平成5463日目
2003/12/23
この日のできごと(何の日)
【名古屋ドル紙幣ばらまき事件】
23日午後5時すぎ、名古屋市中区錦のテレビ塔の展望台(高さ約100メートル)から、岐阜市の無職男性(26)が1ドル紙幣などを大量にばらまいた。周辺は栄地区の繁華街で、クリスマス前の休日で混雑しており、空から降ってきた紙幣を拾い集める人たちで一時騒然となった。
通報を受けた中署が事情を聴いたところ、男性は「今月初めに株でもうけたので、広く市民に還元したかった。人が集まるテレビ塔からばらまいた」と話しているという。同署やテレビ塔の職員によると、男性は1ドル紙幣と旧100円札の計約100万円分をジュラルミンケースなどで持ち込み、午後5時から約20分間、展望台のいすに上り、鉄格子のすき間から、紙幣をばらまいた。 展望台にいた三十数人の客は遠巻きに男性を眺めていたという。 《時事通信》
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【天皇陛下】70歳の誕生日
天皇陛下の誕生日一般参賀が23日、皇居であり、70歳の古希を祝おうと1万3680人が集まった。前立腺がんの兆候が判明した直後となった昨年に比べ、約640人少なかった。
陛下は、皇后さまや皇太子さま、秋篠宮ご夫妻、紀宮さまとともに午前中3回、宮殿・長和殿のベランダに立ち「祝意を表してくれたことをうれしく思います。1月の病気にあたり多くの人々が心配してくれたことを感謝しています」とあいさつ。にこやかに手を振られた。
午後は、小泉純一郎首相など三権の長らを招いた祝宴や、在京の各国大使夫妻を招待した茶会が催され、陛下や皇族方と出席者が和やかに懇談した。
帯状疱疹を発症後、東宮御所で療養中の皇太子妃雅子さまはいずれも欠席された。《共同通信》
【米国】初のBSE
ベネマン米農務長官は23日、緊急記者会見し、米北西部のワシントン州マブトンで牛海綿状脳症(BSE)に感染した牛1頭が確認されたと発表した。世界最大の牛肉生産国である米国内でのBSE感染牛発生は初めて。日本政府は24日付で米国からの牛肉や牛肉加工品などの輸入検疫証明書の発給をやめ、輸入を一時停止した。韓国やシンガポールなどアジアを中心とした各国も同様の措置を取った。
日本政府は、国内供給の急減に備えてオーストラリアとニュージーランドからの輸入拡大を検討するなど需給対策に着手。輸入停止が長期化すると日米の政治問題に発展する恐れがあり、政府は輸入牛肉の検査体制の早期確立を急ぐ考えだ。《共同通信》
【韓国】イラクで治安維持活動も
韓国国防省は23日、イラク北部キルクーク周辺に戦闘兵を含む3000人を追加派遣することで米側と合意したことを明らかにした。主要任務は建設など復興支援だが、一部は地元警察と治安維持活動に当たる。
同省によると、追加派遣後の兵力は最大3700人となり、イラク駐留外国軍では米英に次ぐ3番目の規模となる。
盧武鉉大統領は同日の閣議で期間を来年4月から12月とする派兵同意案を確定、今月24日にも国会に提出する。総選挙後の来年4月末には本隊を派遣したい意向だが、世論の反対は依然強く、国会の審議次第では遅れる可能性もある。《共同通信》
【メキシコ】日本車に50%関税
メキシコ政府は23日、日本からの輸入自動車に来年1月1日から原則50%の関税をかけることを決めた。農産品をめぐり日本との自由貿易協定(FTA)交渉が難航、年内に締結・発効で、きず、FTA非締結国への新課税措置を適用することになった。既に輸入関税がゼロの欧米車に比べ、日本車は価格競争力で大きく後退を余儀なくされそうだ。
メキシコ経済省が22日付の官報で新措置の適用を前提に来年上半期の関税割当量を定めた。
それによると、同国内に生産拠点を持つ日産自動車、ホンダと、建設中のトヨタ自動車の計3社には関税割り当て税率(8%)を撤廃した上で一定の無税枠を認めた。しかし、3社以外の日系メーカーからの輸入には、現行関税率20−30%を一律50%に引き上げる。《共同通信》