平成5755日目

2004/10/10

【この日の小泉総理】

平成16年10月10日午前、ベトナム訪問中の小泉総理は、ハノイ市内のベトナム首相府でファン・バン・カイ首相と首脳会談を行いました。

会談で小泉総理は「日本の財政事情は厳しいが、政府開発援助(ODA)はベトナムを重視していく。環境問題は大事なので支援していきたい。」と述べ、ベトナムへの政府開発援助を積極的に進めるとともに、日本語教育の充実など文化交流の強化、ハノイ市内のタンロン遺跡の発掘・保存に協力することを表明しました。 これを受け、カイ首相は日本の援助に関して「社会資本整備や医療などで必要だ。期待している。」と応じました。

また、小泉総理は、ベトナムが国連総会で日本の常任理事国入りに支持を表明したことに対し、「大変感謝している。」と謝意を述べました。

この日の午後、小泉総理は政府専用機で帰国の途につきました。《首相官邸》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【台湾・陳水扁総統】中台対話呼びかけ

台湾の陳水扁総統は10日、台北で行われた「双十節」(清朝を倒した辛亥革命記念日)の式典で演説し、中国と台湾が「一つの中国」原則について話し合った「1992年の香港会談」を基礎に、中国と対話を行えるとの考えを表明した。

ただ、陳総統が「一つの中国」を受け入れたわけではなく、中台対話の再開につながるかどうかは不透明だ。

陳総統は「両岸(中台)は『92年の香港会談』を基礎に、完ぺきではなくとも受け入れ可能な方策を見つけ、対話と協議の準備を進めることができる」と述べた。《読売新聞》

【阪神・八木裕内野手】18年の現役生活に幕

今季限りでの現役引退を表明している阪神の八木裕内野手(39)は10日、甲子園球場で行われた巨人最終戦の八回、代打で登場し、現役最後となる打席で右前打を放った。九回は一塁の守備に就き、18年間のプロ野球人生に幕を下ろした。《共同通信》

【クリストファー・リーヴさん】死去

AP通信によると、人気映画「スーパーマン」の主役で、その後の落馬事故で半身が不随になった米俳優、クリストファー・リーブさんが10日、ニューヨーク州の病院で死去した。52歳だった。リーブさんの広報担当者が明らかにした。死因は心不全とみられるという。

リーブさんは70年代から80年代にかけて、米映画「スーパーマン」で主役を演じ、大スターの仲間入りを果たした。

95年5月、馬術大会の競技中に落馬、首の骨が折れる大けがを負った。深刻な脊髄(せきずい)損傷の後遺症のために全身まひ状態になったが、99年から医療チームが電気刺激などのリハビリを開始し、02年には体の一部を動かせるほど改善していた。《朝日新聞》



10月10日 その日のできごと(何の日)