平成5654日目
2004/07/01
【拉致被害者・曽我ひとみさん】インドネシアでの家族再会が決定
川口順子外相は1日午後、ジャカルタで北朝鮮の白南淳外相と会談し、拉致被害者曽我ひとみさん(45)一家をインドネシアで再会させることに合意した。夫で元米兵のジェンキンスさん(64)も同意しており、同国内での再会が決定。
両外相は曽我さんの二女の誕生日である7月23日までに実現させることで基本的に一致、今月半ばを念頭に調整する見通しだ。曽我さんが日本に永住帰国して以来、1年9ヶ月を経てようやく願いがかなう。《共同通信》
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小泉純一郎首相は1日夜、曽我ひとみさん一家のインドネシアでの再会について「11日の参院選前が望ましか」との記者団の質問に「できるだけ早い方がいい。そのように今、交渉を進めている」と述べ、来週にも実現する方向で北朝鮮と調整していることを明らかにした。
同時に再会は短期間ではなく「ゆっくり」と行うことが必要との認識を示した。《共同通信》
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【小泉純一郎首相】安全功労者表彰
平成16年7月1日、小泉総理は総理大臣官邸で、平成16年安全功労者表彰を行いました。
安全功労者表彰は、産業災害、交通事故、火災等、国民の日常生活の安全を脅かす災害の発生の防止に功績のあった方を表彰するもので、毎年7月1日の「国民安全の日」に表彰式が行われています。今回も、交通安全、学校安全、産業安全、火災予防、山岳安全、原子力安全、急患輸送等災害派遣の各分野で25の個人・団体が表彰を受けました。
式の冒頭、挨拶に立った小泉総理は、「毎年不慮の事故等で3万9千人近くの人が亡くなっている。国民一人一人が生活のあらゆる面で安全に配慮し、事故や災害の防止に心がけることが肝要です。ここに居られる皆さんは、永年にわたり地域、学校、職場等で率先して安全の確保に努力されてこられた。心から敬意を表します。」とお祝いの言葉を述べました。《首相官邸》
【この日の民主党】
岡田代表、宮古島で在沖米軍基地の整理縮小など訴える
民主党の岡田克也代表は1日、沖縄県の宮古島を訪れ、参議院選挙沖縄選挙区の候補者を応援するために街頭演説を行った。
岡田代表は、「沖縄の問題は沖縄で解決していけるようにしなくてはならない。そういう地方分権を推進しなくてはならない」と話し、「そのためにも1人区の沖縄は必ずこの選挙で勝たなくてはならない」と、聞き入る聴衆を前に声を大にして訴えた。また演説後は候補者とともに商店街を歩き、店舗の一軒一軒を訪ねて支持を求めた。
宮古島での遊説後、沖縄本島で会見した岡田代表は、中盤を迎えた選挙戦の情勢をめぐって「年金問題や多国籍軍参加の件では自・公間で政策の不一致が目立ってきた」と指摘。民主党の主張が浸透してきていることに自信を示した。また、在沖米軍基地の問題について記者の質問に答え、「沖縄県内の基地は整理縮小していく。普天間基地は国外へ移転させる方針だが、国内の他県へ移転させる考え方も捨てたわけではない。いずれにしても県外へ移転させる」と答えた。《民主党ニュース》
【マーロン・ブランドさん】死去
「欲望という名の電車」「ゴッドファーザー」「地獄の黙示録」などで戦後アメリカ映画界を代表する俳優、マーロン・ブランド氏が1日、米ロサンゼルス市内の病院で死去した。80歳だった。米メディアに代理人の弁護士が2日、明らかにした。
1924年4月、ネブラスカ州生まれ。職を転々とした後、ニューヨークに出て演劇活動を始め、ブロードウェイでエリア・カザン演出の「欲望という名の電車」に出演し、注目された。《共同通信》