平成4101日目

2000/03/31

【北海道・有珠山】22年7カ月ぶりに噴火

火山活動が活発化していた北海道の有珠山(732メートル)が31日午後1時10分、西側山ろくで噴火した。噴煙は上空約2700メートルまで上昇、風下には大小の火山れきを含む火山灰が大量に降った。有珠山の噴火は1977年8月以来、22年7カ月ぶり。伊達市に置かれている有珠山現地連絡調整会議は「岩なだれの可能性がある」として厳重な警戒を呼び掛けた。

噴火前としては前例のない緊急火山情報を受け、周辺の伊達市、壮瞥町、 虻田町では約1万2000人の住民が避難していた。虻田町全域に新たに避難命令が出た。政府は「住民の生命や財産に被害が出る状況になった」として午後2時から関係閣僚会議を開催、非常災害対策本部を設置した。《朝日新聞》


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政府は、北海道の有珠山が31日13時10分ごろ噴火したことを受け、同日14時から、官邸で緊急の関係閣僚会議を開催した。「不測の事態が発生することも考慮し、政府としての対応体制を強化する必要がある」との小渕総理の指示を受け、関係閣僚会議は、国土庁長官を長とする「有珠山噴火非常災害対策本部」の設置など、5項目の対応策を決定した。《首相官邸》

22年7カ月ぶりに噴火した北海道・有珠山(732メートル)は31日午後、断続的に噴煙を上げ続けた。噴火場所は北西山ろくの国道230号に近い標高約200メートル地点。ほぼ東西方向に5つの火口ができた「割れ目噴火」で、マグマが地下水に触れて起こる水蒸気爆発とみられる。火砕流は発生しておらず、けが人などの報告はない。

虻田町と伊達市は直後に避難指示、勧告地域を拡大、周辺3市町の対象地域の住民は約1万6000人となり、同日夕までにほぼ全員が避難した。

政府は、自然災害では平成7年の阪神大震災以来となる「有珠山噴火非常災害対策本部」(本部長・中山正暉国土庁長官)を設置。同日午後3時すぎから開いた初会合で観測、監視の強化や、安全を最優先とした住民の避難誘導、避難長期化を想定した仮設住宅供与の考慮などの基本方針を確認した。

火山噴火予知連絡会は「今後も噴火活動が続くと考えられ、噴火場所が移動する可能性もある」との統一見解を出した。噴火を上空から視察した勝井義雄北海道大名誉教授らも「過去にこんな小さな噴火で終わった事はない」とし、火山活動が長期化、大規模化する恐れがあるとの見方を示した。札幌管区気象台は有珠山の山腹に80−30センチの積雪があり、31日夜以降大雨が予想されるため泥流が発生しやすいとして大雨注意報などを出し厳重な警戒を呼び掛けた。

気象庁などによると、噴煙は一時、高さ3200メートルまで上がり東に流れた。蛇田町方面では火山弾、火山れきも確認、蛇田町や壮瞥町、大滝村などで降灰があった。有珠山から70キロ東の千歳市などでも降灰が確認され、伊達市内では強い硫黄のにおいが漂った。《共同通信》




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【 SPEED】解散・お別れ会見

31日で解散となった女性4人組の人気グループ、SPEEDが同日午後、東京都内でお別れの会見を開いた。

前夜はなかなか眠れず、メールを送りあっていたという4人。上原多香子さんは「ハラハラ、ドキドキしています」と上気気味。今井絵理子さんと島袋寛子さんは「今まで応援してくれてありがとう」と笑顔で答え、新垣仁絵さんも「このメンバーで活動できて良かった」と振り返った。

4人は同日夜、テレビ朝日系の音楽番組に生出演し、代表曲を歌ってファンに別れを告げ、3年8カ月にわたる活動に終止符。今後はそれぞれソロとして活動する。《共同通信》

【第72回選抜高校野球大会】第7日

第72回選抜高校野球大会第7日は31日、甲子園球場で2回戦3試合を行い、柳川(福岡)智弁和歌山(和歌山)東海大相模(神奈川)が準々決勝進出を決めた。柳川は七回に3点を挙げ、香月太が広陵(広島)を3−0で完封。春の甲子園では、初の8強入りを果たした。智弁和歌山は1−4の八回、打者12人の猛攻。7長短打などで8点を奪って国士館(東京)を逆転し、9−6で勝った。東海大相模は一回に今森の2点本塁打で先制し、五回に1点を追加。粘る東洋大姫路(兵庫)を3−2で振り切った。《共同通信》

【サッカー・日本代表】トルシエ監督。協会批判で謝罪

サッカーの日本代表、五輪代表を率いるフィリップ・トルシエ監督が強化日程などをめぐり日本サッカー協会を批判した問題で、日本協会の釜本邦茂強化推進本部長は31日、東京・渋谷の協会事務局で同監督から事情を聴いた。

釜本本部長によると、トルシエ監督が行き過ぎた発言を認めて謝罪した一方、協会側も同監督の要望も検討するため、今後の強化日程の提出を求めることにした。同本部長から事情を聴かれた後、トルシエ監督は「非常にいい話し合いができた」と述べた。

同監督は五輪代表のニュージーランド五輪代表戦に向けた28日の会見で、強化日程の決め方への不満や日本協会の組織を批判する内容の発言をした。

トルシエ監督との契約には「協会の組織を批判した場合、処罰を科す」との項があり、釜本本部長がこの日、真意をただした。

同本部長は「(同監督から)2002年ワールドカップ(W杯)まで日があるわけじゃない。ブランス式にストレートに言ったことは反省している。日本チームを思う気持ちからこうなり、申し訳ない」と謝罪があったと明らかにした。

釜本本部長はまた、トルシエ監督が要求した強化日程の作成方法に関し、協会側の準備不足も認めた上で「(同監督の)建設的な意見も考慮したい。すべてが通るわけではないが、2002年までのスケジュールを提示するよう言った。中長期的な計画を立てなければいけない」と述べた。《共同通信》

【この日の民主党】

「4・9%」過去最悪の完全失業率で談話

今井澄NC雇用・社会保障大臣と直嶋正行労働副大臣は、2月の完全失業率が過去最悪の4・9%になったことを受け31日、談話を発表した。過去最悪だった昨年3、4、6、7月の4・8%を超えるもので、1月に比べても0・2%上昇した。

今井大臣らはこのなかで、完全失業者数が327万人に達し、前年同月より14万人増となっていること、倒産やリストラによる自発的でない失業者が115万人にのぼったことを挙げ「極めて深刻な事態」と指摘。さらに、小渕内閣が2度にわたって記録を更新したことを挙げ、「数次にわたるバラマキ型財政出動が雇用失業情勢の回復に資するものではなかったことを雄弁に物語っている。さらに、深刻な状況に追い討ちをかけるように、年金の給付水準引き下げなどを決定し、国民の不安を煽っている」として、小渕内閣の失政の重大さを主張した。

「自由党分裂は国民不在のドタバタ」川端国対委員長が会見

民主党の川端達夫国対委員長は31日の記者会見で、自由党の連立離脱派と残留派への分裂が確定的になったことを受け、「何のために出るのか、あるいは残るのか、どちらからも説明がない。国民不在のドタバタだ」と批判した。

川端委員長は、「分裂後、場合によっては新たな野党が誕生し、各委員会の構成に変化が生じるだろうが、予算成立後の法案審議で、どのような影響がでるのか現在のところわからない」として、新しい野党の動向を慎重に見極めていく考えを示した。

[介護保険制度スタート]菅政調会長「各自治体の円滑な運営に全力尽くす」

民主党の菅直人政調会長は31日の会見で、4月1日からスタートする介護保険制度について「自民党が保険料徴収の一時棚上げなどを持ちこんだことでスタートから混乱が予想されるが、各自治体での円滑な運営のために全力を尽くす」と述べた。

菅政調会長は「ケアプラン作成など、準備万端の状況ではないが、少子化・高齢化の状況では、『介護サービスは社会で、愛情は家族から』という方式がベターだ」と改めて制度の意義を指摘。さらに、予想できない様ざまな問題が生じる恐れがあるとして、当面、各地の情報把握に努める考えを示した。菅会長はまた、有珠山の噴火について、「政府に対して住民の方々の要望を伝え、必要な対策を迅速に行うよう求めていきたい」と述べた。

[介護保険制度スタート]「みんなでより良い制度に」今井NC大臣が談話

ネクストキャビネット(NC)の今井雇用・社会保障大臣は31日、介護保険制度のスタートにあたり、「同制度はこれまでの『お仕着せ福祉』から『自ら選び利用する権利を持つ福祉』への大転換。地方分権と住民参加の試金石として、みんなでより良い制度を作っていこう」との談話を発表した。

今井大臣はこのなかで、「現在の家族介護を広く社会全体で支え、要介護高齢者の人権が守られる、地域福祉社会がつくられることを期待したい」と表明。

今井大臣はまた、ケアプラン作成の遅れや要介護認定結果など、すでに指摘されている問題点を挙げ、国、都道府県、市町村に対し、「密接に連携・協力を進め、地域住民の立場で、すみやかに解決することが大切」と指摘。とくに、介護サービスの不足について、緊急にサービス量を増やす努力やヘルパーが働きやすい労働環境の整備など、条件整備の不可欠性を主張している。《民主党ニュース》



3月31日 その日のできごと(何の日)