平成5110日目

2003/01/04

この日のできごと(何の日)

【小泉純一郎首相】森喜朗前首相と会談

小泉純一郎首相は4日午後、首相公邸で森喜朗前首相と会談し、20日召集予定の通常国会について「恐らく長丁場になるのではないか」との見方で一致した。首相は有事関連法案などを重要課題として挙げた。これらの法案成立に会期延長が必要となる場合もあり得る、との見通しを示したとみられる。

首相は衆院解散・総選挙について現段階で考えていないことを強調した。森氏が教育基本法の改正を要請したのに対し、首相は「しっかりやる」と述べた。

首相は、北朝鮮との交渉で、核開発問題が大きな焦点となったことを指摘し「日朝間だけの問題ではなくなった。(推移を)見守り、これまでの姿勢を貫くしかない」と述べた。会談後に森氏が記者団に明らかにした。《共同通信》

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【安倍晋三官房副長官】「北朝鮮に焦り」

安倍晋三官房副長官は4日午後、青森県弘前市で開かれた自民党衆院議員の会合であいさつし、北朝鮮による拉致問題について「私たちも大変つらい立場にあるが、北朝鮮の方がもっと苦しい。焦っているのは日本ではなく北朝鮮だ」と述べ、日本は局面打開のために妥協する必要がないことをあらためて強調した。《共同通信》

【民主党・菅直人代表】国会前に野党選挙協力

民主党の菅直人代表は4日午後、三重県の伊勢神宮参拝後、伊勢市内で記者会見し、次期衆院選での政権交代に向け「自由、社民両党との選挙協力が避けて通れない必須条件だ。通常国会が始まる前に民主党としてどういう姿勢で協力関係をつくるか考え方を示す必要がある」と述べ、早急に野党間の選挙協力方針を示す考えを明らかにした。

その上で「(各党に)いろいろな意見があり、それを踏まえてまずは幹事長同士でひとつの土俵をつくってもらう。最大のポイントは政権交代に向けどのような形が効果的で、各党が最も納得できるかだ」と述べ、小選挙区での候補者調整ルールについて幹事長間で協議に入る意向を示した。

自民党の山崎拓幹事長が米国によるイラク攻撃が起きた場合を想定し、復興支援の新法制定の必要性を指摘していることについて「軍事行動を前提とした提案は不謹慎だ。(査察の)次の何らかな行動を起こす場合には新たな国連決議が必要だということも十分に考えないといけない課題だ」と述べた。《共同通信》

【松井秀喜外野手】根上町・新春の集い出席

米大リーグのヤンキースに入団する松井秀喜選手の地元根上町総合文化会館で4日、「松井秀喜選手と新春町民の集い」が開かれ、同選手は大リーグで第1号本塁打を打った際に故郷のファンへ投げキスをすることを約束した。続いて、同選手は実家がある同町山口町で開かれた地元後援会の集いにも出席し、メジャーでの活躍をあらためて誓った。

今年で8度目を迎えた町民の集いには、根上町内をはじめ石川県内外から例年の3倍となる2500人(主催者発表)のファンが詰め掛けた。あいさつに立った松井選手は「10年間、温かい声援に勇気をもらい、強い気持ちでグラウンドに立つことができた。それはこれからも何一つ変わらない」と感謝の言葉を述べた。さらに松井選手は「アメリカにも皆さんの声援が届くと信じている。そのエネルギーをパワーに変えて、朝からぼくを見て一日頑張ろうと思えるようなプレーを見せたい」と決意を語った。

松井選手の石川県での公式行事は4日で終了した。6日に東京に戻り、9日に健康診断や正式契約、入団会見のため渡米する。《北國新聞》

【北陸地方】吹雪、雷、Uターン直撃

この冬一番の寒気が流れ込んだ4日の石川県内は、雷を伴って雪が断続的に降る荒れ模様となり、ピークを迎えたUターンの足を直撃した。JR北陸線では金沢発の特急が途中で運行を取り止め、小松空港では発着便に遅れが出た。北陸自動車道のインターチェンジ付近では慌ててチェーンを装着する運転手の姿も見られ、国道8号ではノロノロ運転の長い車の列がつながった。

金沢地方気象台は県内全域に大雪注意報を出し、5日夕までの24時間降雪量は多い所で山間部70センチ、山沿い60センチ、平野部30センチに達するとみて警戒を呼び掛けている。強い冬型の気圧配置は6日まで続く見込みで、吹雪や凍結、突風、高波などに注意が必要。今後さらに降雪量が多くなる恐れがある。

JR北陸線では、富山県の入善駅で金沢発越後湯沢行き特急「はくたか19号」が雪の影響で約1時間停車。後続の「はくたか21号」は上越新幹線の接続がなくなったため、新潟県の糸魚川駅で運転を取り止め、列車ホテルとして東京方面のUターン客ら約600人を宿泊させた。

小松空港では、東京行き全日空758便が1時間13分遅れたのをはじめ、東京、福岡発着便など9便が遅れた。

北陸自動車道は県内全線で50キロの速度規制と普通タイヤ車のチェーン装着規制が敷かれた。国道8号では視界不良と路面の積雪で渋滞し、金沢市内ではスリップ事故が相次いだ。北陸からのUターンは5日も続く見込み。《北國新聞》



1月4日 その日のできごと(何の日)