平成4172日目

2000/06/10

【森喜朗首相】お国入り

森喜朗首相は10日午前、参院石川県選挙区補選の応援のため、就任以来初めて、石川県入りした。小松空港では、谷本正憲知事らが出迎え、詰め掛けた支持者らを前に「感謝感激だ。皆さんの期待にこたえていくことがご恩返しになる」と“第一声”を放った。

歓迎式では、谷本知事が「待ち望んだお国入りがようやく実現した。首相就任を心からお祝い申し上げ、県民挙げて歓迎する」とあいさつした。森首相はこれにこたえて「何百回、小松空港に降り立ったが、きょうほど緊張したことはない」と切り出した。その上で、自らの「神の国」発言などを意識したのか、「皆さんには心配をかけているが、私の気持ち、心情を一番分かってくれるのは皆さんだ」と述べた。

首相はあいさつで、首相就任に至る経緯にも触れ、小渕恵三前首相が緊急入院する直前に官邸に呼び出され、二人だけの25分間の語らいの中で、小渕氏から「ロシアのプーチン氏(現大統領)に会うためロシアに行きたい」「しっかりやれよ」などと言われたことを明かした。

首相は自分の首相就任時を振り返り、「小渕さんから呼び出されたのはこれが最初で最後だった。だから天命だと言ったんだ」と話した。《北國新聞》

森喜朗首相は10日、首相就任以来初めて石川県入りし、金沢市のホテル日航金沢で開かれた自民党県連主催の政談演説会で、情報技術(IT)革命の推進、思い切った規制緩和の必要性を強調した上で、「NTTは完全民営化の方向でやらなければならない」と述べ、政府保有のNTT株を売却し完全民営化を目指す考えを明らかにした。

米政府がNTT接続料金の大幅引き下げを強く要求していることから、森首相は「手かせ、足かせをはめられていては、NTTが世界の舞台で努力することは不可能だ」と指摘し、完全民営化に伴う経営努力に期待を示した。

NTT法では、政府にNTT株の3分の1以上の保有を義務付けているため、政府株の完全売却には法改正が必要である。政府は現在、発行済み株式総数の59%を保有している。

森首相は21世紀の産業の起爆剤になっていくのがITと位置づけ、「世界中が一緒になって同時に物事を進めていくIT社会をつくるには、相当、思い切った規制緩和が必要だ」と指摘した。今後、実用化が見込まれるデジタルテレビを例に挙げ、電気通信事業法と放送法を一体化した新規立法の必要性も強調した。《北國新聞》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。また、画像は基本的にイメージです。

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正していますがあらかじめご了承ください。

このサイトについて

【テニス全仏オープン】第12日

Embed from Getty Images

テニスの全仏オープン第12日は10日、パリのローランギャロスで女子シングルス決勝を行い、第6シードのマリー・ピエルス選手(フランス)が6−2、7−5で第5シードのコンチタ・マルチネス選手(スペイン)を破って初優勝、賞金402万8000フラン(約6320万円)を獲得した。《共同通信》

【民主党・鳩山由紀夫代表】「つけは国民に」

民主党の鳩山由紀夫代表は10日、都内での街頭演説で、政府、与党の経済政策について「借金を重ねながら、お構いなしに予備費を使い、補正予算も組もうと決めたようだが、そのつけは必ず増税という形で(国民に)回ってくる」と、厳しく批判した。

さらに「財政を健全化していかないと、経済も立ち直っていかない。間違った方向の景気対策をやったら、いつまでも財政から金をどんどん注ぎ込まないといけない」と述べ、公共事業中心の景気対策ではなく、情報技術(IT)革命などを進めるべきだとの考えを強調した。

衆院選情勢については「民主党の世論調査によれば、比例代表で自民党と民主党は互角になった。だが、勝負は勝たなければならない」と、選挙戦勝利に強い決意を示した。《共同通信》

【シリア】ハフェズ・アル・アサド大統領死去

シリア国営テレビによると同国のハフェズ・アル・アサド大統領が10日、ダマスカスで死去した。69歳だった。シリア筋によると、死去したのは同日午前11時(日本時間午後5時)という。心臓に持病を抱えていたが、死因は発表されていない。

アサド大統領はアラブでも対イスラエル強硬派の元首だった。二男のバシャル氏(34)が後継とみられるが、中東包括和平のかぎを握っていたと言えるアサド大統領の死は今後の中東情勢に波乱を呼ぶ可能性がある。70年の無血クーデターで全権を掌握、首相兼国防相となった。71年3月、国民投票で大統領に就任以来5選。《共同通信》



6月10日 その日のできごと(何の日)