平成6972日目

2008/02/09

【この日の民主党】

次期衆院選千葉県第12区で中後淳氏を擁立

小沢一郎代表は9日午後、千葉市内で会見を行い、千葉県第12区の次期衆議院選挙公認内定候補として、中後淳氏(新人・38歳・富津市議会議員)を発表した。

千葉県4区選出で千葉県連選挙対策委員長の野田佳彦衆議院議員が中後さんのプロフィールを紹介。「生まれ育って学んで働いたのがまさに12区。ふるさとに戻り、富津市議を2期務めている」と語り、地元で生まれ育ち、その地元を大切に思う気持ちで政治への道を選んだとした。

小沢代表は、「青木愛議員の参議院転出という結果を得て、その後継として12区の候補者を見出そうと野田選対委員長や青木参議院議員らが努力された結果、富津市議会議員2期目の現職である中後君が最適任者であるということで、皆の意見が一致。党においても12区の内定予定者に決定したところだ」と発表した。

「我々が次の総選挙で過半数を、少なくとも第一党を目指すうえにおいては、この地域においても勝利をしなければならない」とも述べ、勝利に向けて地域のみなさんや県民のみなさんの理解と支持を得なければならないとの認識を語った。

そのうえで小沢代表は、「富津で生まれ育って、東京大学卒業後、新日鉄という日本の最高の会社に勤めたが、とにかく郷里のためにという思いのなかで、いま市政において努力しているところ」と、中後さんの人となりを説明。「さらに国政に、郷里のために、生み育ててくれたみなさんのために頑張ろうという決断をしてくれ、私どもにとってもよき候補者を得たと考えている」と、中後さんに大きな期待感を示した。

決意表明に立った中後さんは、市政という地方行政の現場で、地方でがんばっていこうという思いさえも芽生えにくくするほど、地方行政が疲弊している実態を目の当たりにしてきたと説明。そうした地方行政の現場にあっては、「国が何とかならなければ地方はどうにもならない」と他人事のように訴えてきたが、その状況を変える突破口を少しでも開くことができるのならば頑張ってみてはどうかとの呼びかけに応え、国政に出る決意に至ったことを明らかにした。「国の責任」と他人事のように訴えている状況を脱して、「自分は微力だが、少しでも変えられたらと思い、決意した」と力強く語った。

小沢代表は、解散総選挙の時期をどう見るかとの記者団の問いに、「解散権は内閣の専権事項なので、イコール総理の考え方ひとつで決まることなので、われわれが求めても、その求め通りになるという性格のもではない」と前置き。そのうえで、「ただ、福田政権は国民の審判を経ていない。そのなかで、年金や防衛省問題など、長期自民党政権の矛盾、膿がいろいろと噴出している。道路財源の問題もそのひとつ。そういう意味で、選挙を速やかに実施すべきだと言っている」と述べた。

続いて、そうした長期政権がもたらした腐敗や矛盾に加え、所得や地域の格差など、不平等、不公正が生まれてきたとの認識を示すとともに、さらに、米国の景気後退が現実のものになりつつあるなか、日本経済の先行きも不透明だと小沢代表は指摘。「景気がいいという政府大本営の発表とは裏腹に一般の市民生活が苦しくなってきている現状があったわけだが、最近また一段と実感が強まっている。だから、私どもとして、早く国民のみなさんの審判を仰ぐべきだと強く求めており、できるだけ早く解散総選挙という結果になることを期待している」と語った。《民主党ニュース》




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