平成4930日目
2002/07/08
この日のできごと(何の日)
【小泉純一郎首相】サッカー日本代表に感謝状
小泉純一郎首相は8日午後、首相官邸でサッカーのワールドカップ(W杯)で、初めて決勝トーナメントに進出した日本代表選手とトルシエ前監督に感謝状を手渡した。首相が「首相の賞状交付規程」に基づいてスポーツ選手に感謝状を贈るのは初めて。
首相はあいさつで「トルシエ前監督、選手諸君の素晴らしい健闘によって予想以上に盛り上がり、大成功で終了することができた。心から感謝したい」と16強入りの快挙をたたえた。
トルシエ前監督は「代表チームの成績は日本のみなさんに幸せと感動を与えたと思う。監督を務めたことを大変誇りに思っている」と謝意を表した。首相は、選手一人ひとりに銀製の写真立てを記念品として贈り、記念撮影を行った。《共同通信》
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【大相撲名古屋場所】
大相撲名古屋場所2日目(8日・愛知県体育館)横綱武蔵丸は平幕の高見盛を問題にせず、一方的に突き出して2連勝とした。大関陣は千代大海が旭鷲山を一気に押し出し、栃東も小結雅山を送り出して、ともに危なげなく2勝目。しかし魁皇は出島にあっけなく押し出され、雅山とともに2連敗となった。大関とりの懸かる関脇朝青龍は隆乃若を寄り切って2連勝。関脇若の里と小結土佐ノ海はともに勝って初日を出した。《共同通信》
【日欧首脳協議】
日本と欧州連合(EU)の定期首脳協議が8日午後、首相邸で開かれ、昨年12月に策定した平和と安全の促進や経済貿易関係の強化、地球規模の課題への協力などを盛り込んだ「日・EU行動計画」を一層強化し、戦略的パートナーシップを構築していくことを確認した。終了後、小泉純一郎首相とプローディ欧州委員会委員長、EU議長国デンマークのラスムセン首相がそろって記者会見し、共同声明を発表した。
協議では、鉄鋼分野で米国が緊急輸入制限(セーフガード)を発動するなど保護主義的色彩を強めていることに懸念を表明。日・EUが協調して保護主義の力に抵抗していく考えを示した。
世界的規模で持続的な経済成長のため、双方が構造改革を進めることで一致。小泉首相は会見で日本経済が底入れしたことを説明し「引き続き改革を進める決意だ」と強調。プローディ委員長も「日・EUとも痛みを伴う改革がないと進歩はない」と指摘した。《共同通信》
【天皇陛下】歓迎昼食会でお言葉
チェコに滞在中の天皇、皇后両陛下を歓迎するハベル大統領夫妻主催の昼食会が8日午後、プラハの王宮庭園で開かれ、チェコの政府関係者ら140人が出席した。
冒頭、ハベル大統領は「両国は大変好ましい関係にあり、文化、学問や経済分野での補助や投資の実現で、チェコ人も日本の文化や伝統をより深く認識する機会を与えられています」とあいさつした。
天皇陛下は「貴国は第二次世界大戦の戦禍も被り、戦後も『プラハの春』自由化運動の挫折などに見られるように、厳しい道を歩んできたことと思います」と同国の歴史に言及。その上で「両国民が相互の理解を一層深め、世界の平和と繁栄のために力を合わせていくことを心から願っております」とお言葉を述べた。
昼食会に先立つ午前中、両陛下はプラハ城で歓迎式典に臨んだ後、大統領夫妻と会見した。大統領は両陛下に会うのは3回目。執務室に両陛下の写真を飾り、再会を楽しみにしていた様子で、大統領夫妻からはハンドバッグと花瓶、両陛下からはつぼとハンドバッグがプレゼントされた。《時事通信》
【この日の民主党】
知事選では長野の夢を論じ合ってほしい」羽田特別代表
民主党の羽田孜特別代表は8日、定例記者会見の中で、田中康夫長野県知事の不信任可決問題に関連して、「田中知事は、風穴を開けた効果はあったが、『県会議員や市町村長らとの対話が途切れている』という話を耳にしてきた。ダム建設中止問題は、県民の生命や財産の安全をどのように確保するかをきちんと説明すれば、話が通じないはずはない。ぶつかり合ってしまった以上、自民党や民主党がこれを変に政争の具にすべきでない」「もし知事選挙になるようなら、(対抗馬となる候補も)あまり歳をとった人ではなく、現実を踏まえて将来の長野の夢を(お互いに)論じてほしい。ダムをはじめとする公共事業をどうするか問いかける選挙にすべきだ。(今回の事態を)無駄にしてはならない」と語った。
民主党や羽田議員として対立候補擁立に動くのか、との記者の問いには、「またの機会に時間を作ってきちんと申し上げたい」としながらも、「既成の人や役人をリタイヤした人ではなかなか難しいだろう」との見方を示した。《民主党ニュース》