平成6262日目

2006/03/01

【民主党】メール問題検証チーム設置を決定

民主党は1日、党本部で正副幹事長会議を開き、ライブドア事件の送金メール問題への今後の対応に関して協議した。

会の冒頭、鳩山由紀夫幹事長は、「残念ながら堀江容疑者が発信したものではないと断定せざるを得ない」と述べ、28日における問題対応の経過を改めて説明した。同時に、28日に行われた衆参両院議員総会でも指摘する意見があったように、なぜこのような事態に至ったかの検証をしっかりと行う必要があるとの認識を示した。

その上で鳩山幹事長は、「問題がここまで大きくなったのは、いったい何が原因なのか。仔細に調べて、そのことによって二度とこのようなことが起きないように再発防止を真剣に党として考える必要があるのではないか」と重ねて語り、そうした思いのもとで副幹事長が中心的な役割を担う形でメール問題の検証を行っていくとともに、再発防止のためにどのような手立てを講ずるべきかを考えていきたいと再度強調した。

また、学識経験者、メディア関係者等の外部からの指摘も含める形で検討を重ねていく意向を示し、「二度とこのようなことが起きない民主党の体質を作ろうではないか」として、会議出席者に協力を呼びかけた。

協議の結果、(1)メール問題に係る事前・事後の対応についての検証(2)再発防止策の検討――の2点を目的として、「メール問題検証チーム」を同日付で設置した。

玄葉光一郎幹事長代理を座長に、平野博文総合調整局長、細野豪志役員室長、松野頼久筆頭副幹事長、藤村修衆議院議員、佐藤雄平・蓮舫両副幹事長が構成メンバー。外部から参加を求める有識者等の人選も早急に行い、約2週間で検証・検討結果をまとめる予定。《民主党ニュース》




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【韓国・盧武鉉大統領】小泉首相の靖国参拝中止を要求

韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領は1日、ソウルでの「3・1独立運動」記念式典で演説し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を強く批判、あらためて参拝中止を求めた。また日本の憲法改正の動きに反対を表明。日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)問題にも言及し、歴史問題で妥協せず、日本が植民地支配への反省を具体的な行動で示すよう求めていく姿勢を明確にした。

憲法改正の動きについて大統領が踏み込んだ発言をしたのは異例。ただ、反日独立運動を記念する同式典の演説では、歴代大統領は国内向けに強い対日姿勢を示す場合が多い。

盧大統領は「(韓国民が)今も日本が侵略と支配の歴史を正当化するのではないかと危惧(きぐ)を抱くのは当然だ」と表明。「日本が『普通の国』になることを『世界の指導的な国家』になることとするならば、法を変えて軍備を強化することではない」とし、「人類の良心と道理に合った行動をし国際社会の信頼を確保しなければいけない」と指摘した。 《共同通信》

【安倍晋三官房長官】韓国大統領の靖国参拝批判に不快感

安倍官房長官は1日午前の記者会見で、韓国の盧武鉉大統領が「3・1独立運動」記念式典で小泉首相の靖国参拝などを批判したことについて、「盧武鉉大統領もぜひ、日本が自由と民主主義、人権を守り、世界に平和を確立させるため努力している姿をしっかりと見てもらいたい」と述べ、不快感を示した。《読売新聞》

【小泉純一郎首相】韓国大統領の靖国参拝批判に反論

小泉首相は1日昼、韓国の盧武鉉大統領が「3・1独立運動」記念式典で首相の靖国参拝などを批判したことについて、「私は日韓友好論者だ。戦後60年の日本の歩みをよく見ていただきたい」と述べ、批判は適切ではないとの考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

安倍官房長官も同日午前の記者会見で、「盧武鉉大統領もぜひ、日本が自由と民主主義、人権を守り、世界に平和を確立させるため努力している姿をしっかりと見てもらいたい」と語った。《読売新聞》

【小泉純一郎首相】NHK「チャンネル数多すぎる」

小泉純一郎首相は1日、竹中平蔵総務相と首相官邸で会談し、NHK改革について、チャンネル数の削減を含め拡大路線の修正を検討するよう指示した。

首相は会談後、記者団にNHKの国際発信力の強化問題などに絡み「今のNHKの局数(チャンネル数)は多すぎる。海外発信を重視するならば、今までの部分を縮小しなければいけない」と強調。同時に「日本がどういう国なのかを発信するのは重要だ。ただそれはNHKの拡大路線を言っているのではない」と語った。

現在NHKは地上波テレビ、ラジオ、衛星放送など計8つのチャンネルを保有している。ただ竹中総務相が1月に設置した私的懇談会「通信・放送の在り方に関する懇談会」でも事業を縮小するため、チャンネル数の削減が必要との意見が浮上していた。

首相は2月初旬には、NHKの放送を通じた国際的な情報発信力の強化を求めていた。《日経新聞》

【横路孝弘氏、福島瑞穂氏】「今、9条を早急に変える必要はない」

民主党元副代表の横路孝弘衆院副議長と社民党の福島瑞穂党首が1日夜、都内のホテルで会談し、憲法問題について「今、9条を早急に変える必要はない」との認識で一致し、今後も意見交換を行うことを確認した。

会談は、福島氏が申し入れて実現。社民党は「憲法改悪をさせない国民的な連帯の核になる」(福島氏)ことを宣言しており、民主党内の憲法改正に慎重な横路氏らとの連携強化を狙った動きだ。横路氏と福島氏の会談は初めて。

会談ではこのほか、ライブドアの「送金指示」メール問題をめぐる国会情勢や、社会的格差拡大問題も話題に上った。

民主党の赤松広隆副代表、社民党の又市征治幹事長も同席した。《共同通信》

【カーリング・チーム青森】青森市スポーツ栄誉賞受賞

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トリノ五輪のカーリング女子日本代表「チーム青森」の小野寺歩(27)ら5選手が1日、青森市の佐々木誠造市長を訪問し「カーリングを多くの人に知ってもらい、満足しています」と話した。帰国後のハードスケジュールに選手は疲れ気味だったが「お帰りなさい」と大勢の市民が出迎えると5人の表情は笑顔に。

佐々木市長は、「チーム青森」の活躍を機に新設した「青森市スポーツ栄誉賞」を5人に授与。本橋麻里選手(19)は「ここまでの反応があるとは思っていなかった」と話し、小野寺は「7位という結果は残念」と悔しさをにじませた。報道陣の「家に帰って何がしたいか」との質問に寺田桜子(21)は「お好み焼きが食べたいです」と周囲を笑わせていた。《スポニチ》



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