平成4565日目
2001/07/08
この日のできごと(何の日)
【平沼赳夫経済産業相】イラン首脳と会談
中東歴訪中の平沼赳夫経済産業相は8日、イランのハタミ大統領、ザンガネ石油相と相次いでテヘランで会談、インドネシア石油(INPEX、東京)、石油公団など日本企業主導で進める南西部のアザデガン油田開発計画について、早期契約に向け両国政府が協力していくことで合意、共同声明を発表した。年内の最終決着と2004年の商業生産開始を目指す。
同油田開発は、日本側が優先交渉権を得ており、INPEXのほかトーメンや石油資源開発が参入を計画。国際石油資本(メジャー)のロイヤル・ダッチ・シェル(英国・オランダ)が当初から参画し、日本にとり初の本格的な国際開発事業となる見込みで、昨年アラビア石油がサウジアラビアで失った採掘権益を代替する狙いがある。
声明は、同油田に限らずイラン国内の資源開発への日本企業の幅広い参加を促す内容。欧州のメジャー中心に開発が進むペルシャ湾の南パルスガス田、西部のアフワズ・バンゲスタン油田開発へのINPEXなどの参加についても、両国政府による支援方針を確認した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【大相撲名古屋場所】初日
大相撲名古屋場所初日(8日・愛知県体育館)3大関が敗れる波乱の幕開け。千代大海は小結若の里に押し出され、武双山は関脇栃東に突き落とされた。雅山は追風海の寄りに逆転負けした。貴乃花の休場で一人横綱の武蔵丸は、小結朝青龍を落ち着いて寄り切って白星発進。かど番大関の魁皇は琴ノ若を、同じくかど番の出島は貴ノ浪を退けた。関脇琴光喜は肥後ノ海に寄り倒された。《共同通信》
【テニス・ウィンブルドン選手権】第13日
テニスのウィンブルドン選手権第13日は8日、ウィンブルドンのオールイングランド・クラブで行われ、女子シングルス決勝はビーナス・ウィリアムズ(米国)がジュスティーヌ・エナン(ベルギー)を6−1、3−6、6−0で下し、2年連続2度目の優勝。賞金2万2500ポンド(約8300万円)を獲得した。
ウィリアムズは四大大会通算3勝目。1968年のオープン化以降、この種目の連覇はビリージーン・キング、マルチナ・ナブラチロワ(ともに米国)シュテフィ・グラフ(ドイツ)に続く4人目。
女子ダブルス決勝で、杉山愛(日本テレコム)はキム・クライシュテルス(ベルギー)と組んで、今大会、日本選手3年ぶりの優勝を狙ったが、4−6、3−6で第1シードのリサ・レイモンド(米国)レネ・スタブス(オーストラリア)組に敗れた。
2日連続順延となった男子シングルス準決勝はゴラン・イワニセビッチ(クロアチア)が7−5、6−7、0−6、7−6、6−3でティム・ヘンマン(英国)を下し、9日の決勝でパトリック・ラーフター(オーストラリア)と対戦する。《共同通信》
【小泉純一郎首相】「自民党をぶち壊す」
参院選公示を4日後に控えた8日、小泉純一郎首相は兵庫、大阪の2カ所で街頭に立ち、全国遊説を始めた。与野党の党首らも各地に飛び、事実上の選挙戦に突入した。小泉首相は演説で空前の支持率の大きな要因となっている構造改革路線を前面に打ち出し、「改革」を繰り返し表明した。
「小泉改革に反することをしたら、わたしが自民党をぶち壊す」「参院選で(小泉は)用が終わった、つぶせとなったら私が自民党をつぶす」と、過激な発言で自民党内をもけん制した。《共同通信》
