平成4648日目

2001/09/29

この日のできごと(何の日)

【小泉純一郎首相】三宅島を視察

29日、小泉総理は、三宅島を訪れ、被災状況を視察した。

火山噴火とその後も続く地震活動による全島避難から約1年経過した三宅島(東京都三宅村)の被災地を訪れ、泥流に埋もれた神着地区の家屋や三七沢地区の砂防ダムの建設現場などを約1時間かけて視察した。

また、三宅島視察後、東京都あきる野市の旧都立秋川高校を訪れ、同校で寮生活を送っている同島の小中高生に対し、苦しい経験を無駄にしないで、くじけず希望を持って頑張って欲しいと激励した。《首相官邸》

9月29日のできごと(何の日)【小泉純一郎首相】三宅島を視察
https://www.kantei.go.jp/

小泉純一郎首相は29日午後、火山活動で全島民避難が続いている三宅島の被災地を視察後、東京都あきる野市の旧都立秋川高校を訪れ、避難生活をしている島の小中高生ら約150人を激励した。

カーキ色の防災服を着た小泉首相は、横山洋吉東京都教育長や浅沼和男三宅村教育長らから避難生活の状況説明を受け後、大半の児童・生徒が親と離れて暮らしている寮や教室などを視察した。

首相は食堂に集まった児童らに「島に早く帰りたい気持ちは強いと思う。政府も(復旧作業などに)できるだけのお手伝いいをさせていただく」と支援を約束。「避難生活を少しでも充実させる努力をして、夢と希望を持って勉強や遊びに精を出してほしい」と励ました。

視察後、首相は記者団に「(児童・生徒は)意外に元気だった。前向きな姿勢を見て安心した」と感想を語り、復興支援の具体策では「現地で努力している人たちがいちばん分かっている。意見を聞いていくのが良い」と述べた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【NHK連続テレビ小説・ちゅらさん】最終回

【大相撲・曙親方】引退相撲

今年1月に引退して年寄「曙」となった大相撲の元横綱曙(32)=米国出身、東関部屋=の引退披露大相撲が29日、東京・両国国技館で行われ、断髪式では入門同期のライバルだった横綱貴乃花、米国のベーカー駐日大使ら約320人がまげにはさみを入れた。

師匠の東関親方(元関脇高見山)から大いちょうを切り落とされた曙親方は「思った以上に寂しい。頭が軽くなったのは、髪の毛の重さではなく責任の重さだと思う」と話した。

米国で起きた同時多発テロの影響で、出席を予定していた知人の多くが来場できなくなり、館内に空席も残った。しかし、「皆さんのおかげで無事にできで、本当に良かった」と曙親方はほっとしていた。《共同通信》

【サッカー・川口能活選手】ポーツマス移籍会見

サッカーの日本代表で、イングランド1部リーグ(2部に相当)のポーツマスへの移籍が合意に達したJリーグ横浜MのGKく川口能活(26)が29日、横浜国際総合競技場内で記者会見し、「英国でプレーするというより、戦いに行く気持ちだ」などと話し、新天地への並々ならぬ決意をにじませた。

同日朝、ポーツマス側と基本合意した内容によると、契約は10月21日から2004年6月までの2年半余。正式契約に向けた細部の詰めが残っているとして具体的条件は明らかにされなかったが、移籍金が3億数千万円、年俸は5000万円ほどと推定されている。日本人GKの海外移籍は初めて。10月20日のC大阪戦が横浜Mの一員として最後の試合となる。

【J1・第2ステージ】第7節

Jリーグ1部(J1)第2ステージ第7節(29日・カシマスタジアムほか=8試合)首位の鹿島は、小笠原らの活躍で名古屋に4−2で逆転勝ちした。鹿島は開幕から7連勝で、勝ち点を19に伸ばした。2位磐田もC大阪を1−0で下し勝ち点3で続いている。C大阪は勝ち星なしの7連敗。F東京が3−2で浦和を下し3位に浮上した。広島は4−0で福岡に圧勝して4位に上がった。前節まで3位の名古屋は5位に後退。清水はG大阪を寄せ付けず4勝目を挙げ、札幌はウィルソンのハットトリックなどで神戸に快勝した。横浜M−市原と柏ー東京Vは引き分けた。《共同通信》

【ボクシング】世界ミドル級王座統一戦

ボクシングの世界ミドル級王座統一戦は29日、ニューヨークのマディソンスクエアガーデンで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)国際ボクシング連盟(IBF)王者のバーナード・ホプキンス(36)=米国=が、世界ボクシング協会(WBA)王者のフェリックス・トリニダード(28)=プエルトリコ=に12回1分18秒、TKO勝ちし、統一王者となった。

3階級を制したスーパースターのトリニダードはプロ41戦目で初黒星。

試合は、ホプキンスがスピードのある左ジャブ、パワフルな右ストレートでリード。12回、強烈な右ショートフックを顔面に決め、鮮やかにTKO勝ちした。《共同通信》

【MLB】

米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は29日、シアトルのアスレチックス戦に「1番・右翼」で出場。四回の第3打席で中前打し、今季通算234安打で新人のシーズン最多安打の大リーグ記録を更新した。前日2安打し、新人最多安打の大リーグ記録「233」に並んだイチローは第1打席で中飛、第2打席で遊飛と凡退したが、第3打席でクリーンヒットを放って、記録を塗り替えた。

メッツの新庄外野手はブレーブス戦で3打数1安打。打率は2割6分9厘。この試合、メッツは九回裏の満塁本塁打で逆転サヨナラ負けを喫し、逆転優勝は絶望的となった。

エクスポズの吉井投手はレッズ戦に先発し、5回を5失点で敗戦投手(4勝6敗)。ブルワーズの鈴木投手はロッキーズ戦に先発し、2回0/3で6失点。エンゼルスの長谷川投手はレンジャーズ戦に2番手で登板し、1回を無失点でともに勝敗はつかなかった。《共同通信》

【米・ブッシュ大統領】軍事力行使の決意強調

ブッシュ米大統領は29日、毎週末恒例のラジオ演説で、米中枢同時テロを受けたテロ撲滅の戦いでは「陸、海、空各軍、海兵隊兵士は世界中に配備され、米本国の指令を待っている」と述べ、必要であれば世界各地で軍事力を行使する決意を強調した。

一方、29日の米紙ワシントン・ポストは、テロ防止に向けて米本土防衛を強化する必要性に迫られている米軍が、海兵隊に新たな旅団規模の対テロ部隊を創設することや、本土防衛司令部の設置など組織再編の検討を始めたと伝えた。

ブッシュ大統領は28日「正規軍がゲリラ戦を戦うのは極めて困難だ」と述べ、対テロ作戦に適した軍再編の必要性を示唆していた。

大統領は29日の演説で「戦いはテロリストが隠れ、テロを計画するどこででも遂行されることになる」と語った。また日本を「米国のもっとも近い盟友の一つ」と述べ、小泉純一郎首相との25日の会談に触れて日本の支援に感謝した。《共同通信》



9月29日 その日のできごと(何の日)