図るべきだとの見解をあらためて示した。《共同通信》

【福井県敦賀市】国道8号で炊き出し

大雪で北陸自動車道が通行止めになった影響で、国道8号や161号などの幹線道路が長距離トラックなどで大渋滞している敦賀市は、3日も雪が降り続いたため渋滞は解消せず、同市の雪害対策本部はおにぎりを炊き出し、前日から足止めになっているドライバーに配った。

午前7時半から市内の給食センターに集まった50人以上の市民のボランティアが昆布入りのおにぎり4000個を作り、冬山の装備に身を固めた市の職員50人が鉄道と徒歩で山間部の国道に向かい、一台一台に配って回った。

前日は、同本部が休校になった小中学校のパンなどのを配布した後、一度は車の流れが回復したが、降りやまない雪のため山間部の国道が滋賀県との県境付近から再び大渋滞になったという。

ドライバーらに風邪をひいている人も多いといい、同本部でおにぎりと一緒に、希望者には風邪薬も配布している。《北國新聞》



2月3日のできごと