平成5699日目

2004/08/15

【競泳・北島康介選手】「ちょー気持ちいい」

勝った。泣いた。叫んだ。北島が悲願の金メダルを獲得した。競泳男子100メートル平泳ぎで、日本のエース北島康介(21=日体大)が1分0秒08のタイムで優勝。世界記録保持者ブレンダン・ハンセン(23=米国)を退け、表彰台の中央に立った。ケガや体調不良に苦しみ、大会直前には世界記録も更新されたが、大舞台で逆転。競泳では92年バルセロナ大会の岩崎恭子以来、男子では88年ソウル大会の鈴木大地以来の栄冠を日本にもたらした。

Embed from Getty Images

最後はやはりハンセンとの争いだった。猛追してくるライバルから、必死に逃げる。持ち前の大きな泳ぎは崩れない。最後のタッチは流れたものの、0秒17差勝った。金メダルを確認すると、水面を右こぶしで思い切り叩く。激しい水しぶきの中に最高の笑顔。体を震わせて、何度も雄叫びを上げる。日の丸が激しく揺れるスタンドに手を挙げ、ど派手なガッツポーズ。追い求めてきた夢をかなえ、体中から喜びがあふれた。

「ちょー、気持ちいい。やる前からハンセンとの勝負と思っていた。気持ちで絶対に勝つと思い、スタート台に立った。どこで勝ったかは覚えていない」と一気に話した。「(金メダルは)鳥肌ものですね。気持ちいい~」。緊張感から完全に開放されると、ひと目も気にせずに号泣した。感動的な男泣きだった。《日刊スポーツ》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【アテネ五輪・柔道男子66キロ級】内柴正人選手、金メダル獲得

柔道男子66キロ級◇15日

お家芸の柔道がゴールドラッシュだ! 下馬評の高くなかった内柴正人(26=旭化成)が5試合オール1本勝ちで男子66キロ級を制し、初日の谷亮子、野村忠宏に続き金メダルを手にした。1年前の減量失敗による失意を乗り越え、60キロ級から階級を上げて栄光をつかんだ。女子52キロ級の横沢由貴(23=三井住友海上)も銀メダルを獲得。日本は金3、銀1と文句なしのスタートを切った。《日刊スポーツ》

【小泉純一郎首相】平和貢献に全力

59回目の終戦記念日の15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれた。首相として4回目の式辞を述べた小泉純一郎首相は今年もアジア諸国への加害責任に触れ、不戦を誓った上で「世界平和に積極的に貢献し、世界から一層高い信頼が得られるよう全力を尽くす」と自衛隊のイラク多国籍軍参加など自らの路線を推し進める決意を示した。《共同通信》

平成16年8月15日、東京・北の丸公園の日本武道館で、政府主催の「全国戦没者追悼式」が行われました。59回目の終戦記念日のこの日、雨の中を各地から遺族、各界の代表など7千人余の方々が式典に参列しました。

式典は、天皇皇后両陛下御臨席の下行われ、国歌斉唱に引き続き挨拶に立った小泉総理は、「過去を謙虚に振り返り、悲惨な戦争の教訓を風化させることなく、不戦の誓いを堅持し、平和国家日本の建設をすすめてまいります。我が国は、世界各国との友好関係を一層発展させ、国際社会の一員として、世界の恒久平和の確立に積極的に貢献してまいります。平和を大切にする国家として、世界から一層高い信頼を得られるよう、全力を尽くしてまいります。」と式辞を述べました。

正午の時報を合図に、300万人余の戦没者の御冥福を祈って黙とうを捧げました。

天皇陛下のおことばに続き、衆議院議長、参議院議長、最高裁判所長官、戦没者遺族代表がそれぞれ追悼の辞を述べました。

その後、小泉総理を始め各界の代表、遺族代表が、戦没者をしのびつつ献花を行いました。



8月15日 その日のできごと(何の日)