平成6133日目

2005/10/23

【競馬・菊花賞】ディープインパクトが3冠達成

日本競馬史上に残る名馬が誕生した。武豊騎手(36=フリー)が騎乗したディープインパクト(牡3、栗東・池江泰郎)が7戦7勝で菊花賞を制し、84年シンボリルドルフ以来、史上2頭目の無敗の3冠馬に輝いた。単勝支持率は79・03%、配当金100円元返しと圧倒的な1番人気に応えた。陣営は次走について明言を避けたが、11月27日東京のジャパンC(G1、芝2400メートル)か12月25日中山の有馬記念(G1、芝2500メートル)が有力だ。

歴史を刻むゴールまであと550メートル。最終4コーナー手前で武豊が手綱をしごくと、ディープインパクトの闘志に火がついた。4コーナーを先頭で走ったアドマイヤジャパンは10馬身も前を行く。さあ404メートルの直線だ。武は右ムチを何発も打ち込む。来た! 来た! 来た! あっという間にジャパンに並び突き放す。ゴールへの残り50メートルは栄光への一人旅。2馬身差をつけて飛び込んだ。シンボリルドルフ以来、21年ぶりの無敗の3冠を達成した。《日刊スポーツ》

武にとってこの勝利がJRAのG1・50勝目。区切りのメモリアルVとなったが、これまで獲得したどのG1よりも重いものだった。過去にない想像を絶するプレッシャーを経験した。「周りは『勝つだろう』『どういう勝ち方をするのか』という感じだった」と胸の内を明かした。検量室前に戻りクラを外し、金子オーナー、池江泰郎師と握手を交わした。笑顔はなく口元に力を込め、込み上げるものを押さえた。ゴーグルの下に隠れた瞳は潤んでいた。

小学校の卒業文集には「騎手・武豊にこうご期待」と書いた。乗馬を始めたばかりの少年は自分の進むべき道を決めていた。21年前の菊花賞時はまだ競馬学校の一生徒。京都競馬場を訪れ、ルドルフの圧倒的な強さにしびれた。「いつかは自分もこんな馬に乗ってみたい」。ぼんやりと描いた夢は、36歳で現実になった。どのタイトルよりも待ち望んだ3冠という勲章。陣営は明らかにしなかったが、次走はジャパンCか有馬記念に向かう。歴戦の古馬が相手になっても、武とインパクトが衝撃を与え続ける。《日刊スポーツ》




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【谷垣禎一財務相】消費増税「次の首相が誰でも避けられない」

谷垣禎一財務相は23日、民放のテレビ番組で、消費税の税率引き上げについて「(次の首相が)私かどうかは分からないが、誰になっても避けて通れない道と思う」と述べ、来年9月に自民党総裁任期が切れる小泉純一郎首相の後継者が社会保障費の財源確保のため消費税増税を決断するとの認識を表明した。

谷垣財務相は「ポスト小泉」の有力候補の一人。消費税について小泉首相が「任期中は引き上げない」との立場を貫く中で、小泉首相の次を狙う他の有力候補は、消費税問題を含む重要政策での明確な態度表明を迫られることになりそうだ。

谷垣財務相は「2007年度に向けて税体系全体の見直しに結論を出さなければならない。消費税もその中で方向を出さなければならない。議論を年が明けたら始める必要がある」とし、本格的な議論に着手する必要性を明確にした。

税率の引き上げ幅については「社会保障をどれくらいにするかという議論を詰めなければ答えは出ない」とし、社会保障などの負担水準見直しの中で議論を進めるべきだとの認識を示した。

情報技術(IT)投資費用の一定割合を税額控除するなどの企業向け大型減税措置については「景気回復に(既に)相当効果があった。終わりにしてもいい」と明言し、産業界などが求める期限延長は必要ないとの認識を表明した。所得税と個人住民税の定率減税に関しては全廃が基本方針との考えを重ねて示した。《共同通信》

【宮城県知事選】村井嘉浩氏が初当選

宮城県知事選は23日投開票され、元県議の村井嘉浩氏(45)が、浅野史郎知事が全面支援した前県総務部長の前葉泰幸氏(43)、前県高教組委員長の出浦秀隆氏(62)を破り、初当選した。投票率は40.35%(前回35.58%)だった。3期務めた浅野知事は不出馬を表明し、新顔3氏の争いになった。

村井氏は「松下政経塾で学んだ経営感覚を生かす」とアピール。浅野県政の下で、公共事業の削減や、入札制度改革に伴う安値受注競争に苦しんできた建設業界を中心に、「反浅野」で結束した自民の支持団体に支えられた。村井氏は元陸上自衛官で、自衛隊制服組出身の知事は全国で初めてとなる。前葉氏は、民主、社民の支援を受ける一方、「浅野県政の継承」を訴えて浅野知事と二人三脚で選挙戦を展開。橋本大二郎・高知県知事ら「改革派知事」の応援も得て「脱政党」を唱えたが、及ばなかった。《朝日新聞》

【参院神奈川補選】川口順子氏が初当選

参院神奈川選挙区補選は23日投開票され、自民党公認の新人の前外相・川口順子氏(64)(公明推薦)が、民主党公認の新人の米国弁護士・牧山弘恵氏(41)、共産党公認の元参院議員・畑野君枝氏(48)を大差で破り、初当選した。

自民党が9月の衆院選大勝の勢いを維持し、民主党から議席を奪った。公務員制度改革など構造改革の総仕上げを目指す小泉首相には、一定の追い風となりそうだ。一方、民主党の前原代表は、最初の国政選で敗れ、衆院選惨敗の流れに歯止めをかけられなかった。投票率は32・75%で、2004年夏の参院選(54・48%)を大きく下回った。女性による三つどもえの戦いとなったが、明確な争点がなく、有権者の関心は低かった。

補選は、民主党前議員の斎藤勁(つよし)氏が衆院選に立候補し、失職したことに伴うもの。川口氏の任期は2007年7月までとなる。衆院選後初の国政選で、各党とも連日、幹部を選挙区に送り込んだ。自民党は川口氏の高い知名度を生かし、選挙戦を優位に進めた。県内選出の小泉首相が2度、遊説に入る一方、地元の衆院議員らの後援会や支持団体を中心にきめ細かい選挙戦を展開した。公明党も組織をフル回転させた。低投票率の中、自公の選挙協力が功を奏し、川口氏が圧勝した。

民主党は、前原代表が6日の告示後に9回も応援に乗り込み、無党派層などに党再生への支持を訴えた。しかし、衆院選で県内18選挙区で全敗したことに加え、牧山氏の立候補表明の遅れも影響した。衆院選同様、無党派層への浸透も今一つで、今後、選挙戦術の練り直しを改めて迫られそうだ。畑野氏は憲法改正反対などを訴えたが、支持に広がりを欠き、返り咲きを果たせなかった。《読売新聞》

23日に投開票が行われた参議院神奈川県選挙区補欠選挙に関し、民主党公認の牧山ひろえ候補が惜敗との大勢が判明した同日夜、鳩山由紀夫幹事長が党本部で記者会見を行った。

この中で鳩山幹事長は、「大変素晴らしい候補者を擁立したが、善戦及ばず勝利をつくり出すことはできなかった」と述べ、「多くの支持者の皆さま方に、大変辛抱強く応援していただき、そのご期待に十分に応えられなかったことにお詫びを申し上げたい」とした。

その上で、牧山候補の「清新さはお会いして下さった方々には伝わったと思う」とし、前原新代表の改革の思いにも多くの反応があったことを指摘して、「多くの方々に熱心にご支援いただいたことに感謝申し上げたい」としつつ、「これを次につなげていきたい」との決意を述べた。

また今回の選挙の敗因として鳩山幹事長は、先の総選挙の影響をまず挙げ、「改革は小泉という思いが県民の皆さまに残っていた」とし、「一月の間に改革の旗を奪い返すまでには至らなかった」ことを「最大の理由」だとした。また、「牧山候補自身は大変素晴らしい候補者」であるが、「知名度の圧倒的な開きが最後まで響いた」とも指摘した。更に、低投票率であったことについても、結果的に組織力をもつ方に有利に働いたのではないかとの見方も示した。

これらについて語った上で鳩山幹事長は、「開票の分析をしなければ、より正確なことは申し上げられない」として、あくまで「現時点での敗因分析だ」として、今後さらに詳細な分析が必要だとしつつ、県内各地で「民主党がんばれとの声をいただいた」ことに改めて感謝の念を表明した。

また、牧山ひろえ候補も横浜市内の事務所で記者団に対し、今回の選挙結果を受け、「前原代表、鳩山幹事長をはじめ、多くの国会議員の皆さんにご支援いただいたことを有り難く思う。にも関わらず、このような結果になったことを、深くお詫び申し上げたい」とするとともに、選挙戦中に各地で、「温かい言葉を多くの皆さまにかけていただき、大変励みになった」と感謝の念を述べ、こうした「ご期待に応えられず、お詫び申し上げたい」と改めて語った。

牧山候補はその上で、「今後とも民主党へのご支援を」と述べるとともに、準備不足であったが、終わってみればあっという間だったと、率直に感想も述べた。そして今後も、改革の本当の中身を問いかけていきたいとの思いも改めて語った。《民主党ニュース》



10月23日 その日のできごと(何の日)