平成5749日目
2004/10/04
【この日の民主党】
岡田代表、川辺川ダム建設予定地などを精力的に視察
岡田克也代表は4日、八代市を皮切りに川辺川ダム建設予定地など、熊本・鹿児島両県の各地を精力的に視察して回った。
熊本県での視察には、松野頼久、松野信夫両衆議院議員らが同行。八代市では、市長を表敬訪問した後に市長とともに八代港へ向かい、港湾施設を視察。続いてヤマハ熊本プロダクツを訪問し、工場関係者の案内で船外機の生産現場を丹念に見て回った。
一行はその後、相良村へ向かい、川辺川ダムの建設予定地を視察。岡田代表は建設予定地を見渡しながら、国土交通省の担当者と市民団体の代表者からそれぞれ説明を受けた。岡田代表らはさらに五木村を訪問し、五木村長ら役場関係者とも会談。岡田代表はこの中で、「これまでの様々な経緯は分かるが、民主党としては川辺川ダムをつくる必要はないと考えている。いったん決定した公共事業は止まらず、役所は間違いを決して認めようとしないことの典型だ。国会の中でよく議論し、良い結論を出したい」と述べるとともに、「(ダム建設中止への)流れはできつつあると思う」として、政府に対して政策転換を決断するよう求める考えを示した。さらに人吉市では、川辺川ダム建設問題に関わる様々な市民団体の代表者らとも会談。岡田代表は、政府に対して政策変更を迫るとの決意を改めて表明し、国会でもしっかり議論していくことを約束した。
岡田代表はさらに鹿児島県国分市に向かい、京セラ鹿児島国分工場を視察。ファインセラミックスの製造工程などについて詳細な説明を受けながら、最先端の技術を駆使した工場内を回り様々な質問を投げかけていた。鹿児島県での視察には、川内博史衆議院議員らが同行した。また岡田代表らは、八代市と人吉市で地元の経済関係者とも懇談し、地方経済の現状などについて意見交換を行った。
農林漁業の再生を考える運動本部、山口で意見交換
フォーラムには農業関係者や行政関係者など150名が参加した。平岡秀夫県連会長による開会あいさつに続いて党本部を代表してあいさつに立った鹿野本部長は、「いまの農政でもっとも欠けているものは農林漁業者への愛情。民主党はこの愛情をもって第一次産業を間違いない方向に進めていくために真剣に取り組んでいる」と力強く語った。
続いて登壇した篠原事務局次長は「農林漁業再生プラン」に関して、プランの背景や取組みの経過、直接支払い制度の内容や政府案との違いなどについてわかりやすい解説が行われた。
会場からは「農業者が誇りをもって取り組める政策を実現してほしい」といった意見のほか、直接支払いや食料輸入のあり方などについて活発な質疑が行われた。《民主党ニュース》
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【阪神・井川慶投手】ノーヒットノーラン達成
プロ野球阪神の井川慶投手(25)が4日、広島市民球場で行われた広島最終戦で、無安打無得点試合を達成した。02年8月1日に川上憲伸投手(中日)が巨人戦(東京ドーム)で達成して以来、2年ぶりで、プロ野球史上71人目の快挙となった。
セ、パ両リーグに分かれた50年以降のセ・リーグでは32人目(35回目)。井川投手が許した走者は8回の失策と死球、9回の四球の3人だけだった。《朝日新聞》
【阪神・八木裕内野手】現役引退を表明
プロ野球阪神の八木裕内野手(39)が4日、兵庫県西宮市内の球団事務所で記者会見し、今季限りでの引退を発表した。阪神一筋で過ごした18年間を振り返り、「心残りはない。長い間プレーさせてもらえて本当に感謝している」と語った。
岡山東商高出身の八木内野手は、三菱自動車水島を経てドラフト3位で入団。1年目の87年から1軍で活躍。97年からは代打の切り札に。その後、ファンからは「代打の神様」と親しまれた。
「今季は徐々に、自分でも納得できる打席が少なくなってきて、最終的に結論を出した。昨年の優勝と、プロ初安打となった巨人の江川さんから打った代打本塁打(87年5月=後楽園)が思い出」と話した。《朝日新聞》
【21世紀臨調】三位一体改革が試金石
民間有識者らによる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)の西尾勝共同代表らは4日、都内で記者会見し、第二次小泉改造内閣の評価と今後取り組むべき政策への対応について提言を発表した。
小泉純一郎首相が実現すべき最重要課題と位置付けた郵政民営化を「内閣が正面から取り組むのは当然だ」としながらも、「これ以外にも重要課題は山積している」と指摘。国・地方財政の三位一体改革を「小泉内閣の真価が問われる極めて重要な最初の『試金石』だ」と位置付け、「首相には各省の個別的抵抗を統制する重い責任がある」と強調した。《共同通信》
【小泉純一郎首相】世界各国の美女60人が表敬訪問
小泉純一郎首相は4日午前、首相官邸で北京で開かれる「2004ミス・インターナショナル世界大会」に出場する各国の代表約60人の表敬を受け、「これだけ世界の美しい人が官邸に来るのは初めて。胸がときめいている。女性には縁のない生活をしていますが……」とほおを緩ませた。《共同通信》
【この日の小泉総理】
平成16年10月4日、総理大臣官邸で安全保障と防衛力に関する懇談会の第13回会合が開催されました。
この日の会議では、「未来への安全保障・防衛力ビジョン」と題する報告書が取りまとめられました。この報告書では、テロや弾道ミサイルの多様な脅威に対処するため、冷戦時代からの防衛政策の基本である「基盤的防衛力」構想を転換し、「多機能で弾力的な防衛力」の整備を提言するとともに、自衛隊による国際平和協力活動を従来の付随的任務から本来任務に格上げする必要性などが盛り込まれています。
報告書を受け取った小泉総理は、「安全保障は国民の一番大事な問題でありますので、この報告書を参考にして、年内には新防衛計画を策定したい。さまざまな脅威にどう対応するか、日本としても機動的に柔軟に対応できる防衛体制を整備していきたい。」と述べました。《首相官邸》