平成5959日目
2005/05/02
【この日の小泉総理】
EU首脳と協議
小泉純一郎首相は2日午前、ルクセンブルクで欧州連合(EU)議長国のユンケル首相、欧州委員会のバローゾ委員長との定期首脳協議を行った。双方は会談後、共同声明を発表し、中国の「責任ある建設的な国際社会の一員」としての重要性を確認。
日本側はEUが検討している対中国武器輸出禁止措置の解除は、中国の軍事力増強につながりかねないとして反対を表明した。《共同通信》
南西アジア及び欧州訪問(第4日)
平成17年5月2日午前(日本時間同日夕)、小泉総理はルクセンブルクのゼニンゲン城でユンカー首相と会談しました。
会談で小泉総理は、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに支持を求めたのに対し、ユンカー首相は「支持する」と表明しました。
その後、欧州連合(EU)の議長国・ルクセンブルクのユンカー首相、バローゾ欧州委員会委員長らと日・EU定期首脳協議を行い、中国を含めた東アジアの安全保障情勢について、日・EU間の戦略的対話を強化していくことで一致しました。協議後、日・EU首脳は国際問題や経済問題で協力強化などを盛り込んだ共同声明を発表しました。
その後小泉総理は2日夕(日本時間同日深夜)、オランダに到着し、バルケネンデ首相と会談しました。会談で小泉総理は、イラクのサマワでオランダ軍が治安維持を担ったことへの謝意を表明しました。
小泉総理は、南西アジア・欧州訪問を終えるにあたり、アムステルダムにおいて内外記者会見を行い、「いずれも短期間ではあったが、実り多い訪問になり、改めて各国の歓待に感謝している。」と述べました。