平成6539日目

2006/12/03

【この日の民主党】

小沢代表「政権交代の基礎を」

小沢一郎代表は3日午後、盛岡市で開かれた「小沢代表を囲む民主党躍進パーティ」で挨拶、来年の参議院選挙について「これまでの私の政治生活の集大成として、この一大決戦を戦い抜く決意だ。何が何でもわれわれが参議院で過半数を取り、皆さんの長年のご労苦に応えたい」と述べ、政治生命をかけて必勝を期す覚悟を強調した。

またそれに先立ち、来年春の岩手県知事選挙に立候補する達増拓也民主党県連会長の後援会連合会設立総会で、参院選挙の意義について「文字通り天下分け目の戦いであり、政権交代の大きな基礎を築きたい。参院で自公を過半数割れに追い込むことは十分に可能だ」と述べ、民主党が一人区の過半数を制した上で50議席以上を獲得することに自信を示した。《民主党ニュース》




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【フィギュアNHK杯】高橋大輔選手が初優勝

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦、NHK杯最終日は3日、長野市のビッグハットで行われ、男子はトリノ五輪代表の高橋大輔(関大)が合計247・93点で初優勝し、2連覇を狙った織田信成(関大)が244・56点で2位、小塚崇彦(愛知・中京大中京高)が3位に食い込んだ。

高橋と織田はともにGPシリーズ上位6選手が出場するファイナルの出場権を獲得した。《共同通信》

【宮崎県・安藤忠恕知事】辞意表明

宮崎県の安藤忠恕知事(65)は3日、県庁で記者会見を開き、県発注工事をめぐる官製談合事件などで県政を混乱させた責任を取り、辞職する意向を表明した。

安藤知事は一貫して事件への関与を否定。県議会の不信任決議に対し、議会の解散や辞職はせずに失職を選ぶ考えを示唆してきた。しかし捜査が知事自身の周辺に迫る中、県政運営の続行は困難と判断したとみられる。県議会が辞職に同意すれば50日以内に選挙が行われる。出直し知事選は1月下旬投票の見込み。《朝日新聞》

【この日の民主党】

核武装論議に国民の力で決着を 小沢代表強調

民主党の小沢一郎代表は3日、盛岡市で記者会見し、麻生外相、中川自民党政調会長らによる核武装論議について「国会で多数を握る与党はけりをつけられないので、選挙で決着をつけるしかない。国民の皆さんが自ら判断することだ」と述べ、来年の参議院選挙などで国民が良識を発揮して、与党を敗北に追い込むべきだとの考えを明らかにした。

社会のもう一つのあり方を示し、政権交代実現へ 菅代行

菅直人代表代行は3日午後、民主党山口主催の政策フォーラムで講演を行い、江戸時代の社会のあり方について改めて見直してみるべきだとの持論を展開。北朝鮮の核問題について強い懸念を示しつつ、わが国社会のもう一つのあり方を対案として示し、来年の各種選挙での勝利と政権交代実現をめざすとの決意を力強く語った。

冒頭、平岡秀夫衆議院議員(民主党山口代表)が挨拶に立ち、安倍政権は「なかなか手強い相手」だとしつつ、「しっかり対抗軸を示せるわれわれでありたい」と述べ、山口でも民主党の勢力を更に伸ばしていく意欲を示した。

続いて菅代表代行が講演。信じられないような事件が起きる現在の社会に関して、改めて懸念を示しつつ、小泉流の競争社会・弱肉強食・地域格差の政治でいいのかどうかと、聴衆に問いかけた。

そして、武士道の精神を基本とし、循環型社会を実践し、地方分権社会であった江戸時代について言及。現代においても、「江戸時代の社会のあり方を参考にすることが、あっていいのではないか」とし、「明治維新は、それまでの日本のいいものを、ちょっと壊し過ぎたのではないか」などと述べて、持論の「江戸時代ルネッサンス」について語った。

続いて菅代表代行は、安倍政権の政治姿勢に関して改めて懸念を示し、未だに遺骨収集が進まない硫黄島に、小沢一郎代表とともに訪れた経験に触れた。そして、「戦争がどんなに悲惨なものであるか」を考えなければならないと説き、硫黄島には是非若い人に行って貰いたいなどと語った。

北朝鮮の核問題についても菅代表代行は言及し、「本当に核戦争がないままで、今後の21世紀を過ごせるのか」と懸念を示しながら、軽々にわが国の核保有問題を論じる傾向に苦言を呈した。そして、北朝鮮にはきわめて厳しく対峙するのは当然だが、唯一の被爆国としての日本の体験を大事にしなければならないと述べた。

そして菅代表代行は、9月に再任された小沢代表を中心に、団塊前後の世代が責任を持って民主党で政権を担い、次の世代に引き継いでいくことができるかどうか、「次の参議院選挙がある意味のラストチャンスだ」と強調。政権交代の実現へ、改めて強い決意を語った。その上で、日本の社会全体を活力のある健全な社会に立て直すためには、農林漁業の再生も重要だとの認識を示した。

最後に菅代表代行は、民主党がもう一つの日本の姿を示す形での対案を出して来年の選挙を迎えたいとして、政権交代実現に向けた強い決意を語り、会場を埋めた聴衆から大きな拍手を受けた。

造反組復党問題、国民にもう一度信を問うべき 菅代表代行

菅直人代表代行は3日午後、山口県山口市を訪問し、記者会見を行った。

菅代表代行はこの中でまず、山口県でも候補者が決まりつつある、来年の統一地方自治体選挙や参議院議員選挙について、改めて期待感を示した。

また、「いわゆる郵政造反組の復党の流れが確定的になっている」ことにも、菅代表代行は言及。「それ自体は自民党の問題」だとしつつ、「小泉以前の自民党に、自民党が戻ってきた」のではないかとの見方を示した。そして、「その評価を国民の皆さんがどうされるか、注目をしている」とし、「刺客」を使い捨てにするのであれば、「もう一度国民に信を問うべきではないか」と語った。菅代表代行は更に、「参院選で、同時に信を問うのもやり方ではないか」とも指摘した。

また、安倍内閣2ヶ月の印象について問われた菅代表代行は、「率直に言うと、影が薄いという感じだ」と厳しく指摘。郵政造反組復党問題や道路特定財源の問題などでも、主張しなくなった安倍総理に対して、「意志が見えない」と語った。《民主党ニュース》



12月3日 その日のできごと(何の日)