平成6379日目

2006/06/26

【民主党・小沢一郎代表】福井県訪問

小沢一郎代表は26日、福井県を訪問して、若泉征三党福井県総支部連合会代表らとともに、連合福井の関係者や県内自治体議員団などと意見交換を重ね、民主党の考え方を熱心に語った。

このうち連合福井との意見交換で小沢代表は、雇用が回復基調にあるとの見方について、「非正規雇用が伸びているだけ」だとの見方を示しつつ、「いつでも首を切れるという感覚でいると、必ず経営を失敗する、と多くの経営者に話している」と指摘。「市場原理や規制の撤廃もいいが、やりすぎると強者の論理となってしまう」との考えを示すとともに、国民の多くが「安心して暮らすことができるためには、雇用にもセーフティーネットを構築することが必要だ」との認識を示した。

更に小沢代表は、「権力というのは国民のためにある」とし、「理想を実現するために政権を獲らなくてはならない」との決意を語った上で、「政党としての立場と、勤労者としての立場で、お互いに協力しながら、目標達成のためにがんばっていこう」などと呼びかけた。

小沢代表ら一行はこのほか、県内のマスメディア、中小企業家同友会、金融機関、経営者協会、建設業連合会を精力的に訪問し、短時間ながらも熱心に意見交換を重ねた。《民主党ニュース》




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【サッカー日本代表・ジーコ監督】退任会見

W杯で1次リーグ敗退に終わった日本代表のジーコ監督(53)が26日、東京・本郷のJFAハウスで退任会見を行った。4年間を40分にわたって総括した同監督は、まずファンを含めた関係者の支援に対して感謝。W杯で結果を残せなかったが「悔いはないし、恥じることもない」と胸を張った。

また、今後へ向けフィジカルを鍛える方法、けがの予防法などについて海外の強豪国から学ぶ必要性を強調。「一定期間、コンスタントに力を発揮できるようになれば(日本の力は)本物になる」とエールを送った。《日刊スポーツ》

【損保ジャパン】保険金不払いで584人処分

違法な営業や保険金の多数の支払い漏れ発覚などで行政処分を受けた損害保険ジャパンは26日、取締役や執行役員25人の報酬返上を含む計584人の大規模な社内処分を発表した。金融庁に同日提出した業務改善計画には外部の人材を登用した経営監視の委員会設置なども盛り込んだ。会社法上の委員会設置会社への移行も視野に入れており、顧客の信頼回復を急ぐ。《日経新聞》

【自民党5派会長】小泉後は全員野球で

自民党の津島、丹羽・古賀、伊吹、山崎、高村の各派会長らが26日夜、都内の日本料理店で会談し、9月の自民党総裁選で決まるポスト小泉の政権運営に関し「誰が首相でも全員野球でまとまることのできる態勢をつくらなければならない。挙党態勢ができなければ来年の参院選は自民党にとって厳しい戦いになる」との認識で一致した。《共同通信》

【この日の民主党】

国民のため二大政党制実現を 苫小牧で渡部国対委員長・平野代理

渡部恒三国会対策委員長は26日夜、来月に市長選挙が実施される北海道苫小牧市を訪れ、市内で講演を行った。この渡部国対委員長の講演には、平野博文国対委員長代理(総合調整局長)も共に駆けつけ、「国民の国民による国民のための政治」を実現するためには、政権担当能力を有する二大政党の存在が不可欠だなどと、力強い訴えを展開した。

まず冒頭、東京での所用で出席できなかった、地元選出の鳩山由紀夫幹事長のビデオメッセージが会場に披露され、苫小牧市の異常な状況が全国に報道されていることを、「残念でならない」とし、「失った信頼を回復させていかなければならない」と強調した。そして、「市民のための市政を取り戻す」ことの重要性を改めて指摘し、苫小牧市の更なる発展を訴えかけた。

続いて、渡部国対委員長と平野国対委員長代理の二人が、ドラマ水戸黄門のテーマが流れる中、黄門様一行の扮装をして笑顔で現れると、場内は爆笑に包まれた。そしてまず、印籠をかざした平野国対委員長代理が壇上から、「世直しのために、政権交代のために」全国を回っているとして、「出没するところは必ず何かが起こる」と語り、力強い挨拶を行った。

これを受けて渡部国対委員長も講演を行い、民主党が苦しい状況に追い込まれた中で国対委員長就任を要請しに来た鳩山幹事長とのやり取りなど、当時のエピソードをユーモアたっぷりに紹介。会場はまたも笑いに包まれた。そして渡部国対委員長は、「国民の国民による国民のための政治にするために、(国対委員長職を)お引き受けした」と強調し、世直し恒三、水戸黄門にされてしまったとしながら、渡部国対委員長自らだけでなく、小沢一郎代表や羽田孜最高顧問、鳩山幹事長らが、「なぜ自民党を飛び出して、苦労しているのか」について語りかけた。

渡部国対委員長はこの中で、かつてのリクルート事件など「お上にまつわる不祥事がこの国の政治に続発し、国民の政治に対する信頼が全く失われてしまった」ことを指摘。「国民が信頼できる、清潔な、未来に向かって希望の持てる新しい政治をつくるには、政権担当能力のある二大政党をつくるしかない」との考えを改めて力強く語ると、聴衆からは大きな拍手がわき起こった。

更に渡部国対委員長は、民主党が厳しい状況にある中でも、国民の皆さんが二大政党制の必要性を理解してくれたとし、「民主党再生委員長」として、「皆さんの1票によって政治が決まる、二大政党制の実現に命をかけてまいる決意だ」と力強く訴え、そのためにも「民主党を育てていただかなければならない」と語りかけた。そして、「来年の参議院選挙は必ず勝つ」との決意を示した渡部国対委員長は、その後の総選挙にも勝利して、政権交代を実現させる強い意志を改めて明確にした。

わが国が抱える課題についても渡部国対委員長は言及し、「何よりも大事なことは、格差を是正することだ」と指摘。「地方があって日本がある、北海道があって日本がある」との言葉には、会場からまたしても大きな賛同の拍手が寄せられた。その上で渡部国対委員長は、「小泉内閣は、地方交付税を思い切って減らして、地方切り捨てから進んできた」と厳しく批判。「地方が豊かにならなければ、日本は豊かにならない」との持論を展開した。

渡部国対委員長は講演の最後に、大阪を皮切りに「全国世直し旅に入る」ことを紹介。今回の苫小牧が2回目の訪問地だとして、二大政党制と「国民の国民による国民のための政治の確立」を改めて訴えかけて講演を終えた。渡部国対委員長と平野国対委員長代理による、ユーモアも交えたこの力強い訴えには、会場から改めて大きな拍手がわき起こった。《民主党ニュース》



6月26日 その日のできごと(何の日)