2006/03/29
平成6290日目
【この日の小泉総理】
「桜の女王」の総理表敬
平成18年3月29日、小泉総理は総理大臣官邸で、ドイツから来日した「ハンブルグ桜のプリンセス」のインゲル・マレーン・バッハマンさんと「日本さくらの女王」の三木朋子さんの表敬を受けました。
小泉総理は、2人の晴れ姿を「きれいだね。」と賞賛。
三木さんは、今月4日に第21代「日本さくらの女王」に選出され、桜の親善大使としてアメリカ、ドイツに訪問するほか、国内各地で催される「さくら祭り」などに出席します。
バッハマンさんは、昨年5月にハンブルグで開催された選出大会で第24代「ハンブルグ桜のプリンセス」の栄冠に輝きました。今月末から来日し、ハンブルグの親善大使として公式行事などに出席します。
バッハマンさんから、ドイツにもゆかりのあるモーツァルトのCDを贈られると小泉総理は、「名前はバッハマン、バッハじゃないんだよね。モーツァルトもバッハも好きですよ。ありがとうございます。」とお礼を述べました。
地球温暖化問題に取り組む小学生の総理表敬
平成18年3月29日、小泉総理は総理大臣官邸で、地球温暖化問題に取り組む小学生の表敬を受けました。
訪問したのは、2月に地球環境国際議員連盟が開催したシンポジウムで地域の取組を発表した東京都と岡山県の8人の小学生です。
小学生達は「京都議定書が発効した今、私たちは小さなことでも自分たちのできることに取り組み、温暖化防止のために努力する世界の人たちと力を合わせて、大切な地球を守っていきたいと思います。」と報告しました。
これに対して小泉総理は、「環境問題というのは、かけがえのない地球を我々の子どもや孫の世代に残していこうということだけじゃなくて、将来の子どもたちから今我々が借りているんだという考え方もある。だから、大事に使って環境を良くしていかなくてはならない。」と環境保護の大切さを説きました。《首相官邸》
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【大相撲・白鵬関】大関昇進
日本相撲協会は29日、大阪市内で理事会と来年初場所の番付編成会議を開き、モンゴル出身の白鵬(21)の大関昇進を満場一致で決めた。モンゴル勢では朝青龍に次ぐ大関で、外国人としては6人目。大関誕生は05年九州場所後の琴欧州以来、昭和以降では78人目。
協会は昇進を伝える使者として友綱理事(元関脇・魁輝)と春日山審判委員(元幕内・春日富士)を大阪府堺市の西本願寺堺別院に派遣。師匠の宮城野親方(元十両・金親)夫妻とともに紋付きはかま姿で出迎えた白鵬は「謹んでお受けいたします。大関の地位を汚さぬよう、全身全霊をかけて努力します」と口上を述べた。
このあと、会見に臨んだ白鵬は「緊張した。無事終わってよかった。今後は横綱を目指し精進したい」と語った。白鵬の父ムンフバトさん(64)はモンゴル相撲の元横綱で、68年メキシコ五輪のレスリング銀メダリスト。この日は妻、娘らとともに晴れ姿を見守った。 《毎日新聞》
【西武・炭谷銀仁朗捕手】プロ初本塁打が満塁打
西武13-4ソフトバンク◇29日◇北九州
西武炭谷銀仁朗捕手(18=平安)が、快挙だ。ソフトバンク戦で、2回に満塁弾でプロ初本塁打。6回にも左翼に2号2ランを放つ6打点の大活躍で、13-4の快勝劇の主役となった。高卒ルーキーとして、満塁アーチは大先輩の西武清原(現オリックス)以来20年ぶり。1試合2発は巨人松井(現ヤンキース)以来13年ぶりと、大物2人と肩を並べた。実家が畳店、捕手で強打者で西武入団という、人気漫画「ドカベン」を地でいく快男児が、西武の、球界のニュースターに躍り出た。《日刊スポーツ》
【この日の民主党】
来年の参院選の重要性を改めて強調 総会で江田参院会長
参議院民主党・新緑風会の議員総会が29日午前、国会内で開かれ、江田五月参議院議員会長の挨拶の後、輿石東参院幹事長らが報告を行った。
江田参院会長は挨拶の中でまず、参議院の方から、民主党全体をどうするか、一致団結しながら、全党・全国に発信をしていかなければならない、などと指摘。平成18年度予算の参議院での採決結果が、賛成134、反対103のわずか31票差だったことについて言及し、「10数票ひっくり返れば、私どもの意見が通る参議院になる」として、「来年の参議院議員選挙が非常に重要だ」と強調した。
そして、メール問題については今週末にも検証チームの報告が出されるとして、「早く乗り越えていかなければならない」とし、「予算成立後これからの国会が、非常に重要になっていく」として、各議員の一層の奮闘を呼びかけた。
また、輿石東参院幹事長、平田健二参院国会対策委員長、直嶋正行参院政審会長(政策調査会長代理)からの報告の後、この日の本会議にかけられた議案の賛否についても、各委員会の理事から説明があった。そして、本会議で登壇する森ゆうこ参院議員から、力強く決意の挨拶が行われ、参加議員から大きな激励の拍手を浴びた。
郡司彰議院運営委員会筆頭理事からの説明の後、若林秀樹参院議員が特に発言を求め、横浜市長選挙と同日に行われた、逗子市議会議員選挙、横浜市旭区・青葉区での市議補欠選挙のいずれにおいても、民主党公認候補が勝利したことに触れ、4月に行われる衆議院千葉7区補選にその勢いをつなげていこう、などと呼びかけた。
国対役員・筆頭理事合同会議を開催
29日昼、国会内で、民主党の国対役員・筆頭理事合同会議が開催され、渡部恒三国会対策委員長の挨拶の後、各委員会筆頭理事らからの報告を受け、出席者間で今後の対応を協議した。
会議の冒頭、渡部国対委員長が挨拶に立った。この中で渡部国対委員長は、「残念ながら、小泉君の地方切り捨て、弱者切り捨て、将来の国の方向を示すものが何もない予算が通ってしまった」と述べるとともに、「国会は終わっていない」と強調。税金のムダづかいをなくすという国民の期待を受けて、行政改革などの審議が始まるとして、「次の政権を担うべき野党第一党の、国会での責任は大変重い」と語った。
また、渡部国対委員長は、行政改革推進法案の質疑には、菅直人元代表らが質問の先頭に立つことも紹介。天下り問題、談合問題の背景には政官業の癒着構造があるとして、「国民の声を国会に反映するために、全力を挙げてがんばっていただきたい」と力強く呼びかけた。
永田寿康議員についても、国会議員は国民を代表して国政の場で議論する侍であると渡部国対委員長は改めて述べ、永田議員自身が法律を犯したわけではないが、騙された結果、国会に非常な迷惑をかけ、国民が期待していたライブドア問題や防衛施設庁の官製談合問題などの審議を空白にしてしまったことだけは間違いないとして、侍としての行動をとってくれることを今でも期待している、などと述べた。
渡部国対委員長はその上で、国民が今、徹底的な議論を望んでいる行政改革、医療制度改革、教育などの問題において、「全力投球で審議し、後半国会、さすがは野党第一党の民主党、あれだけの質問をして、あれだけの成果を出すのなら、次の政権を任せてもいいという成果」を挙げるよう、一層の奮闘を呼びかけた。
会議ではこの後、平野博文国対委員長代理の司会の下、各委員会筆頭理事らから、各委員会での審議の状況等についての報告と協議が行われた。《民主党ニュース》