平成3829日目

1999/07/03

この日のできごと(何の日)

【故・石原裕次郎さん】13回忌法要

映画にとどまらず戦後の日本社会に旋風を巻き起こし、昭和62年に52歳で亡くなった俳優石原裕次郎さんの13回忌の法要が3日、裕次郎さんが眠る横浜市鶴見区鶴見の総持寺で営まれた。

まき子夫人や兄の東京都知事の石原慎太郎さん、俳優の渡哲也さんら約370人が出席。雨模様にもかかわらず、1万人を超す徹夜組を含め同日午前10時半までに、全国から約13万5000人(鶴見署調べ)のファンが長さ8キロの列をつくった。

予定を約2時間繰り上げた午前8時前に開門。本堂前の祭壇に向かうファンを、高さ約7メートル、幅約6メートルの20代の裕次郎さんの遺影が迎えた。

午前11時すぎから、本堂で読経が始まり、喪服姿のまき子さん、慎太郎さんが招待客を出迎えた。

4000本の竹でヨットの帆をかたどった一般用の祭壇にも、クールにほほえむ40代のころの裕次郎さんの遺影。約400人の混声合唱団がヒット曲「夜霧よ今夜もありがとう」など33曲をメドレーで歌う中、ファンは次々に焼香し遺影に手を合わせた。石原プロモーションは、裕次郎さんが生前に愛飲していたというカリフォルニア産の赤ワインと日本酒のセット5万ケースを無料で配った。

1日の午前中から門前で二晩待った川崎市の主婦(48)は「お正月から、行かなくてはと思っていた。まだ、私は亡くなったとは信じていない」と目に涙。横浜市消防局によると、混雑で転倒したり体調を崩すファンが続出。救急車がひっきりなしに出動した。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【小渕恵三首相】自由党・小沢党首と調整へ

小渕恵三首相は3日、自民、自由両党に公明党を加えた連立政権発足に向け、自公党首会談に先立ち、自由党の小沢一郎党首と会談する意向を固めた。

首相は当初、8日からの中国訪問前に公明党の神崎武法代表と会い、正式に連立参加を要請する方針だったが、自由党は衆院比例代表の定数削減法案など自自合意が実現できない場合は連立解消も辞さない構えをみせていることから、小沢氏と早急に調整することが必要と判断した。《共同通信》

【三菱自動車】ボルボの超大型車販売へ

三菱自動車工業は3日、スウェーデンのボルボから超大型トラックを調達し、国内の自社販売網で売り出す方針を明らかにした。両社はことし6月に環境技術の共同開発に合意するなど、提携関係の強化に乗り出しており、製品面でも「相互補完をより進める」(三菱自首脳)考えだ。

調達するのはトレーラーをけん引するトラクター。発電施設やロケットなどを運搬する、連結総重量で200トンを超えるような超重量クラスの車両。トラックを扱う「ふそう」系店で販売する。

ボルボは三菱自の小型トラックを三菱ブランドのまま欧州で売っている。このため、三菱自も同様に「ボルボのブランドで日本で売りたい」としており、時期などは今後詰める。アジアや中国などの販売網での取り扱いも検討する。

オランダでの乗用車の共同生産で提携関係にある両社は、1997(平成9)年にトラック部門でも業務提携を結んだ。98年にはボルボの販売網を通じて、三菱自のボルトガル製の小型トラック「キャンター」が1300台余り販売された。現在ボルボの商用車は、日本子会社「日本ボルボ」が国内に輸入している。《共同通信》



7月3日 その日のできごと(何の日)