平成5341日目

2003/08/23

この日のできごと(何の日)

【第85回全国高校野球選手権】常総学院(茨城)初優勝

第85回全国高校野球選手権大会最終日は23日、甲子園球場で決勝を行い、常総学院(茨城)が東北(宮城)を4−2で下し、初優勝した。

2点を追う常総学院は四回一死二、三塁から内野ゴロでまず1点。さらに連続長打で一気に逆転した。八回の1点も効果的で、2番手の飯島がこのリードを守った。東北は二回、3連続二塁打で2点を先行したが、先発のダルビッシュが踏ん張り切れなかった。茨城県勢の優勝は1984年の取手二以来、19年ぶり2度目。常総学院は2年前の春の選抜大会を制している。東北は東北勢初の優勝を逃し、悲願はならなかった。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【北陸新幹線】小坂・乙丸工区が着工

スーパー特急方式で整備中の北陸新幹線金沢−石動間で、唯一未着工だった小坂・乙丸工区の高架橋工事の安全祈願祭が23日、金沢市小坂町の旧JR東金沢駅跡地で関係者約100人が出席して行われた。これで金沢−石動間の着工率は97%に達し、出席者から「早くフル規格に切り替えないと、スーパー特急のまま完成してしまう」と早期のフル化を望む声が相次いだ。

小坂・乙丸工区(2.7キロ)の着工により、金沢−石動間(24.7キロ)の高架建設は2006(平成18)年6月に完成する見通し。残るエ事はフル規格には必要ない在来線との接続やスーパー仕様のレール敷設だけとなるが、いまだフル規格切り替えの前提となる整備基本計画の見直し時期すら決まっていない。《北國新聞》

【J1】

Jリーグ1部(J1)第2ステージ第2節第1日(23日・静岡スタジアムほか=6試合)第1ステージ3位の市原が、2−1でG大阪を下し、C大阪に勝った柏とともに開幕2連勝した。名古屋はF東京に3−2で逆転勝ちし、静岡ダービーの磐田は1−0で清水を破り、今ステージ初勝利を上げた。横浜Mは、終了直前に大分に失点し、1−1で2試合連続の引き分けとなった。京都−浦和は0−0で引き分け。《共同通信》

【塩川正十郎財務相】消費税率「引き上げすべき」

塩川正十郎財務相は23日、神戸市で行われた政府税制調査会の対話集会とその後の記者会見で、消費税率の引き上げについて、2006年度にも実施すべきだとの見解を示した。04年の年金制度改正で社会保障財源の見通しが立った段階で、税率上げに向けた法改正に着手したいとの以降も示し、引き上げは最も早い場合で06年度から可能だとの考えを強調した。

消費税率をめぐっては、小泉純一郎首相が自らの在任中の引き上げを繰り返し否定している。しかし、財務相は会見で「小泉首相はやらないと言っているが、わたしはわたしで考えている」として、首相が9月の自民党総裁選で再選された場合には、新たな任期(06年9月までの3年間)の引き上げもあり得るとの見方を示した。

一方、政府税調が引き上げ時の検討課題とした食料品などへの軽減税率導入について、「わたしは反対だ。品目の線引きが難しく、政争の具になる」と述べた。《共同通信》

【自民党・麻生太郎政調会長】選挙の状況にない

自民党の麻生太郎政調会長は23日、テレビ西日本(福岡市)の報道番組に出演し、衆院解散、総選挙について「(民主、自由両党の合併で)向こうが盛り上がっているときに、しゃにむに秋、選挙をしなければならない状況にない」と述べ、早期の解散に消極的な姿勢を示した。

9月の自民党総裁選への自らの出馬については「うかつな発言は控えなければならない。簡単に『やりたい』とか『やりたくない』とか言わない訓練は(党三役としての)この2年半でついた」と明言を避けた。《共同通信》

【森喜朗前首相】「反小泉」勢力をけん制

自民党の森喜朗前首相は23日午後、新潟県十日町市などで講演し、小泉純一郎首相が自民党総裁選に再選されない場合は、次期衆院選で自民党が苦戦を強いられるとの見方を示し「反小泉」勢力をけん制した。

森氏は「小泉さんは党内では不人気かもしれないが、国民の支持率は50%、60%ある。無理やり降ろして、次に出た人が改革論者と言えるのか」と強調。「小沢(一郎自由党党首)さん、菅(直人民主党代表)さんが相手で、なるほどという総裁が出ればいいが、そうでないならどうして次の総選挙を戦えるか」と述べた。

その上で森氏は「とりあえず(候補者として)名前を出して、(決選投票で)2位、3位、4位が連合して小泉さんを首にするのでは、国民から自民党に批判が出る。小沢さん、菅さんが改革路線でやってきたときに、自民党は改革を主張できる資格がないと思う」と、「反小泉」勢力の一部で検討されている「下位連合」を批判した。《共同通信》

【世界体操選手権】

世界体操選手権第8日は23日、米カリフォルニア州アナハイムで男女種目別決勝を行い、あん馬で昨年の世界種目別3位の鹿島丈博(セントラルスポーツ)が9.762点で優勝した。同種目で日本選手の金メダルは五輪、世界選手権を通じて初めてになる。

つり輪の山田辰也(大翔会)は9.687点で5位に終わった。ヨルダン・ヨブチェフ(ブルガリア)が床運動とつり輪で2冠を達成。

女子の跳馬はオクサナ・チュソビチナ(ウズベキスタン)が勝ち、同国初の金メダル。段違い平行棒はチェルシー・メンメル、ホリー・バイスの米国勢が同点優勝した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は23日、ニューヨークでのオリオールズ戦に「6番・左翼」で先発し、3打数1安打で打率は2割9分2厘。二回は遊直、五回は見逃し三振に倒れたが、七回二死無走者の第3打席で3試合ぶりの安打を右前に放った。ヤンキースは2−7で敗れた。

休養のため先発から外れたマリナーズのイチロー外野手はレッドソックス戦の九回の代打で出場したが、遊ゴロに倒れて1打数無安打。打率は3割3分5厘でリーグ首位は守った。マリナーズの佐々木投手は九回から登板し、1回1/3を2安打1失点で2敗目(1勝10セーブ)を喫した。6−7でサヨナラ負けしたマリナーズは今季初の4連敗。

カージナルスの田口外野手はフィリーズ戦に代打で主地上し、左へ二塁打した。チームは5−3で勝った。《共同通信》



8月23日 その日のできごと(何の日)