平成4464日目

平成13年3月29日(木)

2001/03/29

【韓国・仁川国際空港】開港

Embed from Getty Images

21世紀東北アジアのハブ(拠点)空港をめざす「仁川国際空港」が29日早朝、開港した。午前4時46分バンコク発アシアナ航空OZ3423便が第滑走路に着陸、同8時30分にはマニラに向けて大韓航空のKE621便が滑走路を飛び立った。

7兆8000億ウオンを投入、韓国最大の国策事業として92年に着工、8年4カ月ぶりに開港した同空港は、日本の成田・関西空港の2倍の大きさを誇る。年間2700万人も輸送でき、最終的には年間1億人の旅客処理能力をもつ世界有数の空の玄関口になる。《東洋経済日報》



【豊浜トンネル崩落事故】国に4億5000万円賠償命令

北海道古平町の豊浜トンネルで1996年2月、路線バスと乗用車が崩れた岩盤の下敷きとなり、20人が死亡した崩落事故で、被害者7人の遺族が国を相手取り、総額6億4000万円の損害賠償を求めた「豊浜トンネル国家賠償請求訴訟」の判決が29日午後、札幌地裁であった。

持本健司裁判長は「(救助作業で)長期間待機させられるとともに、発破による岩体の除去の失敗から何度も落胆させられるという状況にあった」として、被害者の逸失利益や遺族らの精神的苦痛などを認め、総額約4億5000万円の賠償金を支払うように命じた。予見可能性については、「民事訴訟の実益を欠く。予見可能性及びそれを前提とする責任原因を明らかにすることは相当ではない」として判断しなかった。《読売新聞》

【新潟地裁】TBSの名誉毀損認定

事実と異なる報道をされ、名誉を傷つけられたとして、新潟県上越市のY元市議(47)が東京放送(TBS)などを相手取って損害賠償を求めた訴訟の判決が29日、新潟地裁高田支部であり、加藤就一裁判官は、名誉毀損を認め、TBSなどに慰謝料30万円の支払いを命じた。

判決によると、Y元市議は、1997年3月議会の本会議中にくも膜下出血で倒れた。TBSは同市のゴミ処理施設解体工事費の支出などをめぐる疑惑を取り上げた同年9月の「報道特集」で、その場面をあたかも同年6月議会で、工事をめぐる審議の最中に興奮のあまり倒れたかのように編集し、放映した。

判決で加藤裁判官は、Y元市議が疑惑の当事者ではないと認定、「(番組によって)一般視聴者はY元市議が疑惑に関係あるとの印象を持つ」として名誉毀損を認めた。

TBS広報部は「議員が議会で倒れた事実を伝えたことには公共性があった」としながらも、「映像の編集などに工夫の余地があった」とコメントしている。《読売新聞》

【イトマン事件】「闇のフィクサー」に懲役7年6月

戦後最大級の経済事件と言われたイトマン事件で、不正な絵画取引などで大阪の中堅商社イトマン(住友物産が吸収合併)に巨額の損害を与えたとして、商法の特別背任罪などに問われた不動産管理会社代表、許永中被告(54)に対し、大阪地裁の氷室真裁判長は29日、「イトマンを合併消滅に至らせ、自己の欲望を満たした刑事責任は共犯者に勝るとも劣らない。保釈中の逃亡も到底許容できない」として、求刑通り懲役7年6月、罰金5億円を言い渡した。《共同通信》

【自民党橋本派】総裁選へ派内聴取

自民党の最大派閥・橋本派は29日、森喜朗首相の後継を決める総裁選に向けて、当選1、2回の衆院議員の会合を個別に開き、意見集約に乗り出した。野中広務前幹事長と橋本龍太郎行革担当相という2人の有力候補を抱えながら、対応が定まらない橋本派。若手議員からは「派閥次元」の一本化調整の動きを批判する動きが相次いだ。《共同通信》

【森喜朗首相】IT戦略本部第3回会合に出席


https://www.kantei.go.jp/

3月29日、官邸において高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)第3回会合が開催され、森首相の出席のもと「e-Japan重点計画」が決定された。これは本年1月に決定された「e-Japan戦略」の中で掲げた「5年以内に世界最先端のIT国家となる」という目標を実現していくための具体的な道筋を示すもの。

森首相は会合の最後に「本日決定された『e-Japan重点計画』に基づいて、政府として迅速かつ重点的に施策を講じていく所存であります」と述べ、「このように我が国は世界最先端のIT国家実現に向けての歩みを力強く踏み出したわけであります。この歩みをひとときも停滞させることなく、さらに一層加速させることにより、21世紀が、我が国にとって、国民一人ひとりが夢と希望を持って生きられる『希望の世紀』としていく使命があります」とあいさつした。《首相官邸》



3月29日のできごと