平成6438日目
2006/08/24
【この日の小泉総理】
国際科学オリンピックメダリスト表敬
平成18年8月24日、総理大臣官邸で、数学、物理、化学、生物、情報の各分野について毎年夏に行われる国際科学オリンピックのメダリストの表敬を受けました。
本日は、国内予選を勝ち抜き、それぞれの分野で競いあい、その結果メダルを受賞した16名の高校生が訪問しました。
代表選手は挨拶の中で、世界各国の学生との国際交流など国際科学オリンピックを通じて貴重な体験が得られたことについて触れました。
小泉総理は、「皆さんが勉強に好奇心を持っているということは、日本の学生の皆さんに刺激を与えている。」「これから、日本科学技術のが世界最先端国家であり続けるために、数学、物理、化学、生物、情報、これからの国民生活を豊かにする、また経済を活性化する、世界の様々な分野で協力することはますます重要になってきます。大いに頑張っていただきたいと思います。」と皆さんを激励しました。《首相官邸》
「夏休みは野球と音楽」
小泉純一郎首相は24日、終戦記念日の靖国神社参拝以降、公邸で家族と過ごした最後の夏休みを終えて9日ぶりに公務に復帰した。
首相は24日夜、記者団から夏休みをどう過ごしたかを聞かれ「基本はごろ寝。あとは音楽を聴いたり、本を読んだり、高校野球に熱中し、感動しながら見ていた」と振り返った。熱を帯びている自民党総裁選から一定の距離を置いていたためか、リフレッシュした様子だった。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【J1・横浜マリノス】岡田武史監督が辞任
Jリーグ1部(J1)で12位に低迷する横浜Mは24日、岡田武史監督(49)の辞任と水沼貴史コーチ(46)の監督昇格を発表した。横浜市内のクラブハウスで記者会見した岡田氏は「勝負に対する執着心が薄れたのが一番の要因」と険しい表情で話した。水沼新監督は練習後に「やるしかないという気持ち」と決意を述べた。《共同通信》
【アップル】ソニー製電池180万個の自主回収を発表
米アップルコンピュータは、同社のノート型パソコンに搭載されているソニー製のリチウムイオン電池180万個を自主回収し、無料で交換すると24日発表した。ソニー製電池を回収するのは米パソコン最大手デルに続き2社目。
米消費者安全委員会によると、この電池の加熱により軽度のやけどを負ったケースが報告された。《共同通信》
【宮崎県延岡市】高校生男女が刺され死傷
24日午前0時45分ごろ、宮崎県延岡市昭和町1の五ヶ瀬川堤防で、近くに住む高校1年Mさん(16)が、男に刃物のようなもので刺され、病院に運ばれたが死亡、Mさんと一緒にいた同市内の高校2年の女子生徒(16)も治療を受けている。
県警延岡署は殺人と殺人未遂事件として捜査、男の行方を追っている。男は中年で、パジャマのような丸首の上衣、黒っぽいジャージーのようなズボンをはいていた。
調べによると、森重さんと市内の女子高校生4人の計5人が談笑していたところ、男が現れて「うるさい、静かにしろ」と言った後、Mさんと女子生徒の背中などを刺して逃げた。負傷した女子生徒が、通りがかった車に助けを求め、運転していた男性が警察に通報した。《読売新聞》
【この日の民主党】
日本漁船銃撃事件に関しロシア側に強く抗議すべき 会見で菅代行
菅直人代表代行は24日、党本部で会見を行い、13日から18日までの間、四国八十八箇所霊場めぐりを行い、お遍路修行で難所といわれる38、39、40番の霊場寺院を歩いて訪れたことを報告。「お陰でいろいろな出会いもあって、リフレッシュになった」と語った。また、その間の15日、靖国神社に参拝した小泉首相に関する取材を受けたとしたうえで、「その時点でも申し上げたが、少なくとも総理大臣という大きな責任を国民から与えられているにもかかわらず、結局、公より私を優先する行動をとったという意味で、政治家としては失格だと感じた」と語った。
同時に、お遍路修行でまわった四国南西部の過疎化が進んでいる印象を踏まえ、歩けば歩くほど小泉政権による地方を切り捨ての深刻さを切実に感じたとして、「このまま行ったら高知はどうなるのかと真顔で聞かれた。危機感は大変強いものがある」として、地方の住民人自身が一層切実に受け止めていることを改めて痛感したとした。
続いて、ロシア国境警備庁の警備艇による日本漁船銃撃・拿捕事件に言及し、「国境線が確定していないという問題が背景にあるとしても、武装していない漁船を銃撃して、漁民を殺傷するというのは明らかに間違った行動である」と指摘。しっかりと協議し、日本としての姿勢をロシア側に強く示すべきだと述べるとともに、民主党としては23日にロシア臨時代理大使に対して鳩山由紀夫幹事長が党の見解を明確に伝えていることを明らかにし、特に人命殺傷についてはしっかりと抗議していくことが重要だとの考えを重ねて示した。
この問題に関連して二島先行返還の考え方もあり得るとの見方を鳩山幹事長が示した点をどう受け止めるかを記者団から問われたのに対しては、「4島の主権が日本側にあるということを前提としながら、現実に主権を回復するときに4島一括でいくのか、2島を先行し、その後の課題としてさらなる2島についてもいろいろな話し合いを進めていくとの趣旨の発言ではないかと思う」と分析。4島の主権が日本にあるとの立場については従来からの民主党方針と一致するもので、打開の道として認識であろうとの見方を示した。
さらに、この問題をめぐっては、小泉政権下で問題解決に向けて動き出すのかという若干の期待があったとしたうえで菅代行は、「しかし結局、終わってみれば日ロの問題もどちらかというと現状がますます固定化される方向に結果としてなっているし、他の国々との関係が大変冷え込んでいるという点も別の問題としてある」と指摘。小泉外交の失敗の一端がこうした問題に表われているとした。《民主党ニュース》