平成4463日目

2001/03/28

【米国】京都議定書から離脱

ブッシュ米政権は28日、米国、欧州、日本に二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出削減を義務付けた地球温暖化防止の「京都議定書」から事実上の離脱を表明した。

同議定書は1997年の京都会議で採択され、細部の詰めの国際交渉が続いていた。議定書は米国抜きで発効させることも可能だが、世界のCO2排出量の約4分の1を占める米国の離脱で意義は大きく薄れた。

ホワイトハウスのフライシャー報道官は同日の記者会見で「離脱ではない」としながらも「発効さえ不可能な見通しで、米経済の利益にならない」と述べた。温暖化防止対策を求める欧州など世界の反発は必至。米国の外交にも影響が出そうだ。

同議定書は、気候変動枠組み条約を母体とし、米国、欧州、日本に90年のCO2排出量からそれぞれ7%、8%、6%の排出削減を義務付けている。京都会議では削減割合をめぐって交渉が難航、最後は当時のゴア副大統領が乗り込んで政治的に決着、採択した経緯がある。

米国内では議会多数派の共和党の反対が強く、米国は署名はしたものの批准のめどがついていなかった。排出削減方法の詳細をめぐる国際交渉でも、米国と欧州、日本が対立していた。《共同通信》

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【Re Japan】シングル「明日があるさ」発売

【薬害エイズ事件】地裁、元帝京大副学長に無罪判決

血友病患者への非加熱血液製剤の投与を指示し、エイズウイルス(HIV)に感染、死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた元帝京大副学長の安部英被告(84)に対し、東京地裁は28日、無罪(求刑・禁固3年)を言い渡した。

永井敏雄裁判長は「(患者が死亡するという)予見可能性は低く、当時大多数の血友病専門医が非加熱製剤を投与していたことからすれば、元副学長だけに過失を認めることは出来ない」と述べ、過失責任を否定した。同じ罪に問われている元厚生省生物製剤課長、M被告(59)の判決にも影響を与えるとみられる。検察側は控訴の検討を始めた。《毎日新聞》

【第73回選抜高等学校野球大会】第4日

第73回選抜高等学校野球大会第4日は28日、甲子園球場で2回戦を行い、仙台育英(宮城)藤代(茨城)宜野座(沖縄)が勝ち、3回戦に進んだ。

海星(長崎)−仙台育英は今大会初の延長戦となり、仙台育英が述懐に右前打からの悪送球の間に決勝点を挙げ、4−3でサヨナラ勝ちした。

初出場の藤代は一回に岡村の先制中犠飛で挙げた1点を守り切り、1−0で四日市工(三重)を下した。先発の井坂は被安打3で今大会初完封。

「21世紀枠」で初出場の宜野座は山城尚の本塁打など11安打で7点を奪い、先発の比嘉裕が岐阜一(岐阜)を2点に抑えて7−2で快勝した。《共同通信》

【吉井理人投手】ロッキーズを退団

米大リーグ、ロッキーズは28日、吉井理人投手(35)の退団を発表した。150万ドルの年俸がネックとなり、米東部時間30日午後1時までに獲得に乗り出す糾弾がなければ、正式に自由契約選手となり、新天地を探すことになる。吉井は球団を通じて「米国でも投げ続けたいが、日本も選択肢のひとつ」とコメント。トレーニングを続ける。

代理人の団野村氏は「状況が困難であるのは間違いない。30日から各球団の連絡を取るが相手は足元を見てくるだろう。しかし、投手をほしがっているところは多い。(先発がコマ不足の)パイレーツなどに連絡を入れたい。ただ、(米国か日本かは)最終的には吉井本人の判断」と語り、当面は大リーグ復帰を目指していくという。《読売新聞》

【公明党・神崎武法代表】「首相公選制を議論すべき」

公明党の神崎代表は28日の記者会見で、首相公選制について「ぜひこれから党内で議論していきたい。(平和主義など)憲法の3原則は堅持するが、それを踏まえてタブーを設けず議論すべきだ」と述べた。首相公選制と併せて憲法改正にも前向きな姿勢を示したものだ。《読売新聞》

【自民党総裁選】推薦人「20人」に緩和

森首相の退陣を受けて行われる自民党総裁選の実施方法の大枠が28日、固まった。(1)立候補に必要な推薦人は、正式な総裁選の場合「30人」ではなく「20人」に緩和する(2)各都道府県連が持ち票をどう扱うかどうかは、県連独自の予備選実施を含め、各地方にゆだねる—がポイントだ。

主だった2001年度予算関連法案が4日に成立する見通しとなったのを受け、党執行部は首相との協議を5日にも行い、20日ごろに総裁選を実施することで調整を進めている。《読売新聞》

【森喜朗首相】記者団に激怒

森喜朗首相は28日午後、ノルウェー国王夫妻主催のコンサートレセプション出席を直前にキャンセルしたことについて、首相官邸で記者団に釈明した。「腰痛治療」と強調、欠席を批判する報道を「ふざけたことを書いて。君らには人情のこれっぽちもない」と、時には怒鳴り散らしながら当たり散らした。

もっとも夜になると、首相は都内の料理屋で橋本聖子参院議員やスピードスケートの清水宏保選手らと約2時間半にわたって懇談。終了後、待ち構えた記者団に「(相手が)小泉(純一郎森派会長)でなくて悪かったな」と冗談を飛ばすなど、腰の痛さなどまるで感じさせなかった。《共同通信》

【この日の民主党】

薬害エイズ訴訟・無罪判決で談話~金田誠一厚生労働ネクスト大臣

民主党は28日、薬害エイズ訴訟で元帝京大学副学長の安部英被告に対し、東京地裁が無罪判決を言い渡したことについて、談話を発表した。

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2001年3月28日
薬害エイズ事件・安部英被告への無罪判決について(談話)
民主党厚生労働NC大臣
金田誠一

本日、東京地方裁判所は、薬害エイズ訴訟で業務上過失致死罪に問われ、禁固3年を求刑されていた元帝京大学副学長の安部英被告に対し「無罪判決」を言い渡した。本判決は、多くの感染被害者やご遺族の心情を逆なでするものであると同時に、その事実誤認及び法律解釈において、常識的に理解しがたい内容を含んでおり、とうてい納得できない。

今回の裁判においては、(1)安部被告が非加熱血液製剤の危険性を予見できたかどうか、(2)非加熱製剤に代わる代替品の有効性、(3)血友病の権威であった安部被告の責任、などが争点とされた。

判決は、まず、「非加熱製剤によって高い治療効果をあげることと、エイズの予防に万全を期すこととは、容易に両立し難い関係にあった」と認定しているが、これまで明らかになっている事実に鑑み、どうしてこのような評価がなされるのか、疑問である。また、「予見可能性はあったが、その程度は低い」と程度の問題にすり替えているが、生命という重大な法益に対する危険について、これを程度の問題で処理するというのは、全く理解できないものである。さらに判決は「通常の血友病専門医」を基準に、結果回避義務を論じているが、被告人の知り得た知識やその立場を鑑みることなく、「通常の血友病専門医」を基準に責任を軽減することは、被害者はもとより、一般国民からも理解されないものである。

何よりも、非加熱製剤投与とクリオ製剤(代替製剤)による治療等の「比較衡量」において、自己注射療法等の「長所」を根拠に「回避義務違反があったと評価することはできない」としているが、これは、一方で「程度の問題はあるにしろ」生命の危険に対する予見可能性を認めていながら、その危険よりも自己注射等の便利さを優先させるもので、信じがたい結論である。患者が死に至る可能性を認めながら、自己注射療法等の「長所」を優先する者があるとしたら、それは医師の名に値しないばかりか、人間の名にも値しないことは言うまでもなく、こうした判決を書いた裁判官の常識も疑わざるを得ない。

多くの被害者と国民が求めていることは、二度と同じ過ちを繰り返さないための徹底した真相究明であり、責任者の厳正な処罰である。そのために、検察当局においては、直ちに控訴することは当然である。民主党は、被害にあわれた感染者、ご家族およびご遺族のみなさまに改めて心からお見舞を申し上げるとともに、このような不幸な薬害を二度と繰り返すことがないよう、今後とも真相の究明に全力をあげていく決意である。 以上《民主党ニュース》



3月28日 その日のできごと(何の日)