平成4524日目
2001/05/28
この日のできごと(何の日)
【皇太子同妃両殿下】那須御用邸入り
皇太子ご夫妻は28日午後、静養のため栃木県那須町の那須御用邸に入られた。ご夫婦での遠出は雅子さまの懐妊発表後初めて。
東北新幹線の那須塩原駅の駅前には、約600人が詰めかけた。皇太子さまはベージュのブレザー、雅子さまは黒のスーツ姿。日の丸を振る人たちに一緒に笑顔で手を振ると、「おめでとうごさいます」との声が上がった。
同県大田原市から見に来たという主婦(70)は「いつも来ていますが、こんなに人が多いのは初めて」と驚いていた。ご夫妻は6月2日まで御用邸滞在の予定。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【小泉純一郎首相】衆参同日選を否定
小泉純一郎首相は28日午前の衆院予算委員会で、衆参同日選挙の可能性について「衆院の任期は3年以上残っている。衆院選挙はまだまだ遠い先の話だなと私は思っている」と述べ、否定した。民主党・無所属クラブの五十嵐文彦氏が「改革をやらなくてはならないのに、衆参ともに(政治)空白をつくるのはよくない」と質問したのに対する答弁。
共産党の穀田恵二氏は、塩川正十郎財務相が今年1月のテレビ朝日の番組などで内閣官房機密費(報償費)について(1)外交機密費からの上納があった(2)野党対策に使っていた−と発言したと追及。塩川財務相は「(野党に)金を渡したとは言っていない。上納の問題は否定している」と答弁した。
首相はこの問題について「何年か前のことは錯覚する時もある。発言には慎重に気を付けないといけない」と述べた。田中一真紀子外相は機密費上納問題について「職員が再三再四、『ない』と言っているからそう申し上げざるを得ない」と否定した。《共同通信》
【小泉純一郎首相】国連総会議長と会談
28日、小泉首相は官邸で韓昇洙国連総会議長の表敬を受け、会談を行った。小泉首相は韓議長の議事運営に敬意を表した上で日本の国連重視の姿勢を改めて表明、韓議長は、昨年9月11日の米国におけるテロ攻撃にも関わらず、日本を含む加盟国から支援を受け国連総会議長としての役割を果たしてきたと述べた。
また、韓議長の出身国である韓国との共催で開催されるワールドカップサッカー大会に関し、小泉首相と韓議長は、このワールドカップサッカー大会が、日韓の新しい時代の幕開けとなる、との認識で一致した。《首相官邸》
【政界談話室】
○・・・民主党の鳩山由紀夫代表は28日、都内で開かれた江本孟紀参院議員の著した「総理大臣 長嶋茂雄」の出版記念パーティーに出席。「首相なら私も応援します」とあいさつ、笑いを誘った。「総理…」の中にある組閣名簿に菅直人幹事長の名はあるものの鳩山氏の名はなく、複雑な心境のはず。しかし、「人気で小泉純一郎首相に対抗できるのは長嶋氏ぐらい」(同党幹部)という声もあり、背に腹は代えられないのか「長嶋さんを首相にする戦いは、この国を明るくする戦いだ」と「長嶋首相」に最後までご執心。《共同通信》
【民主党・鳩山由紀夫代表】黒部川河口沖を視察
黒部川のダム排砂によって同川河口の漁業関係者が被害を訴えている問題で、民主党の鳩山由紀夫代表が28日、同川流域の入善町と宇奈月町を訪れ、入善漁港沖の海底地質調査や宇奈月ダムを視察した。
漁業関係者や市民団体などから宇奈月、出し平両ダムの連携排砂計画などについて説明を受けた鳩山代表は「有機物や粘土鉱物がヘドロとなってたい積しており、排砂で海の環境が大きくゆがめられている実態が浮き彫りになった。排砂の実施計画に漁業関係者の声が反映されるシステムを早急につくる必要がある」と述べた。その上で、被害を訴えている漁業関係者や研究者が黒部川ダム排砂評価委員会や同川土砂管理協議会に加われるよう国土交通省に要請することを約束した。《北國新聞》
【MLB】
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は28日、ロイヤルズ戦で6打数2安打とし、打率は3割5分5厘になった。
イチローは第1、2打席がともにニゴロ。第3打席で右前打、第4打席も中前打したが、続く2打席は凡退した。試合はマリナーズが13−3で勝った。
メッツの新庄外野手はフィリーズ戦で先発したが、3打数1安打で八回の守備の途中で交代した。打率は3割2厘。
新庄は第2打席で右前打。五回には大リーグで初の敬遠もされたが、六回の守備で打球の目測を誤って頭上を越され(記録は三塁打)、後続打者の犠飛で勝ち越し点を許した。試合は延長十回、フィリーズが5−3で勝った。
エクスポズの吉井投手はブレーブス戦で先発。6回を5安打、3失点で途中降板した。《共同通信》