平成5761日目

2004/10/16

【この日の民主党】

岡田代表、岩手・青森県境の産業廃棄物不法投棄現場などを視察

岡田克也代表は16日、岩手・青森両県を訪れ、県境にある産業廃棄物不法投棄現場など、各地を精力的に視察するとともに、現地住民との意見交換などを積極的に行った。

岡田代表らはまず岩手県に入り、二戸地方振興局を訪問。木質ペレットを燃料とする「いわて型ペレットストーブ」の説明を県の担当者から受け、端材や樹皮などを原料にしたペレットを手に取りながら、ストーブの構造やコストなどについて次々と担当者に質問をしていた。

続いて岡田代表らは、岩手県二戸市と青森県田子町の県境にある産業廃棄物不法投棄現場を視察。県の担当者の説明を受けながら、キャッピング(表面遮水)工事が進む現場や土壌改良プラントなどを次々に歩いて見て回った。また現地で地元住民の方々とも懇談し、不法投棄の現場が岩手・青森両県にまたがることで生ずる様々な問題などについて意見交換を行った。不法投棄現場の視察を終えた岡田代表は記者団に、「県が一生懸命対応していただいているのはよく分かるが、やはりこうなってしまう前に何とかできなかったのか、という思いはある。対応が遅れてしまったために、莫大な額のお金を使わざるを得なくなっている。もう少し早期に対応できる仕組みを、国の責任でつくるべきではないか」と述べ、国による積極的な取り組みの重要性を指摘した。

岡田代表らはさらに青森県に移動し、板柳町での対話集会に参加。岡田代表は先日行われた小泉首相の所信表明演説とそれに対する代表質問でのやり取りに触れ、年金の抜本改革やいわゆる三位一体改革などでの首相のちぐはぐな答弁に苦言を呈しつつ、「わが国には色々な行き詰まりが起きているが、しがらみのある自民党では改革はできない。民主党こそが、国民の皆さんの立場に立って改革を進めることができる。若くて新しい民主党に期待して欲しい」と訴え、参加者から大きな拍手を受けていた。また参加者からは、民主党の農業政策などについて質問が寄せられ、岡田代表が民主党の農林漁業再生プランの内容を説明するなどのやり取りが行われた。また対話集会の後、岡田代表一行は、全国から農業関係者らが集まって開かれていたバーベキュー会場にも立ち寄り、参加者と気さくに言葉を交わしていた。

今回の視察では、岩手県では達増拓也県連代表(衆議院議員)、工藤堅太郎、平野達男、主濱了各参議院議員、津村啓介衆議院議員らが、青森県では下田敦子、高橋千秋参議院議員、津村衆院議員らが、それぞれ同行した。《民主党ニュース》




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【プロ野球・日本シリーズ第1戦】西武2−0中日

プロ野球の日本シリーズは16日、ナゴヤドームに3万7909人の観衆を集め開幕。西武が2―0で中日を破り、12年ぶり9度目の日本一に向けて先手をとった。西武が日本シリーズの初戦で勝ったのは、巨人と戦った94年以来。

西武は四回に和田が川上から左越え本塁打を放ち先制。五回にも中日の失策の間に1点を加えた。先発石井貴は七回まで被安打2と好投し、小野寺―豊田とつないで逃げ切った。この試合は五回、西武の併殺プレーをめぐって49分間中断。審判団が誤審を認め、おわびをすることで再開した。《共同通信》

【ヤンキース・松井秀喜外野手】5安打5打点5得点

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米大リーグの優勝決定シリーズ、ア・リーグの第3戦は16日、ボストンで行われた。ヤンキース(東地区1位)が松井秀喜外野手の2本塁打を含む5安打の活躍などで、レッドソックス(ワイルドカード=WC)に19−8と、同シリーズ最多得点で圧勝。3連勝でワールドシリーズまであと1勝に迫った。

「4番・左翼」の松井は1回にポストシーズン7試合連続安打で2本目となる右越え2ラン。3、4回には連続二塁打し7回には中前適時打。9回にも右中間に2点本塁打し、ポストシーズンタイの1試合5安打(6打数)5得点で、打点も5。通算打率も5割(32打数16安打)とした。《共同通信》



10月16日 その日のできごと(何の日)