平成6444日目
2006/08/30
【この日の小泉総理】
ウズベキスタンで献花
平成18年8月30日午前、小泉総理はうウズベキスタンの首都タシケント市内で、第二次大戦後にシベリアから移送された日本人抑留者による強制労働で建設されたナヴォイ劇場を視察や、労働を強いられた後に、この地で死亡し埋葬された日本人を慰霊するために建立された慰霊碑及び抑留者記念碑に献花しました。
午後には、シルクロードのオアシス都市で、中世のティムール帝国の都サマルカンドを訪れました。ティムール一族の墓を収めたグーリ・アミール廟、や3つのマドラサ(神学校)に囲まれたレギスタン広場など、栄華を極めた街の史跡を視察しました。《首相官邸》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【第31吉進丸事件】乗組員2人が14日ぶりに根室帰港
北海道根室市のカニかご漁船「第31吉進(きっしん)丸」がロシア国境警備艇に銃撃・拿捕(だほ)された事件で、乗組員2人が30日午後、14日ぶりに解放され、道庁の漁業取り締まり船「北王丸」で根室市花咲港に戻った。
解放されたのは、甲板員、Aさん(29)=根室市=とBさん(25)=同市。2人は、根室海峡で道とロシア国境警備隊が行った日露洋上会談の終了後、外務省職員の立ち会いで日本側に引き渡された。国後島で取り調べを受けているのはS船長(59)のみになった。
2人は午後6時半、家族や根室湾中部漁協の関係者らが出迎える中、花咲港に到着。同僚のCさん(35)を亡くしたショックや2週間にわたる取り調べで疲れているせいか、うつむき加減でタラップを下りた。同7時から会見が行われ、川村さんと紙屋さんはそれぞれ「大変、迷惑をかけた」「お騒がせし、申し訳ない」と話したが、事件発生時の状況や密漁が指摘されていることについては「分からない」と繰り返した。
一方、洋上会談では、道の石井直志・水産林務部水産局長がロシア側に対し、銃撃・拿捕を強く抗議。非武装の漁船に発砲することがないよう申し入れたうえで、S船長と船体も戻すよう要求した。ロシア側は日本船の越境操業を批判し、石井局長は「適宜、取り締まり船を配備するなど、秩序の維持に努めていく」と答えたという。
会談には、ロシア側から連邦保安庁サハリン国境沿岸警備局南千島国境警備支隊長のセルゲイ・イワノフ大佐ら7人が出席した。《毎日新聞》
【2016年夏季五輪】国内候補地は東京
東京都と福岡市が争った2016年の夏季五輪国内候補都市選定で、日本オリンピック委員会(JOC)は30日、東京都内のホテルで選定委員会を開き、日本の立候補都市に東京を選んだ。JOC役員25人、国内競技団体代表者30人の計55人による投票結果は、東京都33票、福岡市22票で11票差だった。
16年五輪開催地は3年後の09年10月にコペンハーゲンで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会で正式決定する。《共同通信》
【桶川ストーカー殺人事件】埼玉県の賠償確定
1999年に起きた埼玉県桶川市の女子大生A子さん=当時(21)=刺殺事件をめぐり、A子さんの両親が県警の捜査怠慢の損害賠償として県に約1億1000万円の支払いを求めた訴訟の上告審で、最高裁第二小法廷(今井功裁判長)は30日、原告、被告双方の上告を退ける決定をした。県に550万円の賠償を命じた二審東京高裁判決が確定した。
一審さいたま地裁判決はA子さんへの元交際相手の男(自殺)側からのストーカー行為に対する県警の捜査について「不誠実な対応で、警察への期待と信頼を裏切った」と認定した。《共同通信》