平成6420日目

2006/08/06

【この日の小泉総理】

広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式に参列

平成18年8月6日、小泉総理は、広島市中区の平和記念公園で開催された原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に参列しました。

61回目の「原爆の日」に行われたこの式典には、被爆者や遺族ら約4万5千人が参列し、秋葉忠利広島市長と遺族代表が、今年1年間に死亡が確認された原爆死没者名簿を慰霊碑に納め、遺族、子ども、被爆者の代表や小泉総理など来賓が献花した後、原爆が投下された午前8時15分、遺族代表と子ども代表による「平和の鐘」に合わせて1分間の黙とうが行われました。

秋葉市長の「平和宣言」に引き続き、子ども代表が「平和への誓い」を読み上げました。

挨拶に立った小泉総理は、「わが国は人類史上唯一の被爆国として、その経験を国際社会に語り継いでいく責任があります。広島、長崎の悲劇は何処においても、再び繰り返されてはならないとの決意の下、わが国は戦後61年の間、不戦の誓いを体現し、実行してまいりました。」「今後とも憲法の平和条項を遵守し、非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて国際社会の先頭に立ち続けることを改めてお誓い申し上げます。」と述べました。《首相官邸》




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【夏の甲子園】開幕

第88回全国高校野球選手権大会第1日は6日、甲子園球場で開会式に続いて1回戦を行い、注目の大阪桐蔭(大阪)ー横浜(神奈川)は大阪桐蔭が11−6で勝ち、早実(西東京)高知商(高知)とともに2回戦へ進んだ。昨夏の甲子園4強の大阪桐蔭は、2−2の7回に3本の二塁打などで4点を勝ち越し、8回には謝敷、中田の連続本塁打などで5点を加えた。《共同通信》

【長野県知事選】村井仁氏が田中康夫氏に8万票差で当選

任期満了に伴う県知事選挙は6日投開票し、新人で前自民党衆院議員の村井仁氏(69)=無所属=が61万2000票余を獲得し、3選を目指した現職の田中康夫氏(50)=同=に7万8000票余の差をつけて初当選した。現職知事の落選は、長野県では戦後初めて。2期6年弱の田中県政の実績をどう評価し、今後の県政改革を誰に託すかが問われた選挙で、県民は県政の転換を選択した。

村井氏は当選後「改革を後戻りさせない努力をしっかりとやっていく。(田中氏との)手法の違いはあるにせよ、きちんとした対応をお約束したい」と抱負を語った。

有効投票数に占める得票率は、村井氏53・42%、田中氏46・58%。村井氏は81市町村中、長野市、松本市など13市を含む61市町村で田中氏の得票を上回った。

2000年の知事選で前副知事(当時)を破って初当選、知事不信任決議を受けた02年の知事選では82万票余(得票率64・28%)を得て圧勝した田中氏は、県政運営の手法などをめぐり、県民の信任を失った。

投票率は前回(73・78%)を7・80ポイント下回る65・98%。県選管は9日の選挙会で村井氏の当選を確定する。任期は9月1日から4年間。

村井氏は6月末に立候補を表明。県から市町村への権限移譲、経済活性化などを掲げた。自民党県連、公明党県本部、連合長野が推薦し、現県政に批判的な県議、市民グループの支援も得て組織選挙を展開、終盤は支持なし層への浸透にも力を入れた。

6月定例県会で立候補表明した田中氏は、県政改革の継続を強調。豪雨災害対応で、選挙戦前半は公務を優先。代表を務める新党日本や後援会、各地の勝手連などが活動、終盤は共産党も支援を強めたが、前回選の勢いは取り戻せなかった。《信濃毎日新聞》

【この日の民主党】

61回目の原爆忌 菅代表代行、平和記念式典に参列

世界で核兵器の拡散が懸念されるなか、61回目の原爆忌を迎えた6日朝、菅直人代表代行は広島市の平和記念公園で行われた平和記念式典(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式)に参列。約4万5000人の参列者とともに原爆死没者への慰霊と平和への祈りをこめて黙祷を捧げた。

式典は炎の中で水を求めて亡くなった原爆死没者のために市内16カ所から集めた清水を原爆慰霊碑に捧げる献水から始まり、午前8時に開式。秋葉市長と遺族代表2人が、この1年間に死亡、または死亡が確認された被爆者5350人の名簿4冊ともに氏名不詳者用名簿1冊を原爆慰霊碑下の奉安箱に奉納した。氏名不詳者用名簿の奉納は、今年から新たに始められたもので、名前さえ分からない多くの原爆死没者を追悼するため「氏名不詳者 多数」と記して納められた。原爆死没者名簿は計89冊、死没者数は計24万7787人に上る。

続いて平和宣言を行った広島市の秋葉忠利市長は、「人類は今、すべての国が核兵器の奴隷となるか自由となるかの岐路に立たされている」「特に罪のない子どもたちが、核兵器の攻撃目標であり続けていいのかと問うことでもある」と語り、広島市がリーダーシップをとって、世界1403都市が加盟する「平和市長会議」と共に、都市を核攻撃の目標としないよう核保有国に求めるなど、核軍縮に向けたキャンペーンを展開していくと表明した。

同時に秋葉市長は「被爆者の声は心ある世界の市民に広がったが、世界政治のリーダーたちはその声を無視し続けている」と批判。北朝鮮やイランにおける核開発、米国による小型の「使える核兵器」の開発推進、イラクやレバノンで戦闘によって多くの市民が犠牲になっている状況に危機感を示した。

さらには、日本政府に対しては、被爆者や市民の代弁者として、核保有国に対して「核兵器廃絶に向けた誠実な交渉義務を果たせ」と迫る世界的運動を展開するよう要請。「そのためにも世界に誇るべき平和憲法を遵守し、さらに『黒い雨降雨地域』や海外の被爆者も含め高齢化した被爆者の実態に即した支援を充実するよう求める」と語った。

一方、小泉首相は誠意のない、紋切り型の挨拶をするにとどまった。

式典には横路孝弘衆議院副議長はじめ、近藤昭一衆議院議員(党NPO局長)、広島選出の松本大輔・三谷光男両衆議院議員も参列した。《民主党ニュース》



8月6日 その日のできごと(何の日)