平成6926日目

2007/12/25

【薬害肝炎訴訟】福田首相、原告に謝罪

福田首相は25日夕、薬害C型肝炎集団訴訟の原告らと首相官邸で会い、「心からおわびを申し上げます。私自身も一日も早くこの問題を解決したいと思っていた」と謝罪した。


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首相は「皆様の切なる思いにこたえるためには立法措置による解決しかないと考えた。立法作業が一刻も早く終わって国会で成立し、皆様の長い長いご苦労に対し、少しでも気持ちが和らぐようになってほしい」と述べ、全員一律救済のための議員立法に理解を求めた。

これに対し、原告団代表の山口美智子さんは「やっと総理のもとにたどり着くことができた。『全員一律救済』といううれしい言葉を聞いて、全国から原告が集結している。私たちが期待する議員立法が成立し、薬害肝炎が全面解決したあかつきには原告みんなと会ってほしい」と要請した。《読売新聞》




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【NHK】新会長に福地茂雄氏

NHKの次期会長を決めるNHK経営委員会(委員長=古森重隆・富士フィルムホールディングス社長)が25日開かれ、橋本元一会長の後任に、古森委員長が推した福地茂雄・アサヒビール相談役(73)を選出した。任期は来年1月25日からの3年間。外部からの会長起用は、1988年の池田芳蔵・三井物産相談役(当時)以来、20年ぶりとなる。《読売新聞》

【この日の民主党】

薬害肝炎問題は政府のミス 小沢代表

小沢一郎代表は、25日午後の定例記者会見で、薬害肝炎問題をめぐって(1)政府の責任を明確にしたうえでの謝罪(2)全ての被害者に対して一律補償――をすべきであるとの考えを強く表明した。

はじめに、福田首相が「薬害肝炎訴訟」の被害者を全員一律救済するための法案を議員立法として今国会に提出する方針を決めたことに言及。「政府の責任であり、全ての被害者を補償すべきである」との考えを述べた。

また、薬害肝炎問題は政府のミスにより国民の皆さんに薬害を与えた結果であるとして、報道陣に対しても「救済」ではなく「責任補償」という言葉を使用すべきではないかと求めた。そのうえで、「法案を作らなくとも政府が和解案を示し、予算措置をすればいい話である」と指摘。「法律云々の前に政府の対応で解決できるのではないか」と述べた。また、議員立法というかたちは本来の筋道ではないが「前提として政府の責任を認めたうえで法案内容が謝罪と補償が明確であれば方法論は問わない」と語った。

福田首相が議員立法としての法案提出を決定した背景については、政府提案とすると政府自らが責任を認め謝罪をすることになり、自民党と政府を構成する行政にストレートに責任が及ぶことになるからではないかと分析。与野党で法案をとりまとめることで政府・与党の責任を曖昧にしようとしているのではないかとの見解を示した。

2008年は命運賭けて決着の年に 小沢代表

25日午後に党本部で行われた記者会見で小沢一郎代表は、この1年を振り返るとともに来年への決意を表明、政権交代に賭ける思いを語った。

小沢代表は「2008年は、自分自身、国の命運を賭けて決着の年にしたい」と表明。「小泉政権以来、強いものをさらに強くすることで大多数の底上げになるとの考えのもと行われた政策が間違っていたことは実証されている」と指摘し、民主党は「政治は国民の生活を守ること」との考えのもと「国民の切実な現実感を訴えていきたい」と述べた。

また、2006年の代表就任後、「必ず勝利しなければならないとの一念でやってきた」と振り返り、「7月の参院選挙でほぼ目標に近い議席をとり、野党で過半数を獲得することができた」と評価。「第1ラウンドはよかった。来年は最終ラウンド、何としてもいい年にしたい」との思いを述べた。そのうえで、「日本の政治を建て直す」「国民生活を守る」を実現をするためにも、政権交代の必要性を明示。総選挙に賭ける決意を改めて語った。《民主党ニュース》



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