平成6603日目

2007/02/05

【この日の民主党】

柳澤厚労相の辞任求め 国会前で緊急アピール集会

民主党はじめ共産、社民、国民新の野党4党は5日夕、参議院議員会館前で、「柳澤厚生労働大臣の解任を求める!国会前緊急アピール」集会を開催。政党、男女、職業を問わず、約100人の方々が集結し、「安倍総理の任命責任を問う」「柳澤大臣辞任すべし」「女は産む機械か 人間らしい政治がほしい」といったプラカードを手に、口々に怒りの声を上げた。

この集会の呼びかけ人でもある党副代表の円より子参議院議員が最初にマイクを握り、「女性だけでなく、男性も怒っている。こういう人が少子化問題の担当大臣であるということが許されない」と語ったうえで、大臣だけでなく、任命した安倍首相の任命責任も問われていると指摘。経済生産性や効率だけを優先し、人間軽視の安倍政権にはストップをかけなければならないと訴えた。

党男女共同参画推進本部本部長代理の小宮山洋子衆議院議員は「失言ではなく、そう考えているからこその発言だ」と指摘。すべてが男基準であり、発言のどこがまずいのか、そのおかしささえもわからないのが本質だと分析した。また、北九州市長選での民主党推薦候補の快勝、愛知県知事選の民主党推薦候補の惜敗が物語っているように、民意は柳澤厚労相の罷免・辞任を求めているとして、その実現まで野党4党が協力して戦っていくとの決意を表明した。

副代表の川端達夫衆議院議員もかけつけ、「男性代表として挨拶する」と切り出し、労働国会とされる今国会でこうした女性蔑視の認識に立つ柳澤厚労相が大臣のままでは審議に応じることはできないと改めて主張。また、人間を安価な労働力を提供する「もの」としてしか捉えない安倍政権には日本の政治は任せられないとして、「我々は政治を変える使命を負っている」と述べ、政権交代に向け力を尽くしていく考えを表明した。

集会には小宮山泰子衆議院議員、福山哲郎参議院議員もかけつけた。《民主党ニュース》




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【宮崎県】東国原知事の経済効果は165億円

宮崎県は5日、東国原英夫(そのまんま東)知事が就任から1週間に行ったテレビ出演で、CM広告費に換算すると約165億円の経済波及効果を生んだという試算を明らかにした。広告大手の電通に依頼して算出したもので、同知事は「鳥インフルエンザの風評被害対策にまい進させてもらった結果だ」と話す。

県内で盛んなプロ野球キャンプなどの経済効果が約117億円とされることから、県秘書広報課は「県産品PRなどで知事を十分に活用したい」。同課によると、就任した1月23日から29日までに、知事が出演したのは計182番組の約22時間。新聞、テレビ、雑誌などからの取材申し込みも約70件あった。

東国原知事は5日、県などが主催する若山牧水賞の授賞式に出席。あいさつで受賞者、俵万智さんの代表作「サラダ記念日」に触れ、「実際はサラダでなく鳥の空揚げでほめられた体験を基にしていると、俵さんから聞いた。次回は『とりから記念日』を作ってほしい」とテレビカメラの前でPRした。《共同通信》



2月5日 その日のできごと(何の日)