平成5559日目

2004/03/28

この日のできごと(何の日)

【辻元清美元衆院議員】有罪確定後初めて謝罪

政策秘書給与の詐取事件で有罪が確定した社民党の辻元清美元衆院議員(43)が28日、大阪府高槻市内で開かれた裁判の支援グループの集会に出席。参加者約300人を前に「ご心配をかけたおわびと、たくさんの支援をもらったことに対するお礼を申し上げたい」と、有罪確定後初めて、公の場で謝罪した。

壇上でマイクを握り「久しぶりに活動を共にした皆さんの顔を見ると胸が詰まって感無量です」と声を詰まらせ、涙ながらにあいさつを切り出した。事件を振り返り「事実と違うことを言ってごまかそうとした。私を支援してくれた人に精神的に心労をかけたことがつらくて仕方なかった」と謝罪した。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【ヤンキース・松井秀喜外野手】凱旋アーチ

米大リーグ開幕戦を日本で迎えるヤンキース、デビルレイズと日本チームとのオープン戦が28日、東京ドームで行われ、ヤンキースは4番に座った松井秀喜外野手の先制本塁打などで6−2と巨人に快勝した。

ヤンキースは二回に松井秀の中越え本塁打で先取点を挙げ、同点の四回には松井秀の右前安打を足掛かりにポサダの3点本塁打で勝ち越した。

阪神ーデビルレイズは、阪神が伊良部の好投などで優位にすすめたが、7−7で引き分けた。《共同通信》

【第76回選抜高校野球大会】第6日

第76回選抜高校野球大会第6日は28日、甲子園球場で1回戦の残り1試合と2回戦2試合を行い、「希望枠」で出場の秋田商(秋田)が24年ぶり、愛工大名電(愛知)が20年ぶりの準々決勝進出を決めた。東海大山形(山形)は16年ぶり3度目の出場で選抜初勝利を挙げ、2回戦に進んだ。

秋田商は甲府工(山梨)に3−0で勝った。注目の大型右腕、佐藤剛は散発2安打で完封した。愛工大名電は佐々木の2点本塁打を含む12安打を放ち、岡山城東(岡山)を9−2で破った。東海大山形は2本塁打などで一昨年優勝の報徳学園(兵庫)に3−2と競り勝った。山形県勢の初戦突破は22年ぶり。《共同通信》

【大相撲春場所】千秋楽

大相撲春場所千秋楽(28日・大阪府立体育会館)横綱朝青龍が大関千代大海を引き落として2場所連続の全勝で6度目の優勝を果たした。連続全勝優勝は貴乃花以来10年ぶり。連勝はこの時の貴乃花と並ぶ「30」に伸びた。千代大海は13勝2敗。

大関同士の対戦は、魁皇が武双山を寄り切って13勝目。武双山は9勝止まり。関脇は若の里は朝赤龍を左下手投げで退けて勝ち越し、琴光喜が7勝目を挙げた。平幕で最後まで優勝を争った朝赤龍は13勝2敗。小結垣添、霜鳥はともに6勝9敗。

三賞初受賞の朝赤龍が殊勲賞、技能賞を獲得。敢闘賞は琴ノ若が4度目の受賞となった。《共同通信》

大相撲春場所千秋楽の28日、十両は12勝3敗で並んだ2力士による優勝決定戦を行い、19歳の白鵬(モンゴル出身、宮城野部屋)が追風海(青森県出身、追手風部屋)を破って初優勝した。序二段は乾王(大阪府出身、阿武松部屋)が7戦全勝2力士の優勝決定戦を制した。《共同通信》

【石破茂防衛庁長官】テロ情報「体制見直し必要」

石破茂防衛庁長官は28日、フジテレビの報道番組で政府内のテロ情報などの収集・分析体制について「各府省庁の能力も上がり、いろんな情報が集まってくる。しかし、対応はバラバラだ。どうやって統合していくか、もう一度、検証しないといけない」と述べ、早急かつ抜本的な見直しが必要との認識を明らかにした。

小泉純一郎首相は26日の記者会見でテロ防止に「万全の態勢をとる」と強調したが、テロ対策の当事者である防衛庁長官が政府内の不備を認めた発言だけに、今後波紋を広げそうだ。

石破長官は「情報は集めればいいというものではない。有益な情報を分析、評価し、正しい情報を首相に上げる体制を作らないとダメだ」と指摘した。尖閣諸島への中国人活動家の不法上陸をめぐり、政府内に連絡体制などの問題点を指摘する声があることも、発言の背景にあるとみられる。

また「管理国家になるという批判があるが、自由と民主主義を守るためには、国民の人権を尊重しながら、根本から議論をしなければならない」とも述べ、スパイ防止法の制定などを含む包括的な情報管理体制の検討の必要性を示唆した。

日米間の情報共有については「テロには屈しない、脅しがあっても、それには負けないという姿勢を示して初めて、情報は共有できる」と述べ、自衛隊のイラク派遣が米国の信頼確保につながっているとの考えを示した。《共同通信》

【台湾】連氏支持者を強制排除

台湾の警察当局は28日午前、総統選での野党統一候補の連戦・国民党主席の敗北を不服として、北京市内の総統府前で抗議の座り込みを続けていた連氏の支持者約300人を強制的に排除、選挙翌日の21日未明から始まった総統府前での抗議行動は一週間でようやく終息した。

排除の際に機動隊と支持者の間で小競り合いがあったが、負傷者は報告されていない。連氏の支持者数千人は近くの中正記念堂に移動して抗議行動を続けている。

一方、小差で連氏を下した陳水扁総統と連氏のトップ会談に向けた与野党間の事務折衝が29日に行われる。会談が実現し総統選結果をめぐる混乱が収拾に向かうかが今後の焦点となる。

陳氏は、連陣営が選挙無効訴訟を起こせば、訴訟への同意書を送付し票の即時再集計に応じる考えを表明。連陣営も陳氏の提案を原則的に受け入れ、29日にも、一度却下された台風高等法院(高裁)に選挙無効訴訟を起こす見通しだ。《共同通信》

【この日の民主党】

菅代表、呉市で衆院補選の勝利訴える

菅直人代表は28日、広島県・呉市に入り、4月25日に投開票が行われる衆議院広島5区補欠選挙で民主党が公認する予定候補者・三谷光男氏の選挙事務所開きで挨拶。さらに呉駅前で街頭演説を行った。

演説の中で菅代表は、まず今回の補選の意義について「今の小泉・自民党政治のままでいいと判断をするのか、このやり方が続いては困るという判断をするのか、将来の政権選択に直結する重要な選挙だ」と強調。抜本改革とは程遠い政府・与党の年金改革への取り組みについても、「昨年の総選挙中に、今国会で抜本改革となる法案を提出すると小泉総理は公約したが、これを約束違反と言わずして何と言うのか」と強く批判した。

三谷予定候補者についても、「広島5区、呉市から未来の日本を拓くことができるのが三谷さんだ」と強調し、好天のもと集まった大勢の聴衆から大きな拍手を受けた。事務所開き、街頭演説には、松本大輔衆議院議員、和田隆志衆議院議員らも参加した。《民主党ニュース》



3月28日 その日のできごと(何の日)