平成5462日目
2003/12/22
この日のできごと(何の日)
【小泉純一郎首相】陸自イラク派遣を言明
小泉純一郎首相は22日夕、イラク視察から帰国した公明党の神崎武法代表と首相官邸で会談、神崎氏は陸上自衛隊の派遣が予定されているイラク・サマワ周辺の状況について「比較的安定しているとの印象を受けた」と報告した。終了後、首相は陸自派遣について記者団に「既に防衛庁から報告を受けた時点で、派遣することは決断している」と言明した。
防衛庁は来年1月中旬に陸自先遣隊を送り、1月末にも宿営地を造る施設部隊を派遣。2月下旬から3月下旬までに主力部隊を順次投入する日程を想定して、準備を加速させる方針だ。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【トヨタ・クラウン】12代目発売
【レスリング】
レスリングのアテネ五輪日本代表選考会を兼ねた全日本選手権最終日は22日、東京・代々木第二体育館で、3種目21階級の決勝を行い、五輪で初採用の女子で55キロ級は世界選手権2連覇の吉田沙保里(中京女大)が、59キロ級の世界チャンピオン山本聖子(ジャパンビバレッジ)に延長の末競り勝って2連覇し、五輪代表に近づいた。
48キロ級は、51キロ級の世界女王、伊調千春(中京女大)が制し、63キロ級で2連覇の伊調馨(中京女大)とともに姉妹で五輪出場に前進。72キロ級の浜口京子(ジャパンビバレッジ)は、女子初の8連覇を達成した。
男子フリースタイルで優勝した55キロ級の田南部力(警視庁)と74キロ級の小幡邦彦(綜合警備保障)は五輪代表に決定し、66キロ級は五輪代表に決まっている池松和彦(日体大助手)が初優勝した。
同日は天皇、皇后両陛下が観戦された。《共同通信》
【プロ野球】
近鉄の中村紀洋内野手(30)は22日、大阪市内の球団事務所で4年契約の2年目となる来季の契約更改交渉に臨み、今季と同じ年俸5億円プラス出来高払いでサインした。2年連続で日本人選手最高年俸となる見込み。
中村は今季、5月中旬から右ひざ痛に悩まされ、117試合で23本塁打、67打点、打率2割3分6厘に終わった。ともにチームを支えたローズが去り、来季はかかる期待がさらに増すだけに、「偉大な選手が抜けて状況的には厳しいが、けがを完治させて、チーム一丸でやらないと」と意気込みを語った。(金額は推定)《共同通信》
【政府・与党】道路公団民営化案を決定
政府、与党は22日午前、日本道路公団など道路4公団の民営化に関する協議会を開き、民営化の基本的な枠組みを決めた。高速道路はコストを大幅に削減することで建設継続を可能にすることや、4公団を2005年度に、総額40兆円の債務と道路資産を持つ保有・債務返済機構と、6つの民営化会社に上下分離することなどが柱だ。《共同通信》
【政界談話室】
○･･･民主党の菅直人代表は22日夜、同党衆院議員のパーティーであいさつ。政府、与党がまとめた道路公団民営化案に関連し「政治家の立場で言論人に反論するのを控えてきたが、残念ながら心配していた通りになってしまった。国民にこれ以上の負担をかけないために民営化したいと言っていたのに」と、民営化推進委の評論家・猪瀬直樹氏の対応を強く批判した。菅氏は尿管結石の治療を終えて前日に退院したばかり。民主党の高速道路無料化案を批判した猪瀬氏に恨みを晴らす機会に、なんとか間に合った?《共同通信》
【米カリフォルニア州】M6.5の地震
米カリフォルニア州中部の太平洋岸で22日午前11時15分ごろ、マグニチュード(M)6.5の地震があり、少なくとも2人が死亡した。津波の心配はないもよう。
米地質調査所によると、震源地はロサンゼルスの北西約250キロにあるサンルイスオビスポ郡カンブリア近郊で、震源の深さは約7.6キロ。M2以上の余震が少なくとも150回起き、その後も続いている。
地元の保安官事務所などによると、震源近くのパソロブレスの古い街並みで築100年以上の時計台の土台建物の屋根部分が崩れ、住民2人が死亡した。AP通信によると、死亡したのは55歳と19歳の女性2人。
時計台の屋根は数十メートルに渡り崩落、下にあった衣料品店や土産物屋はがれきに埋もれた状態で、近くに駐車中の車も下敷きになった。別の場所にあるワイン醸造所でも、落下した瓶で数人が軽傷を負った。《共同通信》
【米・ブッシュ大統領】休暇入り
ブッシュ米大統領は22日、年末年始休暇のため、ワシントン郊外キャンプデービッドの大統領山荘に移動した。クリスマス後にテキサス州クロフォードの自宅に移り、年明けまで約2週間の長期休暇を家族や友人らと過ごす予定。
今年はイラク戦争と戦後処理、失業問題に悩まされたが、イラクのフセイン元大統領の拘束を契機に支持率も急速に回復。景気回復も確認され雇用情勢に好転の兆しが見え始める中、来年11月の大統領選での再選を目指し戦略を練る年末年始となりそうだ。
大統領は22日、記者団に「政府は米国民を守るためにやれることはすべて行っている」と述べ、テロを警戒しながらも過剰に反応することなく普段通りの生活を続けるよう国民に促した。《共同通信》
