平成5545日目
2004/03/14
この日のできごと(何の日)
【ロシア大統領選挙】プーチン大統領が再選
任期満了に伴うロシア大統領選挙が14日行われ、15日未明(日本時間同午前)までの開票の結果、現職のウラジーミル・プーチン大統領(51)が約7割の得票で他の5候補を圧倒、再選を決めた。
国民は「大国の復活」を掲げて政治的安定と経済成長を実現したプーチン政権4年間の実績を評価、強い指導力による「上からの改革」継続に期待を託した。
中央選管によると、開票率92.1%でプーチン大統領は71%を得票。共産党候補ハリトノフ下院議員の13.9%を大きく引き離た。
大統領は15日未明、記者会見し「結果に満足している。私を支持してくれた有権者に感謝する」と勝利宣言。「民主主義の発展に努める」と約束するとともに、経済成長の維持を2期目の最優先課題に掲げた。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【大相撲初場所】初日
大相撲初場所初日(14日・大阪府立体育会館)先場所、初の全勝優勝を果たした横綱朝青龍は、新小結霜鳥の寄りに後退したが、もろ差しとなると力強くつり出し、白星スタートを切った。おお↑いは千代大海が新小結垣添をはたき込み、魁皇は雅山を落ち着いて押し出した。しかし栃東は旭鷲山に引き落とされ、かど番の武双山は旭天鵬の寄りに屈した。関脇は若の里が出島を寄り倒し、琴光喜は栃乃洋を押し出した。《共同通信》
【名古屋国際女子マラソン】
アテネ五輪女子マラソン代表最終選考会の名古屋国際女子マラソンは14日、名古屋市瑞穂陸上競技場を発着点として行われ、2001年世界選手権2位の土佐礼子(三井住友海上)が2時間23分57秒で初優勝した。
土佐は積極的な走りを見せ、先頭集団をリード。32キロ付近でシドニー五輪5000メートル代表の田中めぐみ(しまむら)の揺さぶりに遅れたが、驚異的な粘りで37キロ半ばに10秒以上あった差を逆転した。
2位は田中で2時間24分47秒、藤川亜希(秋田陸協)が3位、初マラソンの大山美樹(三井住友海上)が4位に入った。昨年優勝の大南敬美(UFJ銀行)は6位。昨年のベルリン優勝の橋本康子(サミー)は12位だった。(スタート時晴れ、気温16・2度、湿度41%、北北東の風1・8メートル) 土佐の話 苦しかった。最後まで頑張れてよかった。故障ばかりで苦しい時期があったので幸せです。アテネに行きたいです。《共同通信》
【サッカー】五輪アジア最終予選
23歳以下で争うサッカーのアテネ五輪アジア最終予選B組2回戦が14日、埼玉スタジアムで始まり、日本はバーレーンに0−1で苦杯を喫し、2位のアラブ首長国連邦(UAE)は最下位レバノンと2−2で引き分ける波乱が起きた。
2勝1分け1敗の勝ち点7で3チームが大混戦となったが、得失点差で日本が首位。UAEの2位とバーレーンの3位も変わらなかった。
日本は2トップに高松(大分)田中達(浦和)のコンビを初めて先発で起用。前半から積極的に攻めたが、決定力を欠いた。後半26分には相手FKからのこぼれ球をアッバスにけり込まれた。
アジア最終予選B組は4カ国の2回戦総当たりで行われ、1位が五輪出場権を得る。日本は16日にレバノン、18日の最終戦でUAEと対戦する。《共同通信》
【スピードスケート世界距離別選手権】
スピードスケートの世界距離別選手権最終日は14日、当地の室内リンクで男女計4種目を行い、男子1000メートルで小林正暢(山形県体協)が1分11秒58で3位に入り、今大会の日本勢唯一のメダルを獲得した。この種目では1999年2位の清水宏保(NEC)以来の表彰台。《共同通信》
【中国・温家宝首相】小泉首相の靖国参拝を批判
中国の温家宝首相は14日、全国人民代表大会(全人代=国会)閉幕後の記者会見で、日中関係について「主要な問題は日本の指導者が靖国問題を何回も参拝し、中国とアジアの人々の心を深く傷つけたことだ」と小泉純一郎首相の参拝を強く批判、参拝を続ける限り、首脳相互訪問を再開する考えがないことを示唆した。《共同通信》
【ロシア】クレムリン脇で大火
ロシアのプーチン大統領が執務するモスクワのクレムリンに隣接した19世紀の歴史的建造物、中央展示館「マネージ」で14日午後9時すぎ、火災が発生、総面積6500平方メートルの建物をほぼ全焼、モスクワ大学旧館などにも延焼した。
消火に当たった消防士の2人が死亡、2人が負傷した。屋根などが木材でできており、強風のため火の回りが早かった。火災は大統領選挙の投票の終了直後に発生。不審火との見方もあったが、ルシコフ・モスクワ市長は失火との見方を示した。非常事態省筋は、電気ショートの可能性が高いと語った。《共同通信》
【スペイン・マドリード列車爆発テロ事件】モロッコ人ら5人逮捕
スペインのアセベス内相は14日未明、緊急記者会見し、国際テロ組織アルカイダの教道官を名乗る男が、200人の死者を出した11日のマドリードの列車同時爆破テロについて犯行を認めたビデオテープを入手したと発表した。
捜査当局はこれに先立ち、同事件の容疑者として初めて、モロッコの過激派組織と関係があるとみられる1人を含むモロッコ人3人とインド人2人の計5人をマドリード周辺で逮捕した。
内相は、ビデオの信用性は不明とし、慎重に捜査する方針を示した。
政府はこれまで北部バスク地方の分離を求める非合法組織「バスク祖国と自由」(ETA)の嫌疑が濃厚としてきたが、犯行声明と5人の逮捕で、イスラム過激派が関与した可能も強まってきた。
ビデオの男はモロッコなまりのアラビア語で、「(米中枢同時テロの)ちょうど2年半後にマドリードで起きたこと」について責任を認め、「犯罪者ブッシュ(米大統領)との協力への返答だ」と述べた。スペイン政府は米国のイラク攻撃を支持し、イラクに部隊を派遣している。
ビデオはテレビ局に匿名電話があり、警察がマドリード郊外のモスクのごみ箱で見つけた。
逮捕された5人は、爆破された列車で回収されたスポーツバッグの中から不発弾と一緒に見つかった携帯電話の売却、改造に関与した疑い。
捜査当局は、犯人グループがリュックサックに入れて4列車に置いた計10個の爆弾を携帯電話のタイマーでほぼ同時に爆発させたとみている。
同事件ではアルカイダ系とされる組織がアラブ紙に犯行声明を送っているが、米政府当局者らは内容を疑問視していた。《共同通信》