平成5109日目
2003/01/03
この日のできごと(何の日)
【第79回箱根駅伝】
陸上の第79回東京箱根間往復大学駅伝最終日は3日、関東の19校とオープン参加の関東学連選抜の計20チームが参加して神奈川県箱根町から東京大手町までの復路5区間、109.2キロで争われ、駒大が通算11時間3分47秒で2年連続3度目の総合優勝を果たした。往路2位の駒大は山梨学院大を9区で逆転した。往路を制した山梨学院大は4分41秒差の2位。予選会から出場の日大が3位に入った。
山梨学院大に1分39秒遅れでスタートした駒大は、8区太田の区間1位の力走で差を58秒に短縮。9区島村が区間賞の快走で逆転し、アンカーの北浦が区間最高記録で逃げ切った。
4位は大東大。以下、中大、東洋大、東海大、順大、日体大と続き、10位の中央学院大までが来年のシード権を獲得した。昨年総合3位の早大は15位、法大は16位でシード権を逃した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【ライスボウル】
アメリカンフットボールの日本選手権、ライスボウルは3日、東京ドームで行われ、学生代表の立命大が36−13で社会人代表のシーガルズを破って初優勝した。学生の勝利は、昨年の関学大に続き2年連続で、同選手権の通算成績は10勝10敗のタイになった。
立命大は、13−13で迎えた第4クオーター2分53秒に、QB高田がWR冷水に83ヤードのTDパスを決めて勝ち越し。さらにその直後の守備で、LB八木がインターセプトから35ヤードリターンTDをマークするなど、第4クオーターに23点を挙げて快勝した。
最優秀選手には、守備の中心として活躍した八木が選ばれた。《共同通信》
【サッカー・高原直泰選手】ドイツに出発
Jリーグ1部(J1)磐田からドイツ1部リーグ(ブンデスリーガ)のハンブルガーSVに完全移籍する日本代表FW高原直泰(23)が3日、成田空港からドイツに向けて出発した。高原にとっては一昨年のボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)に続く2度目の海外移籍。「わくわくしている。気持ちは充実している」と新天地に大きな期待感を示した。高原は4日からチーム練習に参加。ドイツでの生活のスタートを切る。《共同通信》
【北朝鮮による日本人拉致事件】
1983年に欧州で失跡し、北朝鮮から死亡が伝えられた拉致被害者の元神戸外大生、有本恵子さん=失跡当時(23)=の消息について、よど号グループのリーダー小西隆裕容疑者(58)が97年に「日本に帰ったんじゃないか」と支援者に話していたことが3日までに分かった。
グループは有本さんら欧州で失跡した3人について「(北朝鮮に)連れ出したことも、消息を聞いたこともない」と主張しており、公安当局は「有本さんが北朝鮮にいたことを認めた証言」として注目している。
支援者は97年8月に訪朝、小西容疑者と2人で話をした際、当時報道されていた有本さんの行方を尋ねたという。
支援者によると、小西容疑者は当初「知らない」と答えたが「平壌にいないのか」と問いただすと「出た。もういない」と答えた。「北朝鮮を出国したのか」と確認すると「日本に帰ったんじゃないか」と返答。さらに話を聞こうとすると「いつか時期が来たら話す。やましいことはしていないから信じてくれ」と話したという。
◇
北朝鮮に残した子供たちとの再会を待つ拉致被害者の地村保志さん(47)と妻の富貴恵さん(47)=福井県小浜市=を励まそうと、富貴恵さんの小学校時代の恩師や同級生が3日、夫妻を迎えて小浜市内の民宿で同窓会を開いた。
富貴恵さんが小学6年生の時の担任で、地村さんの中学校時代の教頭だった笹川真照さん(80)や、同級生ら十数人が集まり、笹川さんの呼び掛けでまとめた同級生らの激励文集が一人ひとりに配られた。
同級生らは口々に「富貴ちゃん、ふっくらしてきれいになった」「保志さん、テレビで見るより若々しい」などと話し、夫妻との会話を楽しんでいた。《共同通信》
【自民党・山崎拓幹事長】総裁選に合わせ解散も
自民党の山崎拓幹事長は3日、RKB毎日放送(福岡市)の番組に出演し、自民党総裁の任期が9月末に切れることを指摘した上で「その時期に解散・総選挙があれば、総選挙の結果をもって、ほぼ総裁選を実質的に行ったものとするという今までの慣例がある」と述べ、小泉純一郎首相が総裁選の時期に合わせて衆院解散・総選挙に踏み切り、総裁再選を目指す可能性があるとの見方を示した。
衆院解散、総選挙の具体的な時期については「(今年)9月以降、(来年)1月までだろう」と述べた。山崎氏は「国会中でなければ解散できない」と指摘した上で、今月21日召集予定の通常国会の重要法案として個人情報保護法案と有事関連法案を挙げ「この国会で成立させたいと考えているので、どうしても会期延長になるのかなという気がする」と述べ、大幅な会期延長もあり得るとの考えを強調した。
また、次の総選挙で自民党が勝利した場合、その後の総裁選出のための党大会は、小泉首相の対立候補が立たない「しゃんしゃん大会」になるとの見通しも示した。《共同通信》
【米・ブッシュ大統領】対イラク戦、勝利する
ブッシュ米大統領は3日、テキサス州のフォートフッド陸軍基地で約4000人の兵士を前に演説し、対イラク武力行使について「われわれは勝利するだろう。準備はできている」と述べ、イラクが大量破壊兵器の武装解除に応じなければ攻撃に踏み切る決意を示した。
大統領は、国連への大量破壊兵器開発の申告で「信頼できる申告を出そうともしなかった。国連決議を侮っていることを確信した」とイラクを批判。自主的な武装解除が望ましく戦争は「最後の選択」としながらも「武力が必要となれば、慎重かつ決意を持って行動し勝利する」と強調した。
その上で「米国は指導者としての責任を受け入れる。平和と自由のために行動する」と述べた。
一方、北朝鮮に対しては「核開発の野望を断念させるため、世界は一致して対応しなければならない」と指摘し、外交圧力で解決を図る考えをあらためて表明した。
同基地は米国内最大の陸軍基地で、対イラク開戦の場合は多数の兵士が戦地に派遣される見通し。《共同通信》
