平成5102日目

2002/12/27

【この日の民主党】

菅代表、大阪・野宿者野営本部を視察

民主党の菅直人代表は27日、代表就任後初の地方視察として大阪の野宿者野営本部を訪れた。

大阪城前にある野営本部のテント村を訪れた菅代表は、シャワー施設やテント内を見て回った後、ホームレスの人たちへの炊き出しなど支援活動を行っているNPO、釜ヶ崎支援機構に対して、民主党からの支援金10万円を贈呈。さらに小雪の舞う中、大阪城公園内のシェルターや西成区のあいりん地区まで足を伸ばして精力的に視察し、大阪府や市の担当者から状況を聴取した。

この日の視察について菅代表は、「ホームレス支援のための法律はできたが、具体的にどう運用するのかはこれから。どうすればいいか、さらに皆さんの声を聞いて一緒に考えて行きたい」と感想を語った。

視察には、鍵田節哉、肥田美代子両衆議院議員も同行した。

「来年は大きな勝負の年」岡田幹事長

民主党の岡田克也幹事長は27日、今年最後の拡大記者会見を行い、1年間の党活動を振り返るとともに、来年の飛躍に向けた決意を改めて披瀝した。

岡田幹事長は、今年の活動について「前半は、スキャンダルが噴出する通常国会で健闘し、民主党への国民の期待感もかなり高まったが、後半は代表選とその後の混乱で期待感も下がってしまい、大変残念だ。強いて言えば、2度の代表選を通じて国会議員同士が互いに毎日のように意見交換し、コミュニケーションが密になった。それを資産としながら、来年は反転攻勢に打って出たい」と感想を述べた。

また来年について幹事長は、総選挙で民主党政権への足がかりを築く年だとし、そのために通常国会で小泉自民党政権と戦う姿勢をしっかり国民に示すとともに、党改革を通じて政権を任せるに値する党であることを示すことを当面の課題として提起。「民主党にとって、とりわけ菅・岡田執行部にとって、大きな勝負の年になる」と決意を込めて語った。《民主党ニュース》



【サッカー・井原正巳選手】現役引退を表明

サッカーの元日本代表DF、井原正巳(35)=浦和=が27日、さいたま市内のホテルで記者会見し、「長いようであっという間の現役生活だった。前向きに高い目標を持って頑張ってきたつもり」と正式に引退を表明した。

井原は日本代表として歴代最多の国際Aマッチ123試合に出場。高い守備能力から「アジアの壁」と呼ばれ、日本がワールドカップ(W杯)に初出場した1998年フランス大会では主将を務めた。《共同通信》

【小泉純一郎首相】衆院解散「情勢を見て判断」

小泉純一郎首相は27日午後、来年の衆院解散・総選挙について「政治、経済情勢を見ながら、その時々に応じて判断すればいのではないか」と述べ、国会の審議状況や景気動向を見極めながら判断したいとの意向を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

ただ首相は「任期が2年半を過ぎると、衆院議員はみんな選挙を意識し出す。その気持は分かるが、私は別に解散を考えているわけではない。いかに仕事をし、改革を進めていくか。これに精いっぱい取り組む」と述べ、当面は「仕事最優先」で臨む考えを強調した。《共同通信》



12月27日のできごと