平成2584日目

1996/02/04

この日のできごと(何の日)

【第45回別府大分毎日マラソン】

第45回別府大分毎日マラソンは4日、大分市営陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースに海外特別参加の5カ国12人を含む286人が参加して行われ、ゲート・タイス(南アフリカ)が2時間8分30秒の大会新記録で優勝した。

日本勢は小倉幸康(鐘紡)が2時間16分0秒で6位に入ったのが最高。ベテラン宗猛(旭化成)が健闘して2時間16分32秒で8位になったが、期待された若手は外国勢のハイペースについていけず、20キロ過ぎで次々に脱落した。

2位にバルテノア・ドスサントス(ブラジル)が続き、3位はシーン・クイルティー(豪州)。レースは32キロ付近でタイスがスパートし、競っていたV・ドスサントスを振り切った。

日本勢にとって、今大会はアトランタ五輪選考の対象外レース。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【東レPPテニス】

女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン最終日は4日、東京体育館でシングルス決勝を行い、第7シードのイバ・マヨリ(クロアチア)が、第3シードのアランチャ・サンチェス(スペイン)を6−4、6−1で破り初優勝、ツアー通算3勝目を挙げ、賞金20万ドル(約2610万円)を獲得した。

準々決勝で世界ランキング1位のモニカ・セレシュ(米国)を下したマヨリは、この日も好調を持続。強烈なショットで世界3位のサンチェスを揺さぶり、快勝した。

ダブルスは、第1シードのジジ・フェルナンデス(米国)ナターシャ・ズベレワ(ベラルーシ)組が勝ち、2年連続2度目の優勝を果たした。《共同通信》

【TVh杯ジャンプ】

スキーのTVh杯ジャンプ大会は4日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場でラージヒル(K点115メートル)を行い、年明けから不調の続いていた原田雅彦(雪印)が、他のワールドカップ(W杯)参戦組を抑え、2年連続2度目の優勝を果たした。

飛距離が出過ぎて危険なため、1回目は途中で中止。原田はやり直しとなった1回目に最長不倒の121メートルをマークしてトップに立ち、2回目もただ1人110以上(114メートル)を飛んで圧勝した。

2位には復調の兆しがみえる船木和喜(デサント)が入り、4連勝を狙った西方仁也(雪印)は3位に終わった。《共同通信》

【住専問題】各地で抗議

住宅金融専門会社(住専)の損失の穴埋めに、巨額な税金が投入される処理策に、市民の間でさまざまな抗議活動が広がりを見せている。4日は山口や鳥取で大学生らがデモ行進、大阪や東京では街頭で署名活動が行われ、怒りの声が上がった。阪神大震災の被災地神戸をはじめ、名古屋、長崎でも市民グループが反対の署名活動に立ち上がっている。

「関係者の責任をあきまいにしたまま税金を穴埋めに使うとは何事だ」。鳥取市では「住専処理問題に怒る市民の会」の会社員や主婦ら約50人が4日、橋本首相のお面を先頭にJR鳥取駅前を歩き「一人ひとりが今できる抗議をしよう」と呼び掛けた。東京・新宿でも野党の国会議員らが反対の署名活動を行った。《共同通信》

【自民党・村岡兼造国対委員長】住専資料「原則公開」で協議

政府が5日に国会に提出する住宅金融専門会社(住専)処理問題の関係資料が焦点となっているが、自民党の村岡兼造国対委員長は4日、同資料の扱いについて「立法府として全容を明らかにしていきたい」と述べ、公開を原則として衆院予算理事会で協議する考えを明らかにした。NHKの各党国対責任者の討論番組で述べた。

同番組で池端清一社民党院内総務会長と三原朝彦さきがけ院内幹事は、新進党が住専処理策を盛り込んだ平成8年度予算案を編成した村山富市前首相(社民党党首)、武村正義前蔵相(さきがけ代表)の参考人招致を要求していることについて、基本的に応じる意向を表明。これに関連して池端氏は、大蔵省が土地有志の総量規制通達を出した2年当時、首相だった新進党の海部俊樹氏や、小沢一郎党首(当時自民党幹事長)らにも国会で意見を聞く必要があるとの考えを示した。《共同通信》



2月4日 その日のできごと(何の日)