平成3798日目

1999/06/02

この日のできごと(何の日)

【コソボ紛争】米欧ロ、空爆停止条件で合意

ユーゴスラビア・コソボ紛争の和平調停を続けるアハティサーリ・フィンランド大統領とロシアのチェルノムイルジン・ユーゴ問題担当大統領特使、タルボット米国務副長官は2日午後(日本時間同日夜)、ボンで三者会談を終了。タス通信は特使の話として、北大西洋条約機構(NATO)の空爆停止について①NATOとユーゴがユーゴ軍などのコソボ撤退に関する合意文書に調印②撤退実行が確認できた段階で空爆を一時停止―の手順で一致したと伝えた。

もう一つの焦点だったコソボ展開の国際平和維持軍については、NATOとロシアの指揮権を分離、それぞれ独自の指揮権を残したまま参加することで合意したという。

大統領と特使は三者会談後、ミロシェビッチ・ユー-ゴ大統領との会談のためベオグラード入りし、会談を開始した。

特使は三者会談後、「空爆停止が現実的になった」と言明。アハティサーリ大統領も「(協議は)進展した」と語った。特使はまた、コソボ和平に向けた国連安保理決議は、空爆停止後に作成すると指摘。平和維持軍については「すべて国連の下で行われなければならない」と述べる一方、ユーゴが反対していた空爆参加国の国際部隊派遣問題は「NATO自身が決める」と言明した。

ロシア代表団によると、アハティサーリ大統領の出発直前、タルボット副長官が空爆停止のタイミングに関し、米政府の新提案を示したため、出発を急きょ延期し三者会談を続けた。

米政府はユーゴ軍・セルビア治安部隊の撤退開始と空爆停止、難民帰還のタイミングについてあらたな提案を出したが、最終的にロシアとの相違が解消されたとみられる。《共同通信》

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【東京都・石原慎太郎知事】横田基地を初視察

「米軍横田基地の返還・軍民共用化」を公約に掲げた石原慎太郎・東京都知事は2日午前、都知事として初めて同基地を視察。午後には福生市など周辺5市1町でつくる「横田基地周辺市町連絡協議会」に出席、公約実現に向け協力を求めた。《共同通信》

【東京地裁】山一證券に破産宣告

東京地裁は2日、自己破産を申請していた山一證券に破産を宣告した。野沢正平社長は東京証券取引所で記者会見し、同社の債務超過が1602億円に上っていることを明らかにするとともに「顧客、株主、従業員、その他多くの関係者の信頼を裏切り、多大な迷惑をかけたことにあらためて深くおわびしたい」と述べた。《共同通信》

破産宣告を受けた山一証券の野沢正平社長ら役員は2日午後、東京証券取引所で記者会見し、「102年の伝統と歴史をこのような形で閉じ、言葉に尽くせぬ思い」と述べ顧客や株主、従業員らに謝罪した。日銀特融の一部焦げ付きとの関連で注目される債務超過額については、同席した渡辺正俊常務が「東南アジア関連や外貨建ての資産は為替の変動などで増減する」と述べ、現時点の超過額1602億円がさらに増える可能性を示唆した。

山一によると、負債総額は約5100億円で、日銀特融残高の4880億円が大半を占める。これに対し資産は、有価証券売却損や子会社の債権回収不能額などを見込んだため3497億円に減り、債務超過額は1602億円に膨らんだ。

債務超過額が昨年3月末から7倍余りに拡大した理由について、野沢社長は「破産を前提に時価で資産を評価し直したため」と説明している。

破たん後に日銀特融を原資に転換社債(CB)を満額償還したことについて野沢社長は「当時は債務超過にあると認識しておらず問題はなかった」との認識を示した。また、破たんの原因となった簿外債務を見逃したとされる監査法人の提訴問題については、破産管財人に判断をゆだねる方針を明らかにした。《共同通信》

【小渕恵三首相】米ロと18日に首脳会談

小渕恵三首相の主要国首脳会議(ケルン・サミット)、英国、アイスランド訪問にあたっての一連の首脳会談日程が2日、固まった。

首相は17日に政府専用機でドイツのケルンに向け日本を出発。ケルンでは18日、ロシアを除くG7(先進7カ国)首脳会合前にクリントン米大統領、エリツィン・ロシア大統領、主催国ドイツのシュレーダー首相とそれぞれ個別に会談する。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・民主党の鳩山由紀夫幹事長代理は2日の講演で、先の東大五月祭で共産党との連携を示唆したことに触れ「共産党の志位和夫書記局長と同じ東大工学部出身ということでリップサービスで言った。将来、共産党と一緒に歩んだり、政権を共にできるわけもない」と釈明した。また民共連携を厳しく批判した野中広務官房長官に「いろいろご指導いただきまして」と1日の衆院本会議場であいさつし、長官が「マスコミに聞かれたからああ答えた」と応じたことも紹介。連携発言の波紋を食い止めるのに躍起だった。《共同通信》

【民主党】阪神タイガースを応援する議員の会、旗揚げ

今期好調の阪神タイガースを応援しようと、党内のファンが議員の会を結成し、21名が入会して、2日、国会内で設立総会を開いた。新党結成のような70名を超えるマスコミが集まる中、「優勝して国会で六甲おろしを歌う」「東京ドームと甲子園に一度は応援に行く」などの活動方針を決めた。後半は南海で野村監督と出会い、阪神OBである江本孟紀参議院議員が講演、野村阪神の好調の秘密を解説した。《民主党ニュース》

【天皇皇后両陛下】オーストリア大統領迎え晩さん会

国賓として来日中のオーストリアのクレスティル大統領夫妻を歓迎する天皇、皇后両陛下主催の宮中晩さん会が2日夜、皇居・宮殿の「豊明殿」で開かれた。

大統領夫妻のほか、日本側から両陛下、皇太子ご夫妻ら皇族方、小渕恵三首相夫妻ら約150人が出席。宮内庁楽部が奏でるウィーンゆかりの音楽や雅楽などが流れる中、フランス料理を食べながら歓談した。《共同通信》

【この日の民主党】

介護保険実施についての政治家の「先送り発言」が活発化する中、民主党の菅直人代表は2日、自民党の小泉純一郎前厚相とともに厚生省に宮下厚相を訪ね、「従来の方針通り、4月から施行するよう」申し入れた。これを受け、宮下厚相は「2人の大臣経験者に来ていただき、とても心強い。私も予定通りに実施しなくてはならないと考えている」と力強く答えた。

介護保険制度は菅代表が厚相在任中に法案をまとめ、小泉前厚相のときに成立した制度。しかし最近、政府・自民党からしきりに先送り論が出ていることから、「同じ苦労をした仲間として」菅代表が小泉前厚相に呼びかけ、宮下厚相を激励することになった。

申し入れを終えた菅代表は、 1.女性の社会参加が進むなか、介護を家庭内にとどめるのはすでに限界②高齢社会を迎える時、介護保険制度は極めて重要なスキームのひとつ 2.厚相在任中に、同様の制度をスタートさせたドイツを視察したが、制度自体に異論を唱える声は全くなかった 3.改善点は実施して初めて出てくるものであり、スタートさせなければ正すべき点もわからない――などを挙げ、「仕組みそのものの骨格は変えずに、とにかくスタートさせることが大事」と述べた。

また、「選挙にプラスかマイナスか党利党略で、実施を先送りするようなことがあってはならない」と自民党内の動きを厳しく批判した。《民主党ニュース》



6月2日 その日のできごと(何の日)