平成4484日目

2001/04/18

【森喜朗首相】退陣会見

森喜朗首相は18日午後、首相官邸で退陣の記者会見を行い、KSD事件や外務省機密費詐欺事件など一連の不祥事や自らの不用意な言動に対する批判に言及し「国民との信頼関係に大きく溝が生じてしまった」と述べた。

その上で「政治の信頼回復のため、人心一新し、新たな体制の下、原点に立ち返り、努力しなければならない。期待を自民党に取り戻すための捨て石になるべきだと判断した」と退陣の理由を国民に向けて説明した。

もっとも、首相は情報技術(IT)革命、教育改革など各政策や日米、日ロ首脳会談など外交面の成果を述べ、「小渕恵三首相の後を受け。21世紀の日本の道筋を付けようと全力疾走し、やるだけのことはやり遂げた充実感を持っている。中継ぎ役を果たした」と実績をアピール。首相番記者との関係悪化についても、マスコミ批判を繰り返し、最後まで強気の姿勢を崩さなかった。《共同通信》

森首相は18日午後の首相官邸での記者会見で、台湾の李登輝前総統が心臓病治療のため訪日の査証(ビザ)を申請している問題について「現在政府部内で検討中だが、私は結論を早急に出したい」と述べ、首相在任中に可否の結論を出す方針を表明した。

李前総統の訪日問題をめぐっては、河野洋平外相や外務省がビザ発給に慎重な姿勢をみせるなど調整が難航、森政権最後の懸案となっている。首相は「(前総統の)希望に対しては人道的見地を踏まえ、判断しなければならない」と指摘、前総統が滞在を治療目的に限定することなどを条件にビザ発給を容認したい考えを強くにじませた。《共同通信》

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【政界談話室】

○・・・民主党の鳩山由紀夫代表は18日の記者会見で、森喜朗首相が初めて国民の前で退陣を表明したことについて「何を今さら退陣会見なのか。国民世論的にはとっくに退陣させられている。森首相が退陣会見を怠ってきたことが問題だ」とこれまでの国民不在の退陣劇を痛烈に批判。自民党総裁選についても「なにゆえの総裁選なのかも、つまびらかではない。あきれてものが言えない」と間近に迫った参院選をにらみ、自民党批判のボルテージは上がるばかり。《共同通信》

【自民党総裁選】堀内派、橋本氏支持決定

自民党総裁選をめぐって18日午前、堀内派は緊急総会を開き、橋本派の橋本龍太郎行革担当相を支持する方針を決めた。総会に出席した野中広務前幹事長は、橋本氏が総裁(首相)になった場合は堀内派の古賀誠幹事長が続投するとの見通しを記者団に明らかにした。

ただ堀内派からは2人の議員が麻生太郎経済財政担当相の推薦人に名を連ねているほか、若手議員に橋本氏支持に消極的な意見も残っている。

古賀氏は幹事長続投に関し「受ける受けないを含めわたしが決めることだ。今、人事を言っているときではない」と、態度を保留した。

堀内派の緊急総会で、会長の堀内光雄元通産相は「橋本氏を支援したい」と強調。「連立政権の枠組みにとらわれない、という主張の人には同調できない。政界再編、党分裂につながりかねない」と、小泉純一郎元厚相を批判した。《共同通信》

【自民党総裁選】田中真紀子氏、小泉氏の応援演説自粛

自民党の田中真紀子衆院議員は18日朝、総裁選の応援演説で故小渕恵三前首相の名誉を傷つけたとされる問題をめぐって小泉純一郎元厚相に電話し、総裁選の応援演説を自粛する考えを伝えた。田中氏は「協力関係は何ら変わらないが、応援弁士として歩くのは、いろいろ小泉さんに迷惑を掛ける」と強調。小泉氏は「残念だが、本人の申し入れなので選挙活動を続ける」と記者団に述べた。

古賀誠幹事長は演説内容を問題視、明確な説明がなければ党紀委員会に諮る考えを示すなど態度を硬化。18日午前の党総裁選選管で「政策本位の総裁選になるよう各陣営にきちんと指示してほしい」と要請した。

【自民党総裁選】公開討論会

自民党総裁選は18日午後、日本記者クラブ主催の公開討論会を行い、麻生太郎経済財政担当相、橋本龍太郎行革担当相、亀井静香政調会長、小泉純一郎元厚相の4候補が総裁選対応や経済政策について見解を明らかにした。

総裁選対応について、小泉氏は「今回ほど党員投票の結果が重視される総裁選はない」と述べ、党員による予備選の結果を尊重すべきだとの考えを強調した。

これに対し苦戦が伝えられる橋本氏は「総裁選は予備選と国会議員の投票が一体になったものだ」と指摘、予備選で1位になれなくても立候補を辞退しない考えを表明した。決戦投票にもつれ込んだ場合の対応について、亀井、麻生両氏は「政策と信頼が基本」として予備選結果に縛られない考えを示した。《共同通信》

【Jリーグ・ヤマザキナビスコ杯】1回戦

Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ1回戦第2戦(18日・三ツ沢球技場ほか=12試合)今季からJリーグ2部(J2)に昇格した横浜Cが、1部(J1)の東京Vに2−0で勝ち1勝1分けとし2回戦に進んだ。

J2の大分も、J1の札幌に1−2で敗れたものの、第1戦を2−0で勝っていた大分が得失点差により2回戦進出を決めた。

J1同士の磐田−C大阪は、アウエーの磐田が2−1で勝ち、1勝1分けで勝ち上がった。このほかは、順当にJ1勢が勝ち進んだ。《共同通信》

【この日の民主党】

台湾の李前総統への査証発給すべき~鳩山代表が党見解を発表

民主党の鳩山由紀夫代表は18日の定例記者会見で、台湾の李登輝前総統が日本入国への査証(ビザ)発給を求めている問題について、「心臓疾患の緊急治療のために申請を行ったとのことなので、人道的見地から、早急に査証を発給すべきだ」との党見解を明らかにした。

その上で、申請について台湾側が事実を発表した後、衛藤外務副大臣が認める発表をしたのに、福田官房長官が“申請も受理もない”との政府見解を発表するなど、日本政府が不透明な対応を続けたことを批判。「自民党内で総裁選に虚奔するあまり、外交問題への対応が遅れているのは極めて遺憾だ」と述べた。

民主党が党の見解をまとめたことについて、18日午後、伊藤英成外交安保ネクスト大臣が中国大使館を訪れ、武亜朋・公使参事官と徐剣参事官と会い、民主党の考え方を説明し、理解を求めた。《民主党ニュース》



4月18日 その日のできごと(何の日)