平成4452日目

2001/03/17

この日のできごと(何の日)

【自民党・古賀誠幹事長】総裁選「4月20日ごろ」

自民党の総裁選をめぐり古賀誠幹事長は17日、高松市内での会合で、2001年度予算関連法案が成立し、森喜朗首相が意欲を示す教育関連法案、情報技術(IT)関連法案の処理にめどを付けた上で、総裁選を行いたいとの考えを表明した。4月上旬の予算関連法案成立から総裁選実施までには2週間程度必要であることから、選挙は20日ごろとなるとの見通しを示したと言える。

自民党幹部も、4月5日までには予算関連法案が成立し、遅くとも同20日には総裁選が実施されるとしたうえで「5月の連休前に新政権の組閣まで終わらせる」と述べた。

一方、野中広務前幹事長は佐賀市内の講演で自らの立候補の可能性を重ねて否定。森派が擁立を検討している会長の小泉純一郎元厚相の政策を批判するなど、「ポスト森」をにらんだ駆け引きが加熱した。

古賀執行部は党所属国会議員と都道府県連代表による投票を行う考えだが、党内には全党員を含めた総裁選実施を求める声も根強く、調整が難航している。《共同通信》

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【自民党・堀内光雄氏】「新内閣、暫定でもいい」

自民党堀内派会長の堀内光雄・元通産相は17日、山梨県昭和町での記者会見などで、森首相退陣後の首相選びについて「4月中に新総裁(首相)を選び、緊急経済対策を新しい強力な内閣で実現しなければならない。(新内閣は)暫定的でもいい」と述べた。

自らの総裁選出馬に関しては「全く考えていない」と語った。《読売新聞》

【大相撲春場所】7日目

大相撲春場所7日目(17日・大阪府立体育会館)魁皇は若の里を右上手から豪快に投げ捨て、ただ1人7戦全勝。貴乃花は万全の寄りで旭天鵬を下し、武双山、平幕の玉乃島とともに1敗を守ったが、武蔵丸は琴光喜のもろ差しからの寄りに屈して2敗となった。

大関カド番の出島は連敗を3で止めた。琴竜はこの日から休場。春場所は400日連続大入り満員を記録した。

貴闘力は通算連続出場が1316回となり、歴代6位の豊ノ海と並んだ。《読売新聞》

【J1】第1ステージ第2節

Jリーグ1部(J1)第1ステージ第2節(17日・東京スタジアムほか=8試合)J1に復帰したコンサドーレ札幌が2−1で柏レイソルを破り、開幕2連勝した。ジュビロ磐田も4−1でサンフレッチェ広島に快勝し、札幌とともに勝ち点を6に伸ばした。名古屋グランパスは2−1でジェフ市原にVゴール勝ちし、ヴィッセル神戸も三浦の移籍後初ゴールなどでFC東京を下し、ともに勝ち点5で続いた。東京ヴェルディは、米山のVゴールで、昨年の年間王者、鹿島アントラーズを2−1で下し初勝利。ガンバ大阪、清水エスパルスも1勝目を挙げた。昨年の第1ステージ優勝の横浜F・マリノスは2連敗。セレッソ大阪と浦和レッズは2−2で引き分けた。《共同通信》

【新珠三千代さん】死去

気品のある美しさで善人から悪女までを多彩に演じ分けた女優の新珠三千代さんが17日午後8時35分、心不全のため亡くなった。71歳だった。

1945年に宝塚歌劇団に入団。芸名は夏目漱石の小説「それから」のヒロイン、三千代からとった。「ハムレット」のオフィーリア、「ひめゆりの塔」の恵子役などで、宝塚の代表的な娘役スターとなった。

55年に退団した後は、映画女優として活躍。「人間の條件」(小林正樹監督)、「女の中にいる他人」(成瀬巳喜男監督)、東宝の「社長」シリーズなど、シリアスドラマからコメディーまでを縦横に演じ分ける演技派女優として、数多くの映画に出演した。《読売新聞》



3月17日 その日のできごと(何の日)